口唇閉鎖機能が低下して舌の突出が優勢となる口腔周囲軟組織あるいは歯と顎の大きさの不調和により上下顎が前方に位置する、あるいは上下顎歯列弓(上下顎切歯)が唇側に傾斜しているもので、後者を歯槽性上下顎前突といいます。
上下顎前突について
なぜ上下顎前突に
なるのでしょうか?

上下顎前突を矯正する際の矯正方法について

上下顎切歯の十分な舌側移動によって、審美的、機能的障害を解消することが出来ます。
その為に上下顎左右の第一小白歯の抜去を行い得られた空隙を用いてマルチブラケット装置を用いる場合、得られた空隙を最大限に利用するために最大固定すなわち、顎外固定装置(フェイスボウタイプ、あるいはJフックタイプのヘッドギア)を併用することがあります。
場合によっては小白歯に加えて大臼歯の抜去を行うこともあります。
横顔を改善した症例
Case1
■上下顎左右側第一小臼歯抜歯を行い、アンカースクリューを用いて裏側矯正


主訴 | 横顔、E-lineが気になる |
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治療期間 | 2年8ヶ月 |
治療費 | ¥1,410,000 |
治療の リスク |
一時的な疼痛、違和感など |
Case2
■上下顎左右側第一小臼歯抜歯を行い、アンカースクリューを用いて裏側矯正


主訴 | 口ゴボ、前歯を下げたい |
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治療期間 | 2年3ヶ月 |
治療費 | ¥1,410,000 |
治療の リスク |
一時的な疼痛、違和感など |
Case3
■上下顎左右側第一小臼歯抜歯を行い、アンカースクリューを用いて裏側矯正


主訴 | 横顔が気になる、口元を下げたい |
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治療期間 | 3年 |
治療費 | ¥1,410,000 |
治療の リスク |
一時的な疼痛、違和感など |