2023.07.08
歯科衛生士の仕事内容とは?三大業務や歯科衛生士になる方法&魅力について
歯科医院で働く歯科衛生士は、具体的にどのような仕事をしているのでしょうか。 ・歯科衛生士の具体的な仕事内容とは? ・歯科衛生士になるには? ・歯科衛生士の就職先は? ・また歯科衛生士の魅力とは? これから歯科衛生士を目指す方はもちろん歯科衛生士という仕事に興味のある方のために仕事内容をまとめましたので、ぜひご覧ください。 歯科衛生士の三大業務とは 歯科衛生士の業務内容は大きく分けて3つです。 「歯科衛生士の三大業務」と呼ばれるほど、基本の業務内容となります。 歯科予防処置 歯科保健指導 歯科診療の補助 基本の業務内容について、内容を説明します。 歯科予防処置 歯科予防処置とは、虫歯や歯周病を防ぐための予防処置です。 歯垢(プラーク)や歯石といった口内の汚れを取り除いてクリーニングします。 セルフケアでは難しい部分まで定期的に歯科衛生士がケアをしてくれるので、歯のトラブルを防げるでしょう。 歯と歯茎の状態を確認し、歯周病の検査をするのも歯科衛生士の仕事です。 歯科保健指導 虫歯や歯周病の治療をした患者さんに歯ブラシや歯間ブラシの使い方を指導したり、食生活の指導をしたりするのが歯科保健指導です。 歯ブラシや歯間ブラシの使い方だけでなく、虫歯になってしまうメカニズムや健康への影響を説明する場合もあります。 虫歯や歯周病になる生活習慣を見直し、患者さんご本人に正しい口腔習慣を身に着けてもらうための指導です。 歯科保健指導は歯科医院内のみでなく、保育園や学校、高齢者施設などで行われる場合もあります。 歯科診療の補助 歯科医師の指示のもと、診療や治療の一部を補助するのも歯科衛生士の仕事です。 口の中に溜まった水分を取り除いたり、歯型をとったり、薬を塗ったりするなどの作業があります。 患者さんの口に直接触れられるのは、歯科医師以外には歯科衛生士のみです。 治療を受ける患者さんの心のケアをしつつ、適切な処置ができるようにするのも重要な仕事のひとつとなります。 歯科衛生士の仕事内容 歯科衛生士の仕事内容は、歯科医院全般の業務ではありません。 歯科医院では、歯科医師や歯科助手といった人も働いていますので、仕事内容の違いについてご説明します。 歯科衛生士がやってはいけない仕事 歯科助手との違い 歯科衛生士がやってはいけない仕事 歯科医院で行われる治療には「絶対的歯科医行為」と「相対的歯科医行為」があります。 絶対的歯科医行為とは歯科医師しか行えない医療行為で、歯科衛生士は対応できません。 相対的歯科医行為は、歯科医師の監視のもとで歯科衛生士が行える仕事となります。 絶対的歯科医行為とは 歯科医師のみが行える絶対的歯科医行為とは、以下のような業務になります。 抜歯する 神経を抜く 歯茎を切開する 歯を削る 被せ物を装着する 麻酔注射をする レントゲン撮影をする これらの行為は歯科医師の監視があったとしても、歯科衛生士は行えません。 相対的歯科医行為とは 歯科医師の監督下で歯科衛生士でも行える相対的歯科行為は、以下のような業務です。 歯石除去 ホワイトニング 表面麻酔の塗布 仮歯の装着 歯科助手との違い 歯科医院には歯科衛生士の他にも、「歯科助手」と呼ばれる方がいます。 歯科助手とは、受付や会計、歯科医師や歯科衛生士の補助をする役割の仕事です。 歯科衛生士との大きな違いとは、医療行為ができないという点になります。 歯科助手は特別な資格がなくても就ける仕事ですが、歯磨き指導も行ってはいけません。 歯科医師や歯科衛生士との連携、患者さんからの信頼が必要な立場です。 歯科衛生士になるには 歯科衛生士は国家資格が必要な仕事です。 そこで歯科衛生士になるには国家資格を取得する勉強から始めなくてはいけません。 歯科衛生士になるには、最低でも3年以上が必要で、国家試験に落ちてしまうとさらに時間はかかります。 歯科衛生士になるためのステップは、以下の通りです。 歯科衛生士養成機関で3年間勉強する 国家試験を受ける 歯科衛生士養成機関で3年間勉強する 厚生労働省に指定された専門学校や大学、短大といった歯科衛生士養成機関で、3年間専門スキルを学習します。 歯科衛生士の偏差値は35~53と幅がありますが、難易度はそこまで高くないといえるでしょう。 大学だと卒業までに4年間の時間がかかるので、早く資格を取得したい場合には専門学校を選ぶのがおすすめです。 これらの歯科衛生士養成機関を卒業しないと、国家試験受験の資格はありません。 国家試験を受ける 歯科衛生士養成機関を無事に合格すると、国家試験受験の権利が与えられます。 1年に1回国家試験が開催されており、合格率は95%前後と毎年高水準です。 3年間の勉強をきちんとしていれば、難易度はそこまで高くない試験といえそうですが、毎年数%の受験者は不合格となっていますので気を引き締めて試験に臨みましょう。 もし不合格になってしまったら1年後に再受験し、資格取得を目指します。 歯科衛生士の就職先 歯科衛生士の就職先にはいくつか選択肢がありますので、働きやすい職場を探してみましょう。 歯科医院 大学病院・総合病院 介護施設・福祉施設 保健センター・保健所などの行政機関 企業・学校 歯科医院 歯科衛生士の主な就職先となるのが、歯科医院です。 歯科医院は全国に6万件以上あります。 一般的な診療だけでなく、ホワイトニング専門やインプラント専門など特色のあるクリニックも少なくありません。 歯科医院では、歯石の除去やクリーニングが歯科衛生士の主な仕事内容となります。 歯科衛生士の基本的な業務となりますので、キャリアのために複数のクリニックを経験するという方もいます。 大学病院・総合病院 歯科医院からの紹介で来院する、難しい治療が必要な患者さんが集まる大学病院でも、歯科衛生士が活躍します。 大学病院では、外科的な処置が必要なケースも少なくありません。 歯科・口腔外科では歯科医師の補助業務が多くなるでしょう。 手術の補助をする場合には緊迫した状況での業務になりますが、その分やりがいも感じられるはずです。 歯科医師だけでなく、他の科の医師や看護師とのコミュニケーションも必要で、チーム医療としての規模も大きな職場となります。 介護施設・福祉施設 介護施設や福祉施設も歯科衛生士が必要な職場となります。 歯科衛生士は口腔ケアのスペシャリストとして、入れ歯の不具合や歯茎の不具合を確認します。 お年寄りは噛んだり飲み込んだりする力が弱くなっていますので、誤嚥性肺炎予防のケアや摂食嚥下のリハビリのための体操などの指導も必要です。 入居者1人1人にとって必要な口腔ケアを行い、食べる楽しみを感じてもらう大きな役割を担います。 歯科医院や大学病院では歯科医師との連携が重要ですが、介護施設・福祉施設では介護職員・看護師・理学療法士・栄養士といったメンバーとのチーム連携が重要になります。 保健センター・保健所などの行政機関 都道府県や市町村の保健センターや保健所のような、行政機関で仕事をする歯科衛生士もいます。 公務員で離職率も低く、人気のある就職先といえるでしょう。 保健所や保健センターで働く医療職には、歯科衛生士だけでなく、医師・看護師・薬剤師・理学療法士・作業療法士・言語聴覚士などがあります。 保健所や保健センターで働く歯科衛生士の主な仕事内容は、以下のような内容です。 乳幼児の歯科検診での歯磨き指導 妊婦検診での虫歯予防相談 保育園や小学校での歯磨き指導 高齢者の口腔診査 高齢者の訪問歯科診療 虫歯の予防やケアというよりも歯科検診などの内容が多く、市民のニーズに応えていくのが仕事となります。 企業への就職 全体の0.2%程度とかなり少ない割合ですが、企業に就職する歯科衛生士もいます。 自社製品の商品開発に携わったり、歯科衛生士としての経験を活かしてセミナー講師になったりという場合もあるようです。 ただし企業に就職するとなると、歯科衛生士としての技量だけでなくビジネスマナーやスキルも求められる可能性もあります。 歯科衛生士に向いている人 患者さんの口の健康を守る歯科衛生士に向いている人とは、どのような人なのでしょうか。 国家試験を受ける前に、本当に自分に向いている仕事なのかを考えておくといいでしょう。 向いている人の特徴は次の2つです。 上手にコミュニケーションがとれる人 手先が器用な人 それぞれについて解説します。 上手にコミュニケーションがとれる人 上手にコミュニケーションがとれる人は歯科衛生士に向いています。 歯磨き・虫歯になってしまうメカニズム・健康への影響の説明も、歯科衛生士の大事な仕事のひとつです。 患者さんにもいろいろな性格の人がいて、生活習慣やこだわりも個性があるものです。 患者さんが子供や高齢者の場合もありますので、多くの方にわかりやすく安心して治療を受けていただける雰囲気作りができるとよいでしょう。 また歯科衛生士は歯科医師や歯科助手、職場によっては他の科の医療チームとの連携も欠かせません。 いろいろな人と上手にコミュニケーションがとれる人が、歯科衛生士に向いているといえるでしょう。 手先が器用な人 手先が器用な人も歯科衛生士に向いています。 歯科衛生士は患者さんの口の中を触る仕事です。 歯石をとったりクリーニングをしたりと、細かい作業が多くなりますので手先が器用な人が向いているでしょう。 うっかりミスで怪我をさせることはできないため、集中力もあって丁寧に仕事ができる人が好まれます。 歯科衛生士の魅力 歯科衛生士の仕事は、国家資格を取得するまでに少なくとも3年の時間がかかります。 本当に歯科衛生士を目指すべきか、どんな魅力があるのか、気になる方もいるでしょう。 歯科衛生士の仕事の魅力には、このような項目があります。 国家資格なので一生働ける 残業が少ない 求人倍率が高いので仕事を選べる 結婚・出産後も復職しやすい キャリアアップも目指せる 歯科衛生士は国家資格なので、結婚や出産をしたとしても復職しやすく、一生働けます。 歯科医院は予約を受けて診察をしますので、残業がほとんどないのも魅力のひとつといえるでしょう。 歯科医院は全国に多くありますので求人倍率が高く、引っ越しや転職でも就職先が見つかりやすいというメリットもあります。 まとめ 歯科衛生士という仕事は、高齢化が進む現代において重要な職業です。 口腔機能の向上は健康寿命を延ばすともいわれています。 自分の歯を維持するという意味だけでなく、口腔状態を健康に保つのも重要でしょう。 歯科衛生士の主な仕事は、歯石や歯垢(プラーク)の除去やクリーニングとなります。 定期的なケアかもしれませんが、このケアが患者さんの笑顔につながっているため、とてもやりがいのある仕事です。 国家資格を取得すれば一生できる仕事で、求人倍率も高いという特徴があります。 将来性もある職業ですので、興味のある方は歯科衛生士を目指してみてはいかがでしょうか。
2023.06.20
見えない矯正方法とは?矯正装置が見えないメリットから矯正歯科を選ぶ際のポイントを紹介
この記事では「見えない矯正方法」について紹介していきます。 結論、見えない矯正方法は、マウスピース矯正やホワイトワイヤー矯正、裏側矯正などが挙げられます。 他にも「矯正装置が見えないメリット」や「見えない矯正の注意点」についても解説します。 また「矯正後の後戻り」について知りたい方は、こちらにて解説を行っておりますので、ぜひ確認してみてください。 矯正装置が見えないメリット 具体的に矯正装置が見えないメリットについては、主に以下が挙げられます。 見た目が気にならない 効果を実感しやすい それぞれのメリットについて紹介していきましょう。 見た目が気にならない 矯正装置が見えないため、見た目や第一印象に影響を及ぼしません。 実際に、営業職や接客業などの仕事をしている方は、見た目を気にしてしまいなかなか矯正治療に踏み切れない方も多くいます。 矯正治療は最低でも1年以上の期間が必要になるので、長期間矯正装置を着用してしまうことで見た目が悪くなってしまい、コンプレックスに感じてしまうのです。 このように、矯正治療を受けたいけど、なるべく日常生活への影響を抑えたいという方におすすめと言えるでしょう。 効果を実感しやすい 矯正装置が見えないと、歯並びの変化がわかりやすくなるので、効果を実感しやすいメリットが挙げられます。 また、万が一のトラブルが発生しても、見た目に悪影響を与えるリスクが少ないので、気軽に矯正治療を受けられます。 見えない矯正方法 具体的に見えない矯正方法については、以下が挙げられます。 マウスピース矯正 ホワイトワイヤー矯正 裏側矯正 コンビ矯正 セラミック矯正 それぞれの矯正方法について紹介してきましょう。 マウスピース矯正 マウスピース矯正とは、透明のマウスピースを着用して、歯列矯正を行う治療方法です。 マウスピースを着用していても目立たないので、人と接する機会が多い方でも安心して治療できるメリットが挙げられます。 他の矯正方法では、金属の矯正装置を使用している場合が多くありますが、金属を使用していないので金属アレルギーの心配がありません。 また、自由に取り外しが可能なので、食事や歯磨きは普段通り行える特徴が挙げられます。 ホワイトワイヤー矯正 ホワイトワイヤー矯正は、白く塗装されているブラケットとワイヤーを使用した矯正方法です。 一般的なワイヤー矯正では、金属が目立ってしまうので、見た目を気にしてしまう方が多くいるのも事実です。 しかし、治療途中で塗装が剥がれてしまい、矯正装置が目立ってしまうリスクがあるので、あらかじめ注意が必要と言えるでしょう。 裏側矯正 裏側矯正とは、歯の裏側にブラケットとワイヤーを取り付ける矯正方法です。 歯の表面のエナメル質が傷つきにくいので、虫歯や歯周病になってしまうリスクを少なくできます。 表面に比べて裏側は空気に触れにくく、乾燥しづらいので、虫歯菌や歯周病菌が繁殖しにくいというメリットがあります。 デメリットについては、矯正装置が舌に触れてしまうので、滑舌に悪影響を与えてしまう可能性がある点が挙げられます。 コンビ矯正 コンビ矯正とは、上側を裏側矯正で下側を表側矯正を行う治療方法です。 人によって個人差がありますが、ほとんどの場合は矯正装置が見えないので、見た目を気にする方でも、安心して治療を行えます。 全体を裏側矯正にするよりも、料金を安く抑えられるので、なるべく安く矯正を行いたいという方におすすめと言えるでしょう。 セラミック矯正 セラミック矯正とは、歯を削ってセラミックを被せ物として装着して、歯列矯正を行う治療方法です。 他の治療方法に比べて、セラミック矯正は自分の歯を動かす必要がないので、治療期間が短いというメリットが挙げられます。 矯正中の見た目が気にならないのはもちろん、痛みや違和感がないので、ストレスなく治療を行えます。 見えない矯正の注意点 具体的に見えない矯正の注意点については、以下が挙げられます。 治療できる歯科医院が限られる 料金が高い それぞれの注意点について紹介していきましょう。 治療できる歯科医院が限られる 見えない矯正は、一般的な矯正治療と比べて、高い技術が求められるので、治療できる歯科医院が限られてしまいます。 裏側矯正は専門学校や大学などでは教わることがなく、患者を治療していく中で身につけていく技術になので、すべての歯科医が治療できるとは限りません。 地方にある歯科医院では裏側矯正などの専門的な技術が必要になる矯正治療ができない可能性が高いので、あらかじめ確認をしておきましょう。 また、見えない矯正ができる歯科医院でも、実績が少ない場合には、治療が失敗してしまい、トラブルになってしまうリスクが高くなるので、なるべく実績が豊富な歯科医院を選びましょう。 料金が高い 見えない矯正は、一人ひとりの歯並びに合わせてオーダーメイドで矯正装置を作る必要があるので、料金が高いデメリットが挙げられます。 治療方法によって多少異なりますが、目立たない矯正は一般的な矯正治療に比べて1.5~2倍程度、割高に設定されているケースが多い傾向です。 治療途中で追加費用が掛かってしまう場合もあるので、金銭トラブルを防ぐためにも、事前に料金を確認しておきましょう。   矯正歯科を選ぶ際のポイント 具体的に矯正歯科を選ぶ際のポイントについては、以下が挙げられます。 料金が明確になっている 矯正歯科学会の認定医が在籍しているか 通いやすさ サポートが充実しているか それぞれのポイントについて紹介していきましょう。 料金が明確になっている 基本的に矯正治療は保険適用外になるので、明確な料金体制になっている矯正歯科を選ぶようにしましょう。 自由診療ということもあり、矯正歯科によって料金が大幅に異なる可能性があるため、金銭トラブルを防ぐ目的で、事前に確認をしておくのをおすすめします。 また、他の矯正歯科に比べて、料金が安く設定されていても、追加料金がかかってしまい、トータル料金が高くなってしまうリスクがあるので注意が必要です。 このように、費用が高額になって後悔してしまうのを予防するためにも、費用面をしっかりと説明してくれる矯正歯科を選ぶようにしましょう。 矯正歯科学会の認定医が在籍しているか 矯正治療は専門性の高い技術が必要になるので、矯正歯科学会の認定医が在籍しているかどうか確認しておきましょう。 矯正歯科学会の認定医とされている「矯正歯科専門開業医」は、日本矯正歯科学会が定める一定水準以上の技術を持っている歯科医を指します。 矯正治療は「鏡視下専門開業医」でなくても治療を行うことができます。 技術力が低い歯科医による治療でトラブルにならないよう、矯正歯科専門開業医が在籍している歯科医を選びましょう。 通いやすさ 矯正治療は定期的に矯正歯科に通う必要があるので、なるべく通いやすい矯正歯科を選ぶようにしましょう。 治療方法によって異なりますが、最低でも月1回のペースで通院する必要があり、期間は1~2年間ほどかかります。 万が一、矯正装置のトラブルや不具合が起きた場合でも、自宅や職場の近くにあるとすぐに診察をしてもらえるメリットも挙げられます。 また、予約の取りやすさで選ぶのも、ストレスなく通う上で重要になります。 自分のライフスタイルに合っている矯正歯科を選ぶと、途中で通わなくなってしまうリスクを少しでも減らせられます。 サポートが充実しているか 矯正治療中は、トラブルが起こりやすくなるので、治療中はもちろん、治療後のサポートが充実している矯正歯科を選ぶようにしましょう。 サポートが充実している矯正歯科は、口コミ・評判が高い特徴があるので、矯正歯科を選ぶ際には、事前に確認をしておきましょう。 サポートが充実している矯正歯科を選ぶと、追加費用が掛かってしまうリスクも減らせられます。 目立たない矯正なら表参道AK歯科がおすすめ! 出典:表参道AK歯科 項目 内容 住所 〒150-0001 東京都渋谷区神宮前5丁目50-6サクセス青山3F アクセス 表参道駅徒歩3分、渋谷駅徒歩5分 電話番号 03-6452-6405 診療時間 【月・火・水・金】 12:30〜16:00 17:00〜20:30 【土・日】 9:30〜12:30 13:30〜17:30 【休診日】 第1・3・5日曜、第2・4月曜、木曜日 診療内容 表側矯正・裏側矯正・部分矯正・マウスピース矯正・ハーフリンガル・インプラント矯正・小児矯正・ホワイトニング・インプラント・セラミック矯正・セラミック治療・ラミネートベニア・ダイレクトボンディング・ガミースマイル・虫歯治療・歯周病・小児歯科・親知らず・入れ歯・口腔外科 料金 【表側矯正】 部分:上顎or下顎 ¥440,000 上下顎 +¥165,000 全体:上顎or下顎 ¥880,000 上下顎 +¥220,000 スピード矯正(カリエール併用) +¥165,000 ハイブリット矯正(マウスピース併用) +¥165,000 クリアブラケット +¥55,000 【裏側矯正】 部分:上顎or下顎 ¥495,000 上下顎 +¥165,000 全体:上顎or下顎 ¥1,100,000 上下顎 +¥330,000 スピード矯正(カリエール併用) +¥165,000 ハイブリット矯正(マウスピース併用) +¥165,000 表参道AK歯科の特徴については、以下が挙げられます。 正確な治療を行う設備が充実している 幅広い症例の歯並び改善が可能 完全個室で治療を受けられる それぞれの特徴について紹介しましょう。 正確な治療を行う設備が充実している 表参道AK歯科は、正確な治療を行うための設備が充実しています。 3次元の立体画像で骨の状態が正確に撮影できる歯科用CTを利用すれば、精密な矯正治療を行えます。 また、事前に治療のシュミレーションができる口腔内スキャナーの設備も導入しているので、最適な治療方法を選定することにも役立ちます。 幅広い症例の歯並び改善が可能 表参道AK歯科は、実績が豊富なので幅広い症例の歯並び改善が可能です。 透明なマウスピース矯正はもちろん、裏側矯正やホワイトワイヤー矯正などの治療ができます。 また、ウリアブラケットなどの目立ちにくい矯正装置も多く取り扱っているので、要望に合わせた治療ができるメリットが挙げられます。 完全個室で治療を受けられる 完全個室で治療を受けられるので、他の患者の目が気になる方でも、安心して通えるメリットが挙げられます。 使用しているすべての器具は、消毒・減菌を行っているので、常に清潔な環境で治療を受けるのが可能です。 歯科医師やスタッフなども丁寧な対応を行っているので、はじめて矯正治療を受ける方にもおすすめと言えるでしょう。 見えない矯正で歯並びを改善しよう! 今回は、見えない矯正について知りたい方に向けて、矯正装置が見えないメリットや見えない矯正の注意点を紹介しました。 見えない矯正方法については、以下が挙げられます。 マウスピース矯正 ホワイトワイヤー矯正 裏側矯正 コンビ矯正 セラミック矯正 また、矯正歯科を選ぶ際のポイントを把握しておくと、理想の歯並びに近づけることにもつながります。 今回の記事を参考に、見えない矯正で歯並びを改善してみてください。
2023.06.18
矯正後の後戻りを予防するポイントとは?後戻りの原因や再治療方法についても解説
矯正後の後戻りを予防するポイントについて知りたいと悩んでいませんか? この記事では「矯正後の後戻りを予防するポイント」について紹介していきます。 結論、矯正後の後戻りを防ぐポイントは、リテーナーを使用したり、態癖の改善、後戻りの早期発見などが挙げられます。 他にも「矯正後の後戻りの原因」や「後戻りによる再治療方法」についても解説します。 ぜひこの記事を参考に、矯正後の後戻りを予防してみてください。 また「八重歯の矯正方法」について知りたい方は、こちらにて解説を行っておりますので、ぜひ確認してみてください。 矯正後の後戻りの原因 矯正後の後戻りの原因については、主に以下が挙げられます。 不十分な矯正治療 遺伝的な原因 歯並びに影響する癖 保定が不十分 それぞれの原因について紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。 不十分な矯正治療 矯正を受けた歯科医師の技術レベルが低かったり、治療スケジュールの期間が短すぎたりなど、不十分な矯正治療を受けてしまうと、矯正後の後戻りの原因になります。 歯列矯正の治療を受ける際には、日本矯正歯科学会または認定医が在籍している歯科医院を選ぶようしましょう。 また、どんなに技術力が高い歯科医から矯正治療を受けても、自己判断で矯正装置を外してしまうと、後戻りの原因になるので、あらかじめ注意が必要です。 遺伝的な原因 遺伝的な要素によって矯正後に後戻りしてしまう可能性があります。 具体的に遺伝的な原因については、以下のとおりです。 上下の顎のズレ 顎と歯の不調和 それぞれの項目について紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。 上下の顎のズレ 骨格的な要因によって、上下の顎のズレがあると、矯正後に後戻りしてしまうリスクが高くなります。 上下の顎のズレがあると、矯正治療を行っても、無理やり歯を矯正している状態になるので、外科的処置などの根本的な治療を行わないと後戻りしてしまう可能性が高くなります。 成人になってから顎のズレを治すのは難しくなりますが、子供の成長期から早期治療を行えば、上下の顎のズレを改善することが可能です。 このように、子供の頃から少しでも異常を感じたら、歯科医院で診てもらうようにしましょう。 顎と歯の不調和 顎の大きさと歯の大きさが合っていないのも矯正後に後戻りしてしまう原因となります。 歯が大きくて顎が小さい場合には、矯正治療などで顎の大きさを広げることができますが、大きく広げるのは限界があります。 また、顎と歯の大きさのバランスが取れているのがもっとも重要になるので、抜歯をしてしまうと逆に噛み合わせが悪くなってしまうので、あらかじめ注意が必要です。 歯並びに影響する癖 歯並びは日々の習慣から影響を受けるので、矯正治療後に同じような癖を行ってしまうと後戻りしてしまうリスクが高くなります。 具体的に歯並びに影響する癖については、以下が挙げられます。 口呼吸 頬杖 舌癖 噛みしめ癖 咬爪癖 低位舌 偏咀嚼癖 上記のような癖がある場合には、歯科医院で癖の指導やMFT(筋機能療法)などを受けるようにしましょう。 保定が不十分 矯正治療後の保定が不十分だと、後戻りがしやすくなる原因になります。 矯正治療が終了し、一見歯並びは良くなっていても、実際には歯が周囲の歯茎や骨と馴染んでいない状態になるので、歯並びが安定していない状態になります。 そのため、治療直後は特に後戻りすやすい状態なのです。 保定装置には、固定式と取り外し式がありますが、取り外し式の方がストレスなく装着できますが、指示された用法を守る必要があります。 矯正後の後戻りを予防するポイント 矯正後の後戻りを予防するポイントについては、以下が挙げられます。 リテーナーを使用する 態癖の改善 後戻りの早期対応 歯周病の予防を行う 後戻りしにくい治療計画 それぞれの項目について紹介していきましょう。 リテーナーを使用する 矯正後の歯並びを安定させて維持させるリテーナー(保定装置)を装着すれば、矯正後の後戻りを予防できます。 実際に、矯正治療によってきれいな歯並びになっても、リテーナーの装着を疎かにしてしまって、後戻りしてしまうケースも多く見られます。 歯科医院によって異なりますが、リテーナーは裏側装置とマウスピースを採用している歯科医院が多い傾向です。 また、リテーナーでマウスピースを使用する際には、装着の自己管理が必要になるので、あらかじめ注意が必要です。 態癖の改善 歯並びに悪影響を与えてしまう態癖を改善することも後戻り予防において重要です。 舌の癖や唇の巻き込みなど普段無意識に行っている場合には、継続的に力が掛かってしまい、綺麗にした歯も動いてしまうリスクが高くなります。 態癖がある方は、矯正治療中に改善を心掛けましょう。 後戻りの早期対応 矯正後の後戻りを予防するには、矯正後に歯並びですぐに異変を感じたらすぐに担当の歯科医院で診てもらうなどの早期対応を行うことも重要です。 例として、矯正治療後に歯の隙間に物が挟まりやすくなったなどが症状が現れた場合には、後戻りしている可能性があります。 しかし、後戻りしているからと言って、再度矯正治療を行う必要がなく、早期治療であればリテーナーを装着すれば後戻りが改善されます。 歯周病の予防を行う 歯周病になってしまうと、歯を支えている骨を溶かしてしまい、歯が動きやすくなり、後戻りしやすくなるリスクが高くなります。 また、歯周病が進行してしまうと、周辺の歯にも悪影響を与えてしまうので、早期治療が重要になります。 強制終了後は、セルフケアを入念に行うのはもちろん、定期検診を受けて、歯周病にならないように予防を行いましょう。 後戻りしにくい治療計画 矯正後の後戻りは、治療計画によってリスクが大きく異なります。 歯を移動する量が大きいほど元に戻ろうとする力が強く働くので、後戻りしてしまうリスクが高くなります。 抜歯矯正を行なった場合には、歯が元に戻ろうとする反動力が大きくなるので、しっかりとした治療計画を作成する必要があります。 このように、後戻りを予防するには、いきなり歯を移動させようとせずに、少しずつ歯を動かす治療計画がおすすめと言えるでしょう。 後戻りによる再治療方法 具体的に後戻りによる再治療方法については、以下が挙げられます。 マウスピース矯正 表側矯正 裏側矯正 部分矯正 それぞれの再治療方法について紹介しましょう。 マウスピース矯正 マウスピース矯正とは、薄く透明に作られた専用のマウスピースを使用して歯の矯正を行う治療方法です。 透明なマウスピースを着用しているので、歯列矯正をしているのを周りに気づかれる心配はありません。 自分で着脱が可能で、歯磨きや食事の際に取り外しができるので、歯磨きがしやすく食事制限もないというメリットが挙げられます。 痛みに弱い方でも、他の矯正方法に比べても痛みが少ない特徴も挙げられます。 表側矯正 表側矯正は、歯の表面にブラケットとワイヤーを取り付けて、歯の矯正を行う治療方法です。 基本的に動かす部分に制限がないので、幅広い症状に適応できるメリットが挙げられます。 矯正装置が舌に触れていないので、違和感が少なく、発音がしづらいなどのデメリットがないのも特徴です。 しかし、矯正装置が歯の表面に見えてしまうので、見た目を気にしている方には向いていないと言えるでしょう。 裏側矯正 裏側矯正は、歯の裏側にブラケットとワイヤーを付けて歯の矯正を行う治療方法です。 裏側矯正の一番のメリットは、矯正装置が他の人から見えないので、見た目に悪影響がない点です。 また、歯の裏側は常に唾液があり、乾燥しづらいので、虫歯や歯周病になりにくい特徴も挙げられます。 部分矯正 部分矯正とは、前歯など一部分のみ歯並びを矯正できる治療方法です。 気になる部分だけの治療なので、費用が安かったり治療期間が短いなどのメリットが挙げられます。 矯正装置が一部分しか付いていないので、歯磨きや食事の際のストレスが少ない特徴もあります。 デメリットについては、簡単な症例のみしか適応されないので、事前に担当歯科医に確認をしておきましょう。 矯正後に後戻りしてしまった際の注意点 矯正後に後戻りしてしまった際の注意点については、後戻りをしても自力で治そうとしないように注意が必要です。 矯正治療は、他の歯との咬み合わせがあるので、繊細な作業が必要にあるので、自力で治そうとすると、逆に歯並びが悪くなってしまうリスクが高くなります。 最悪の場合には、一部の歯に負担がかかりすぎてしまい、歯の神経が死んでしまう可能性があります。 マウスピース矯正後に後戻りしてしまった方で、使用済みのマウスピースを使用してしまうと、逆に歯並びがガタガタになってしまうリスクがあるので、歯科医院で診てもらうようにしましょう。 矯正治療は表参道AK歯科がおすすめ! 出典:表参道AK歯科 項目 内容 住所 〒150-0001 東京都渋谷区神宮前5丁目50-6サクセス青山3F アクセス 表参道駅徒歩3分、渋谷駅徒歩5分 電話番号 03-6452-6405 診療時間 【月・火・水・金】 12:30〜16:00 17:00〜20:30 【土・日】 9:30〜12:30 13:30〜17:30 【休診日】 第1・3・5日曜、第2・4月曜、木曜日 診療内容 表側矯正・裏側矯正・部分矯正・マウスピース矯正・ハーフリンガル・インプラント矯正・小児矯正・ホワイトニング・インプラント・セラミック矯正・セラミック治療・ラミネートベニア・ダイレクトボンディング・ガミースマイル・虫歯治療・歯周病・小児歯科・親知らず・入れ歯・口腔外科 料金 【表側矯正】 部分:上顎or下顎 ¥440,000 上下顎 +¥165,000 全体:上顎or下顎 ¥880,000 上下顎 +¥220,000 スピード矯正(カリエール併用) +¥165,000 ハイブリット矯正(マウスピース併用) +¥165,000 クリアブラケット +¥55,000 【裏側矯正】 部分:上顎or下顎 ¥495,000 上下顎 +¥165,000 全体:上顎or下顎 ¥1,100,000 上下顎 +¥330,000 スピード矯正(カリエール併用) +¥165,000 ハイブリット矯正(マウスピース併用) +¥165,000 表参道AK歯科は、幅広い症例の歯並び改善が可能な人気の歯科医院です。 他院で矯正治療を受けて、後戻りで失敗してしまった場合でも、精密に診断を行い、最適な治療方法の提案を受けることが可能です。 はじめて矯正治療を受ける方でも、分かりやすい説明としっかりとしたコミュニケーションを行っているので、安心して治療を受けられるメリットが挙げられます。 表参道AK歯科の口コミ・評判 矯正をする為、下の親知らずを2本抜きました。抜歯をするのは初めてで多少の不安はありましたが、しっかり説明もしてくれて、施術中には、途中途中声もかけていただいて、1本抜くのに30分もかからなかったです!塗る麻酔もしていただいて、痛みもなく抜いた後も痛みや腫れることは無かったです☆ 糸取りも2分もしないで終わってとても、スムーズで満足のいく歯医者さんです! 引用元:GoogleMap   親不知の抜歯をお願いしました。 治療が的確だし、スピーディだし、痛みもなく、安心して完了しました。 夜遅くまでやっていることも有り難かったです。 引用元:GoogleMap   今月オープンしたばかりで内装がとても綺麗で清潔感があります。 先生も気さくで親しみやすく、 丁寧に話を聞いてくださる方だったので安心しました 引用元:GoogleMap   矯正後の後戻りを予防しよう! 今回は、矯正後の後戻りについて知りたい方に向けて、矯正後の後戻りの原因や後戻りによる再治療方法を紹介しました。 矯正後の後戻りを予防するポイントについては、以下が挙げられます。 リテーナーを使用する 態癖の改善 後戻りの早期対応 歯周病の予防を行う 後戻りしにくい治療計画 今回の記事を参考に、矯正後の後戻りを予防していきましょう。  
2023.06.16
アンカースクリューとは?アンカースクリューのメリット・デメリットや施術方法について徹底解説
この記事では「アンカースクリューとは?」について紹介していきます。 結論、アンカースクリューとは、チタン合金からなる矯正治療専用に開発された小さなネジを顎の骨に植え込み、固定源として歯を動かしてく治療方法を指します。 他にも「アンカースクリューのメリット・デメリット」や「アンカースクリューの注意点」についても解説します。 また「八重歯を矯正する方法」について知りたい方は、こちらにて解説を行っておりますので、ぜひ確認してみてください。 アンカースクリューとは? アンカースクリューとは、チタン合金からなる矯正治療専用に開発された小さなネジを指します。 顎の骨に植え込み、固定源として歯を動かしていく治療を行います。 従来では難しかった歯の動きが可能になり、歯並びが複雑な状態でも治療を行える特徴が挙げられます。 また、24時間常に同じ力で矯正ができるので、精度の高い治療結果が期待できます。 アンカースクリューのメリット アンカースクリューのメリットについては、主に以下が挙げられます。 抜歯をする可能性が低くなる 好きな方向に移動できる 短期間で歯を動かせる 外科手術なしで矯正が可能 それぞれのメリットについて紹介していきましょう。 抜歯をする可能性が低くなる 歯並び状態によって異なりますが、歯科矯正を行う際には抜歯が必要になるケースが多くありますが、アンカースクリューを使えば抜歯をする必要がなくなります。 抜歯は健康的な歯を抜いてしまい、患者にとって大きな負担になってしまうのも事実です。 アンカースクリューは、思い通りの方向に動かせたり、しっかりと歯を固定できるので、抜歯せずにスペースを作り出しやすくなるメリットが挙げられます。 特に極端に歯列が乱れている方は、アンカースクリューを使用した治療を行えば、負担が少なく治療を行えます。 好きな方向に移動できる アンカースクリューを使用すれば、それぞれの歯を好きな方向に移動できるメリットが挙げられます。 基本的に歯は空いているスペースに向かって動いてしまいますが、アンカースクリューを使用すればその動きを止めることが可能です。 歯1本1本に対して適切にアプローチできるので、理想的な歯並びを実現しやすくなります。 短期間で歯を動かせる アンカースクリューを使用すれば、マウスピース矯正やワイヤー矯正に比べて短期間で歯を動かせるメリットが挙げられます。 基本的に歯列矯正では奥歯を固定源にして歯の移動を行いますが、アンカースクリューを使用すれば固定源を増やして、引っ張る力を強くすることが可能です。 また、引っ張る力の微調整ができるので、歯に負担をかけずに治療を行えるメリットも挙げられます。 このように、できるだけ短時間で歯並びを治したいと思っている方にもアンカースクリューはおすすめと言えるでしょう。 外科手術なしで矯正が可能 アンカースクリューを使用すれば、今まで外科手術が必要だった歯並び状態でも、外科手術なしでも矯正が可能になるメリットが挙げられます。 外科手術を行ってしまうと、患者に大きな負担をかけてしまうのはもちろん、感染症にかかってしまったり治療期間が長くなってしまうなどのリスクが多くなってしまいます。 高齢者の場合だと、外科手術を行ってしまうと、体に大きな負担をかけてしまうので、治療ができないケースがありますが、アンカースクリューであれば負担を最小限に抑えられます。 しかし、歯並びの状態によっては外科手術が必要になるケースがあるので、あらかじめ歯科医師に相談しておきましょう。 アンカースクリューのデメリット アンカースクリューのデメリットについても把握しておきましょう。 具体的にアンカースクリューのデメリットについては、以下が挙げられます。 治療中に抜けてしまう可能性がある 腫れや痛みがでてしまう 歯根へダメージを与えてしまうリスクがある それぞれのデメリットについて紹介していきます。 治療中に抜けてしまう可能性がある アンカースクリューを使用した矯正治療を行うと、治療途中にアンカースクリューが抜けてしまうリスクがあるので注意が必要です。 アンカースクリューが抜けてしまう原因については、顎の骨が柔らかかったり薄かったり、口内環境が悪いなどの理由が挙げられます。 万が一、治療中にアンカースクリューが外れてしまったら、再度埋め込みをすれば問題なく治療を継続できます。 しかし、何度も治療中に外れてしまう方は、別の治療方法を検討することをおすすめします。 腫れや痛みがでてしまう アンカースクリューの埋め込み直後は、腫れや痛みが出てしまうデメリットが挙げられます。 状態によって異なりますが、腫れや痛みは2〜3日程度で治ります。 痛みに弱い方であれば、痛み止めを飲むようにしましょう。 腫れや痛みを感じていても、出血や神経を傷つけてしまう心配はないため、アンカースクリューは安心して治療を受けられます。 歯根へダメージを与えてしまうリスクがある アンカースクリューを埋め込んでしまうと、歯根へダメージを与えてしまうリスクがあります。 アンカースクリューは歯根同士の間に埋め込むため、高い技術が必要になるので、治療経験が少ない歯科医院だと、歯根へダメージを与えてしまう可能性が高くなるので注意が必要です。 歯根へのダメージを最小限に抑えたければ、アンカースクリューの経験豊富な歯科医院を選びましょう。 また、歯科用3次元のレントゲン写真CTを採用している歯科医院であれば、歯根位置の詳細を把握できるので、歯根へのダメージを最小限に抑えられます。 アンカースクリューを用いた矯正治療が必要な症状 アンカースクリューを用いた矯正治療が必要な症状を把握しておきましょう。 具体的にアンカースクリューを用いた矯正治療が必要な症状については、以下が挙げられます。 出っ歯 ガミースマイル 奥歯の移動 それぞれの症状について紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。 出っ歯 出っ歯とは、上の前歯が下の前歯よりも前に突き出てしまっている歯並びを指します。 軽度の出っ歯であればアンカースクリューを使用せずに治療を行えますが、重度の出っ歯になってしまうと、アンカースクリューを使用して、強い力で前歯を後方に下げる必要があります。 実際に、重度の出っ歯をアンカースクリューを使用せずに治療してしまうと、固定源の奥歯が前歯に引っ張られてしまい、結果的に前歯の下がる量が減ってしまうというケースが多く見られます。 このように、アンカースクリューを使用すれば、固定源が安定して、前歯を後方に下げる量を調整しやすくなります。 ガミースマイル ガミースマイルは、笑った時に歯茎が見えすぎてしまう状態を指します。 ガミースマイルの治療方法としては、上の前歯を歯茎の向きに引っ張り上げる必要があり、アンカースクリューを使用すれば効率よく力をかけることが可能です。 また、アンカースクリューは左右にも力を加えられるので、重度のガミースマイルでも治療を行えるメリットが挙げられます。 奥歯の移動 奥歯を移動したい際に、アンカースクリューを固定源にすれば、奥歯を上下左右好きな方向に移動が可能です。 従来の治療方法では、奥歯を移動させるには、抜歯を行うのはもちろん、奥歯を移動させる固定源が無いので、思わぬ方向に奥歯が移動してしまうリスクがあったのも事実です。 奥歯を移動できれば、重度の開咬や受け口などの治療もできるメリットが挙げられます。 しかし、歯を移動させたい方向にアンカースクリューを固定する骨がなければ歯を移動させることは難しいので、事前に精密な検査が必要になります。 アンカースクリューの施術方法 アンカースクリューの施術方法については、歯科医院によって多少異なります。 多くの場合、以下のような流れで行われるのが一般的です。 CT撮影・レントゲン 局所麻酔 歯科矯正用アンカースクリューの設置 矯正治療開始 歯科矯正用アンカースクリューの撤去 上記のように、最初にCT撮影とレントゲンを行い、アンカースクリューを設置する位置の確認を行います。 実際にアンカースクリューを設置する時間については、歯並びの状態によって異なりますが、15〜45分になるケースが多いです。 アンカースクリューの撤去を行う際には、痛みが心配な方は局所麻酔を行いますが、基本的には麻酔なしで外すことができ、1週間程度で歯茎の穴は元の状態に戻ります。 アンカースクリューの注意点 アンカースクリューの注意点については、以下が挙げられます。 食べ物に注意する 口腔内を清潔にする それぞれの注意点について紹介していきましょう。 食べ物に注意する アンカースクリューを使用して矯正治療を行っている際には、粘着性のあるガムやグミなどの食べ物には注意が必要です。 粘着性のある食べ物を食べてしまうと、アンカースクリューが引っ張られてしまい、抜けてしまうリスクが高くなります。 また、煎餅などの固い食べ物についても、アンカースクリューに負荷をかけてしまう可能性があるので、控えるようにしましょう。 口腔内を清潔にする アンカースクリューを使用している際には、いつも以上に口腔内を清潔にするようにしましょう。 口腔内に汚れがひどい状態だと、アンカースクリューが埋め込んでいる歯茎から、細菌感染を引き起こしてしまい、アンカースクリューが抜けてしまうリスクがあります。 アンカースクリュー周辺は、食べかすなどが残りやすくなるので、丁寧にブラッシングをするようにしましょう。 アンカースクリューなら表参道AK歯科がおすすめ! 出典:表参道AK歯科 項目 内容 住所 〒150-0001 東京都渋谷区神宮前5丁目50-6サクセス青山3F アクセス 表参道駅徒歩3分、渋谷駅徒歩5分 電話番号 03-6452-6405 診療時間 【月・火・水・金】 12:30〜16:00 17:00〜20:30 【土・日】 9:30〜12:30 13:30〜17:30 【休診日】 第1・3・5日曜、第2・4月曜、木曜日 診療内容 表側矯正・裏側矯正・部分矯正・マウスピース矯正・ハーフリンガル・インプラント矯正・小児矯正・ホワイトニング・インプラント・セラミック矯正・セラミック治療・ラミネートベニア・ダイレクトボンディング・ガミースマイル・虫歯治療・歯周病・小児歯科・親知らず・入れ歯・口腔外科 料金 【アンカースクリュー】 1本:5,000円〜35,000円 【表側矯正】 部分:上顎or下顎 ¥440,000 上下顎 +¥165,000 全体:上顎or下顎 ¥880,000 上下顎 +¥220,000 スピード矯正(カリエール併用) +¥165,000 ハイブリット矯正(マウスピース併用) +¥165,000 クリアブラケット +¥55,000 【裏側矯正】 部分:上顎or下顎 ¥495,000 上下顎 +¥165,000 全体:上顎or下顎 ¥1,100,000 上下顎 +¥330,000 スピード矯正(カリエール併用) +¥165,000 ハイブリット矯正(マウスピース併用) +¥165,000 表参道AK歯科は、実績が豊富な歯科医院で、一人ひとりの歯並びや歯の形、噛み合わせに最適な治療の提案を行っている歯科医院です。 在籍している歯科医師や歯科衛生士は高い技術を持っているのはもちろん、患者の気遣いや心配りをしっかりと行っているので、安心して通えられます。 アンカースクリューの料金については、場所によって料金が大きく異なるので、少しでも気になる方は相談してみることをおすすめします。 アンカースクリューについて理解を深めよう! 今回は、アンカースクリューについて知りたい方に向けて、アンカースクリューのメリット・デメリットやアンカースクリューの注意点を紹介しました。 アンカースクリューのメリットについては、主に以下が挙げられます。 抜歯をする可能性が低くなる 好きな方向に移動できる 短期間で歯を動かせる 外科手術なしで矯正が可能 また、アンカースクリューのデメリットについて把握しておくと、治療前後のギャップを減らすことにもつながります。 今回の記事を参考に、表参道AK歯科で矯正治療を受けてみてはいかがでしょうか。
2023.06.14
八重歯を矯正する方法とは?八重歯の原因や矯正するメリットについても徹底解説
この記事では「八重歯を矯正する方法」について紹介していきます。 結論、八重歯を矯正する方法については、マウスピース矯正、裏側矯正、ホワイトワイヤー矯正、ワイヤー矯正が挙げられます。 他にも「八重歯を矯正するメリット」や「八重歯を抜歯した方がいいケース」についても解説します。 ぜひこの記事を参考に、八重歯を矯正する方法について理解を深めてみてください。 また「アンカースクリューとは?」について知りたい方は、こちらにて解説を行っておりますので、ぜひ確認してみてください。 八重歯の原因 八重歯とは、叢生(そうせい)と呼ばれる不正咬合の一種で、審美的や噛み合わせ的に悪い歯並びを指します。 具体的に八重歯の原因については、主に以下2つが挙げられます。 乳歯が早く抜けてしまう 歯と顎の大きさ それぞれの原因について紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。 乳歯が早く抜けてしまう 乳歯が早く抜けてしまうと、奥歯の永久歯が前側に移動して生えてくる可能性が高くなるので、八重歯の原因とされています。 基本的に、永久歯の犬歯は一番最後に生えてくる特徴があります。 また、犬歯の位置に生えてくる乳歯が抜けるのが遅くなってしまうと、永久歯の犬歯が八重歯になってしまうリスクが高くなります。 このように、乳歯によって八重歯ができるリスクが高くなってしまうので、八重歯を予防したい場合は、小さい頃から注意深く観察するようにしましょう。 歯と顎の大きさ 歯と顎の大きさによっても八重歯ができるリスクが高くなります。 顎が小さいと、永久歯が全て並んで生えるスペースがなくなってしまい、八重歯になってしまうケースが多く挙げられます。 顎のサイズが一般的でも、歯のサイズが大きいと全ての歯が並んで生えるスペースがなくなってしまうので、八重歯ができやすくなります。 また、普段から柔らかいものばかり食べていると、顎が未発達になりやすくなるので、普段からよく噛んで食べるようにしましょう。 八重歯を放置するリスク 八重歯を放置するリスクについては、主に以下が挙げられます。 虫歯や歯周病になりやすくなる 奥歯に大きな負担がかかる それぞれのリスクについて紹介していきましょう。 虫歯や歯周病になりやすくなる 八重歯になってしまうと、歯並びが重なってしまい、食べかすや歯垢が残りやすくなり、虫歯や歯周病になりやすくなるリスクが高くなります。 普段から丁寧にブラッシングするのはもちろん、デンタルフロスなどを使用して、入念に歯間ケアを行うのが重要です。 八重歯の状態によっては、噛み合わせのバランスが悪くなってしまい、歯周病と似たような症状の「咬合性外傷」が起こりやすくなるので注意が必要です。 奥歯に大きな負担がかかる 八重歯になってしまうと、上下の犬歯が上手に噛み合わなくなってしまうので、奥歯に大きな負担がかかってしまいます。 犬歯は噛み合わせを行う上で重要な役割を持っており、歯列全体にかかる負担を分散させることが可能です。 また、八重歯の状態が続いてしまうと、歯がすり減ってしまったり割れてしまうなどのリスクが高くなり、最悪の場合には顎関節症などの症状が出てしまう可能性もあります。 八重歯を矯正するメリット 八重歯を矯正するメリットについては、以下が挙げられます。 口元全体の見た目が改善する 噛み合わせが改善する 肩こりや頭痛が改善する それぞれのメリットについて紹介していきます。 口元全体の見た目が改善する 八重歯を矯正すると、口元全体の見た目が改善されます。 実際に、八重歯になっている方は、歯並びがコンプレックスになってしまい、口元を隠してしまうケースが多くみられます。 また、口を閉じている状態でも、八重歯は外側に飛び出しているので、口元が膨らんでしまい、見た目が悪くなってしまいます。 このように、八重歯を矯正すれば、歯並びはもちろん、口元の膨らみを改善できて、美しい顔のラインが実現可能です。 噛み合わせが改善する 八重歯を矯正すると、噛み合わせが改善されて、食べ物をしっかりと噛めれるメリットが挙げられます。 食べ物がしっかりと噛めない状態だと、咀嚼が不十分になり胃に負担をかけてしまい、消化不良を引き起こしてしまうリスクが高くなります。 しっかりと噛むことができれば、口周りの筋肉を鍛えることにもつながるので、口元全体のシルエット改善にも効果的に働きます。 肩こりや頭痛が改善する 八重歯を矯正すると、全身のバランスが整って、肩こりや頭痛が改善することが可能です。 噛み合わせの状態が悪いと、側頭筋に負担がかかってしまい、血液の流れが悪くなって肩こりや頭痛の原因にもなります。 また、最初は少しの噛み合わせが悪い状態でも、噛みやすい方ばかりで噛んでいると、体の重心の位置がズレてしまい、全身が歪んでしまうリスクが高くなります。 肩こりや頭痛に悩んでいる方は、なるべく早く八重歯を矯正することをおすすめします。 八重歯を矯正する方法 八重歯を矯正する方法について把握しておきましょう。 具体的に八重歯を矯正する方法については、以下が挙げられます。 マウスピース矯正 ワイヤー矯正 裏側矯正 ホワイトワイヤー矯正 それぞれの矯正方法について紹介していきますので、これから八重歯を矯正したいと思っている方は、ぜひ参考にしてみてください。 マウスピース矯正 マウスピース矯正は、取り外し式の透明のマウスピースを着用して、八重歯などの歯並びを治します。 透明で目立ちにくいので、マウスピースを装着してもほとんど気付かれることはありません。 他の矯正方法と比較して、虫歯や歯周病になったり、痛みが強く出てしまうなどの治療中のトラブルが少ないメリットが挙げられます。 食事や歯磨きの際には、取り外すことができるので、日常生活への支障なく八重歯の矯正ができます。 しかし、八重歯の状態によっては適応できない症例があるので、あらかじめ確認しておきましょう。 ワイヤー矯正 ワイヤー矯正とは、歯にブラケットと呼ばれる装置を装着して、ブラケットにワイヤーを装着して歯の矯正を行う治療方法です。 歯列矯正方法の中でもっとも多くの医院で行われている実績があります。 他の矯正方法よりも適応範囲が広く、出っ歯やすきっ歯、受け口などさまざまな症状にも対応できるメリットが挙げられます。 一部分のみ歯並びを治したい場合でも、ワイヤー矯正でも治療を行うことが可能です。 裏側矯正 裏側矯正は、歯の裏側にブラケットを装着して歯の矯正を行う治療方法です。 矯正装置が目立たないので、接客業や営業職などの見た目を気にする方におすすめの治療方法と言えるでしょう。 口元にものが当たった際でも、矯正装置で口腔内に傷がついてしまうリスクを減らせられます。 しかし、発音に影響を及ぼしやすかったり、ワイヤー矯正に比べて治療期間が長くなってしまうデメリットがあるので、あらかじめ注意が必要です。 ホワイトワイヤー矯正 ホワイトワイヤー矯正は、白い塗装または白い金属のブラケットやワイヤーの矯正装置を着用する治療方法です。 従来のワイヤー矯正のようにギラギラと光らないので、目立ちにくいメリットが挙げられます。 ワイヤー矯正と同様にさまざまな症状に対応しています。 しかし、治療途中で塗装が剥げてしまって、矯正装置が目立ってしまうケースもあるので注意が必要です。 八重歯を抜歯した方がいいケース 八重歯になりやすい犬歯は噛み合わせをする上で非常に重要な役割を持っているので、基本的に八重歯を抜歯するのは避けるようにしましょう。 しかし、八重歯を抜歯した方がいいケースについては、以下が挙げられます。 噛み合わせの改善 八重歯に虫歯や欠損がある それぞれのケースについて紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。 噛み合わせの改善 八重歯を抜歯することで、噛み合わせが改善されるのであれば、抜歯を検討する必要があります。 実際に、八重歯が他の歯よりも上に生えている状態などの場合は、矯正するのが難しくなるので、抜歯するケースが多く見られます。 抜歯をしてしまうと、噛み合わせに悪影響を与えてしまうリスクもあるので、なるべく実績が多くある歯科医院で八重歯を抜歯してもらうようにしましょう。 八重歯に虫歯や欠損がある 八重歯に虫歯や欠損などがある場合には、抜歯が必要になると言えるでしょう。 八重歯は他の歯と重なり合っているので、食べかすや歯垢が残りやすく、虫歯になりやすいもの事実です。 また、虫歯を放置してしまうと、他の歯にも悪影響を与えてしまうので、抜歯の有無に関係なく、虫歯はなるべく早く治療を行いましょう。 八重歯の矯正治療は表参道AK歯科がおすすめ! 出典:表参道AK歯科 項目 内容 住所 〒150-0001 東京都渋谷区神宮前5丁目50-6サクセス青山3F アクセス 表参道駅徒歩3分、渋谷駅徒歩5分 電話番号 03-6452-6405 診療時間 【月・火・水・金】 12:30〜16:00 17:00〜20:30 【土・日】 9:30〜12:30 13:30〜17:30 【休診日】 第1・3・5日曜、第2・4月曜、木曜日 診療内容 表側矯正・裏側矯正・部分矯正・マウスピース矯正・ハーフリンガル・インプラント矯正・小児矯正・ホワイトニング・インプラント・セラミック矯正・セラミック治療・ラミネートベニア・ダイレクトボンディング・ガミースマイル・虫歯治療・歯周病・小児歯科・親知らず・入れ歯・口腔外科 料金 【表側矯正】 部分:上顎or下顎 ¥440,000 上下顎 +¥165,000 全体:上顎or下顎 ¥880,000 上下顎 +¥220,000 スピード矯正(カリエール併用) +¥165,000 ハイブリット矯正(マウスピース併用) +¥165,000 クリアブラケット +¥55,000 【裏側矯正】 部分:上顎or下顎 ¥495,000 上下顎 +¥165,000 全体:上顎or下顎 ¥1,100,000 上下顎 +¥330,000 スピード矯正(カリエール併用) +¥165,000 ハイブリット矯正(マウスピース併用) +¥165,000 表参道AK歯科は、豊富な治療実績を誇っており、高い技術を持っている歯科医師やスタッフが多く在籍している歯科医院です。 豊富な矯正メニューから最適な治療法を提案してもらえるので、安心して治療を受けることが可能です。 痛みに配慮した治療はもちろん、充実の保証制度やアフターフォローを受けられる特徴が挙げられます。 表参道AK歯科の口コミ 歯科衛生士さんも先生も非常に親切で安心して抜歯をしていただくことができました。 埋没の親知らずで難易度高めとのことでしたが、とても上手に抜いていただき痛みも少なく済みました。 とてもおすすめの歯医者さんです! また機会があればお願いしたいと思っています。 引用元:GoogleMap   矯正をする為、下の親知らずを2本抜きました。抜歯をするのは初めてで多少の不安はありましたが、しっかり説明もしてくれて、施術中には、途中途中声もかけていただいて、1本抜くのに30分もかからなかったです!塗る麻酔もしていただいて、痛みもなく抜いた後も痛みや腫れることは無かったです☆ 糸取りも2分もしないで終わってとても、スムーズで満足のいく歯医者さんです! 引用元:GoogleMap   かかりつけの歯医者で矯正を勧められ何軒かカウンセリングに行ったのですが、1番親身になってお話を聞いて下さったのでAK歯科•矯正歯科さんにお願いしようと思いました! マウスピース矯正かワイヤー矯正のどちらが良いのか迷っていたのですが… それぞれのメリットやデメリットをわかりやすく教えていただき、シュミレーションも見せていただきました! スタッフの皆様が本当に優しくて、ここなら安心できそうだなと思いました。 これから自分の歯並びが良くなっていくのが楽しみです! 引用元:GoogleMap 八重歯の矯正方法について理解を深めよう! 今回は、八重歯の矯正方法について知りたい方に向けて、八重歯を矯正するメリットや八重歯を抜歯した方がいいケースを紹介しました。 八重歯を矯正するメリットについては、以下が挙げられます。 口元全体の見た目が改善する 噛み合わせが改善する 肩こりや頭痛が改善する 八重歯を矯正する方法について把握しておくと、自分に合った最適な治療方法で八重歯を矯正することにもつながります。 今回の記事を参考に、表参道AK歯科で八重歯の矯正治療を受けてみてはいかがでしょうか。
2023.06.13
歯に物が挟まる原因とは?歯に物が挟まったときの対処法や予防するポイントについても紹介
歯に物が挟まる原因について知りたいと悩んでいませんか? この記事では「歯に物が挟まる原因」について紹介していきます。 結論、歯に物が挟まる原因については、歯と歯の間に虫歯があったり、詰め物が劣化しているなどが挙げられます。 他にも「歯に物が挟まったときの対処方法」や「歯に物が挟まったまま放置するリスク」についても解説しましょう。 また「見えない矯正方法」について知りたい方はこちらにて解説を行っておりますので、ぜひ確認してみてください。 歯に物が挟まる原因 具体的に歯に物が挟まる原因については、主に以下が挙げられます。 虫歯がある 詰め物が劣化している 歯周病が進行している 歯並びに問題がある それぞれの原因について紹介していきましょう。 虫歯がある 歯と歯の間に虫歯があると、歯に物が挟まる原因にもなります。 虫歯で歯に穴が空いていない状態でも、歯の表面がザラザラとしてしまうので、食べかすや歯垢が付きやすくなってしまうのです。 実際に、歯と歯の間は磨き残しが多く、虫歯になりやすくなるので、歯間ブラシなどを使用するのをおすすめします。 入念にブラッシングをしても、落としきれない食べかすや歯垢があるので、定期的に歯科医院でクリーニングを受けるようにしましょう。 詰め物が劣化している 詰め物が劣化していると、歯と詰め物との隙間が大きくなってしまい、歯に物が挟まりやすくなります。 一般的な詰め物の寿命は、銀歯とレジンで5年、セラミックなら20年と言われています。 詰め物は歯科用接着剤やセメントでしっかりと接着されていますが、経年劣化によって接着が弱まってしまい、隙間ができてしまうリスクがあります。 セラミックの場合でも、少しの隙間によって虫歯や歯周病になってしまう可能性があるので、最低でも1年に1回はメンテナンスを行いましょう。 歯周病が進行している 歯周病が進行してしまうと、歯茎が後退することで歯と歯茎の隙間が広くなり、歯に物が挟まりやすくなります。 歯茎が後退してしまうと、歯がグラグラしてしまい、最悪の場合は歯が抜け落ちてしまうリスクがあります。 このように、歯周病を放置してしまうと、口内環境が悪くなってしまうので、早期治療を行う必要があります。 歯並びに問題がある 歯並びに問題があると、歯と歯の隙間が広かったり狭かったりして、咀嚼の度に物が挟まってしまう原因にもなります。 噛み合わせが悪い場合でも、一部の歯だけに負荷がかかってしまい、歯の隙間に物を押し込んでしまうリスクがたかくなります。 また、普段から歯ぎしりや食いしばりなどが癖になっている方は、歯に負担をかけてしまっている可能性が高いので、あらかじめ注意が必要です。 歯並びが悪い状態を維持してしまうと、さらに歯並びが悪くなってしまい、トラブルが増えてしまうリスクがあるので、早期治療を行うのをおすすめします。 歯に物が挟まったときの対処方法 歯に物が挟まったときの対象方法については、以下が挙げられます。 歯間ブラシを使う デンタルフロスを使う 虫歯・歯周病治療をする 矯正治療を受ける それぞれの対処方法について紹介してきましょう。 歯間ブラシを使う 歯に物が挟まったときには、歯間ブラシを使用すると、効果的に物を取り除くことが可能です。 歯間ブラシにはI字型とL字型の2種類があり、前歯や奥歯、歯並びなどによって使い分けると、さらに効率よく使用できます。 しかし、歯間ブラシが大きすぎてしまうと、歯茎を傷つけてしまうリスクがあるので、自分に適したサイズの歯間ブラシを使用するようにしましょう。 デンタルフロスを使う デンタルフロスには、糸巻きタイプのデンタルフロスとホルダータイプのデンタルフロスの2種類があります。 Y字タイプのデンタルフロスだと、奥歯や前歯のどちらにも使いやすい特徴があります。 また、ワックスありとワックスなしのタイプもありますが、ワックスありのデンタルフロスだと、滑りが良いので、はじめてデンタルフロスを使用する方におすすめと言えます。 虫歯・歯周病治療をする 歯にものが挟まったままにしてしまうと、虫歯や歯周病が悪化してしまうリスクがあるので注意が必要です。 虫歯が進行してしまうと、歯に穴が開いている状態になっているので、詰め物や被せ物などを行う治療を行います。 歯周病が進行してしまうと、歯を支えている骨や歯茎が弱くなっている状態になるので、早期治療を行う必要があります。 このように、虫歯・歯周病などを改善できれば、歯の隙間に物が挟まるのを改善できます。 矯正治療を受ける 歯に物が挟まる原因として、歯並びが悪いというのが原因として挙げられるので、矯正治療を受けると、歯に物が挟まりにくくなります。 具体的に矯正治療については、ワイヤー矯正やマウスピース矯正などが挙げられます。 歯並びによっても、矯正治療ができない場合があるので、事前に診断をしてもらう必要があります。 歯に物が挟まるのを予防するポイント 具体的に歯に物が挟まるのを予防するポイントについては、以下が挙げられます。 定期検診を受ける 早めに矯正治療をする それぞれのポイントについて解説します。 定期検診を受ける 定期検診を受けることで、虫歯や歯周病、歯に物が挟まってしまうリスクを減らせます。 実際に、丁寧にブラッシングしているつもりでも、磨き残しによって、気づかないうちに虫歯や歯周病になってしまっているケースも多くあります。 歯科医院によって異なりますが、定期検診とクリーニングを一緒に行っている場合もあるので、自分の要望に合っている歯科医院を選ぶようにしましょう。 早めに矯正治療をする 噛み合わせや歯並びが悪い状態だと、磨き残しが多くなってしまい、歯のトラブルが多くなってしまうリスクが高くなるので、早めに矯正治療を行う必要があります。 成人よりも子供の頃のほうが、歯の移動スピードが早くなり、矯正する期間が短いメリットが挙げられます。 このように、子供の頃から歯並びや噛み合わせで悩んでいる方は、なるべく早く矯正治療を受けるようにしましょう。 歯に物が挟まったまま放置するリスク 具体的に歯に物が挟まったまま放置するリスクについては、以下が挙げられます。 虫歯になる 歯周病が進行してしまう 歯と歯の間に隙間できる それぞれのリスクについて紹介していきましょう。 虫歯になる 歯に物が挟まったまま放置してしまうと、虫歯になってしまうリスクが高くなります。 虫歯になってしまうと、歯が溶けてしまうのはもちろん、口臭や顎の変形、最悪の場合には心筋梗塞などの命にかかわる病気になってしまう可能性があります。 虫歯菌が他に感染してしまうと、虫歯が広がってしまい、口内環境が悪くなってしまいます。 早期治療を行えば、歯の神経を取る必要がないので、健康的な歯を維持することにもつながります。 歯周病が進行してしまう 歯周病とは、歯垢と呼ばれる細菌によって引き起こされる病気です。 歯周病が進行してしまうと、歯周ポケットの中に細菌が入り込んでしまい、徐々に歯周組織を破壊して炎症が起こってしまいます。 炎症が進行してしまうと、毒性物質が歯肉の血管から全身に入ってしまい、さまざまな病気を引き起こしてしまうリスクが高くなります。 具体的には、狭心症や心筋梗塞、脳梗塞などが挙げられます。 このように、歯周病は命に関わる病気にかかってしまうリスクがあるので、あらかじめ注意が必要です。 歯と歯の間に隙間できる 歯に物が挟まったまま放置してしまうと、歯が移動してしまい、歯と歯の間に隙間ができてしまうリスクが高くなります。 基本的に歯の間に物が挟まっている状態だと、違和感がありますが、その状態が続いてしまうと、異変に気づきづらくなるので、少しでも違和感を感じたら歯間ブラシなどを使用してケアを行いましょう。 万が一、歯と歯の間に隙間ができたら、さらに歯に物が挟まりやすくなるので、ワイヤー矯正やマウスピース矯正などの矯正治療を行うようにしましょう。 定期検診なら表参道AK歯科がおすすめ! 出典:表参道AK歯科 項目 内容 住所 〒150-0001 東京都渋谷区神宮前5丁目50-6サクセス青山3F アクセス 表参道駅徒歩3分、渋谷駅徒歩5分 電話番号 03-6452-6405 診療時間 【月・火・水・金】 12:30〜16:00 17:00〜20:30 【土・日】 9:30〜12:30 13:30〜17:30 【休診日】 第1・3・5日曜、第2・4月曜、木曜日 診療内容 表側矯正・裏側矯正・部分矯正・マウスピース矯正・ハーフリンガル・インプラント矯正・小児矯正・ホワイトニング・インプラント・セラミック矯正・セラミック治療・ラミネートベニア・ダイレクトボンディング・ガミースマイル・虫歯治療・歯周病・小児歯科・親知らず・入れ歯・口腔外科 料金 【表側矯正】 部分:上顎or下顎 ¥440,000 上下顎 +¥165,000 全体:上顎or下顎 ¥880,000 上下顎 +¥220,000 スピード矯正(カリエール併用) +¥165,000 ハイブリット矯正(マウスピース併用) +¥165,000 クリアブラケット +¥55,000 【裏側矯正】 部分:上顎or下顎 ¥495,000 上下顎 +¥165,000 全体:上顎or下顎 ¥1,100,000 上下顎 +¥330,000 スピード矯正(カリエール併用) +¥165,000 ハイブリット矯正(マウスピース併用) +¥165,000   表参道AK歯科は、実績豊富な歯科医院で、一人ひとりの要望に合わせて治療を行うことが可能です。 虫歯や歯周病などを予防する定期検診・クリーニングはもちろん、一人ひとりの歯並びや歯茎などのバランスを見てもっとも最適な治療方法の提案を受けることができます。 在籍している歯科医師や歯科衛生士の人柄が良いので、治療内容や痛みに不安がある方でも、安心して治療を受けれるメリットも挙げられます。 充実の保証制度で、アフターフォローも充実しているので、歯医者に苦手意識を持っている方にもおすすめの歯科医院と言えるでしょう。 表参道AK歯科の口コミ 矯正をする為、下の親知らずを2本抜きました。抜歯をするのは初めてで多少の不安はありましたが、しっかり説明もしてくれて、施術中には、途中途中声もかけていただいて、1本抜くのに30分もかからなかったです!塗る麻酔もしていただいて、痛みもなく抜いた後も痛みや腫れることは無かったです☆ 糸取りも2分もしないで終わってとても、スムーズで満足のいく歯医者さんです! 引用元:GoogleMap   矯正をする為、下の親知らずを2本抜きました。抜歯をするのは初めてで多少の不安はありましたが、しっかり説明もしてくれて、施術中には、途中途中声もかけていただいて、1本抜くのに30分もかからなかったです!塗る麻酔もしていただいて、痛みもなく抜いた後も痛みや腫れることは無かったです☆ 糸取りも2分もしないで終わってとても、スムーズで満足のいく歯医者さんです! 引用元:GoogleMap   とても丁寧に説明や治療をしてくださって安心してお願いできました。 親知らずの抜歯で伺ったのですが、とても上手で抜歯中の痛みはなかったです! 腫れもそんなになかったように感じます。 引用元:GoogleMap 歯に物が挟まる前に予防しよう! 今回は、歯に物が挟まる原因について知りたい方に向けて、歯に物が挟まったときの対処方法や歯に物が挟まったまま放置するリスクを紹介しました。 歯に物が挟まる原因については、主に以下が挙げられます。 虫歯がある 詰め物が劣化している 歯周病が進行している 歯並びに問題がある また、歯に物が挟まるのを予防するポイントを理解しておくと、歯のトラブルを未然に予防することにもつながります。 今回の記事を参考に、歯に物が挟まる前に予防をしましょう。
2023.06.10
前歯が気になる人必見!部分矯正を成功させるポイントとは?
「前歯の歯並びがコンプレックスで、歯を出して笑ったり、向かい合って話たりするのが苦手」という人もいるでしょう。 歯科矯正は上記のような悩みを持つ人におすすめの治療方法ですが、「歯科矯正は費用が高くて手が出ない」、「矯正器具が目立つのではないか」と治療に消極的になってしまう人が多いです。 そこで今回は、これらの悩みを改善できる部分矯正について解説していきます。 この記事を読むとわかること 部分矯正の特徴 部分矯正の種類 部分矯正のメリット・デメリット 部分矯正の適応症例 部分矯正が向いている人 部分矯正を成功させるポイント 前歯の歯並びが気になる人には部分矯正がおすすめ 出っ歯やガチャ歯など、前歯の歯並びに悩んでいる人には、部分矯正がおすすめです。 歯全体を矯正するよりもはるかに安く・短期間で治療が行えます。 まずは、部分矯正の特徴やメリット・デメリットを解説していくので、どのようなものかチェックしていきましょう。 部分矯正とは 部分矯正とは、上下6本ずつの前歯を整える治療方法です。 歯科医によって2本〜治療が可能なので、気になる部分だけを最小限の治療をしたいときに向いています。 ただし、部分矯正には向いている症例と向いていない症例があるので、治療を行う前に見極めが必要です。 部分矯正の種類 部分矯正は、全体矯正と同じく3種類の矯正方法があります。 それぞれ特徴や適応が異なるので、自分に合った矯正方法を選択しなくてはいけません。 以下3種類の矯正方法をわかりやすく解説するので、矯正方法を検討する際に役立ててください。 ・ワイヤー矯正 ・裏側矯正 ・マウスピース矯正 ワイヤー矯正 ワイヤー矯正は最もポピュラーな歯科矯正の方法で、歯の表面に矯正器具を取り付け、ワイヤーで力を加え歯を動かしていきます。 歯の表面に器具を取り付けるため、審美面がデメリットと感じる人もいるでしょう。 しかし、3種類の中で最も適応症例が多く、幅広い歯並びに対応できます。 裏側矯正 裏側矯正は、歯の裏側に矯正器具を取り付け、ワイヤーで力を加え歯を動かしていきます。 歯の裏側に器具を取り付けるので、対面で会話をしていても歯科矯正をしていることがわかりません。 ただし、矯正器具が邪魔になって滑舌が悪くなることがあります。 マウスピース矯正 マウスピース矯正は、マウスピース型の矯正器具を使用して、弱い力で歯を動かしていきます。 透明度の高い素材を使用して作られているので、3種類の中で最も審美面が優れていることが魅力です。 また、マウスピース矯正は自分で矯正器具を取り外せるので、しっかりと歯をケアできます。 部分矯正と全体矯正の違い 部分矯正と全体矯正の違いは、矯正する歯の範囲です。 部分矯正は前歯のみを整えるため、全体矯正に比べて費用が安く、短期間に治療が終わります。 しかし、噛み合わせや奥歯からしっかり動かすような矯正はできないので、その場合は全体矯正を行わなくてはいけません。 部分矯正の6つの適応症例 先ほど部分矯正は大きく歯を動かすことができないとお伝えしましたが、「自分の歯並びは部分矯正が行えるのか」という点が気になりますよね。 部分矯正は、軽度不正咬合に適応されます。 部分矯正が適応される軽度不正咬合を解説していくので、自分に当てはまるものはあるか確認してみてください。 ・受け口・しゃくれ(反対咬合) ・歯並びのがたつき(叢生) ・八重歯 ・出っ歯 ・すきっ歯 ・歯のねじれ 受け口・しゃくれ(反対咬合) 前歯が原因で受け口になっている場合、部分矯正で歯軸を傾けることで反対咬合の改善が可能です。 ただし、下の犬歯と側切歯の間に隙間がある場合に限ります。 上記に当てはまらない場合は、全体矯正で奥歯からしっかり動かさなくてはいけません。 歯並びのがたつき(叢生) 前歯の一部がガタガタしているという場合も、部分矯正で治療が行えます。 部分矯正で治療を行える叢生は、以下の通りです。 前歯の一部分に叢生がみられる 噛み合わせに問題がない 奥歯の歯並びに問題がない 矯正に必要なスペースが確保できる 上記に当てはまらない場合は、全体矯正を行う必要があります。 八重歯 八重歯は叢生の一種で、日本人に多い歯並びです。 犬歯が少し前にでている程度の八重歯であれば、部分矯正で改善できるでしょう。 しかし、歯がしっかり重なっている重度の八重歯の場合は、全体矯正を行わなくてはいけません。 出っ歯 噛み合わせや奥歯の歯並びに問題がない軽度の出っ歯は、部分矯正で治る可能性が高いです。 受け口の部分矯正同様、歯軸の傾斜や位置を調整します。 抜歯が必要な場合や骨格が問題の場合は、部分矯正の適応外です。 すきっ歯 歯と歯の間に隙間があるすきっ歯の状態は、部分矯正の適応症状です。 とくに、上前歯の隙間(正中離解)に悩んでいる場合は、部分矯正で十分改善できます。 叢生や八重歯よりも治療しやすく、短期間で治療が終わるでしょう。 歯のねじれ 歯のねじれ(捻転歯)は部分矯正でも治療可能です。 しかし、スペース不足によって起きた捻転歯をそのまま部分矯正で治療すると、出っ歯ぎみになってしまいます。 そのため、歯のねじれを部分矯正で治療する際は、歯を削る(ディスキング)処置を行うことが多いです。 部分矯正ができない症例 部分矯正が適応されない症例は、重度不正咬合です。 先ほど部分矯正で対応できると挙げた症状でも、程度が酷い場合は全体矯正が必要になります。 また、顎変形症などの骨格が問題になる歯並びは、外科手術が必要になることもあるので歯科口腔外科に相談しましょう。 部分矯正の3つのメリット 「歯科矯正をするなら、適応症例が多い全体矯正をしたほうがいいのではないか」と考える人もいるでしょう。 確かに、全体矯正は幅広い不正咬合を治療できますが、治療期間や費用がネックに感じる人が多いです。 部分矯正には以下3つのメリットがあり、全体矯正のデメリットを解消できます。 費用が安い 短期間で治療できる 矯正中の違和感が少ない 費用が安い 歯科矯正は自由診療なので、とても高いイメージを持つ人もいるでしょう。 実際に、全体矯正は60万円〜150万円が相場となっていて、高額な治療費用を用意しなくてはいけません。 しかし、部分矯正なら10万円〜70万円と、全体矯正の半分以下で治療できます。 矯正の種類 部分矯正 全体矯正 費用相場 10万円~70万円 60万円~150万円 短期間で治療できる 全体矯正の治療期間は、一般的に1年〜2年半程度です。 しかし、部分矯正なら1年半以内に治療が完了します。 最短3か月で矯正治療が終わることもあるので、短期間で治療を終わらせたい人におすすめです。 矯正中の違和感が少ない 全体矯正は歯全体にちからをかけて歯を動かすため、痛みや頭痛を伴うことがあります。 しかし部分矯正なら、一部分しか矯正器具を付けないので、全体矯正に比べて痛みが少ないです。 また、滑舌に関わるようなことも少ないので、これまで通りに生活が送れるでしょう。 部分矯正の3つのデメリット これまで部分矯正のメリットをお伝えしてきましたが、部分矯正には残念な面もあります。 メリットとデメリット両方を確認しておくと、治療を行う際に戸惑いが少ないでしょう。 今回紹介する部分矯正のデメリットは、以下3つです。 ・噛み合わせの改善ができない ・完璧にきれいな歯並びにはならない ・健康な歯を削る可能性がある 噛み合わせの改善ができない 部分矯正は、上下の前歯12本分の歯科矯正を行います。 奥歯には矯正器具を装着しないので、噛み合わせの改善は見込めません。 噛み合わせに問題があるまま部分矯正を行うと、不正咬合が悪化する可能性もあります。 完璧にきれいな歯並びにはならない 部分矯正は歯全体を矯正するわけではないので、完璧にきれいな歯並びにはなりません。 歯を奥にずらせない分、矯正によって出っ歯気味になることもあります。 しっかり歯並びを整えたい場合は、全体矯正を検討したほうがいいでしょう。 健康な歯を削る可能性がある 出っ歯や叢生を部分矯正する場合、ディスキングという歯を削る処置が行われます。 上記の症状は歯が並ぶスペースが十分でないため、健康な歯を削ってスペースを確保しなくてはいけません。 歯の表面を軽く削る程度なので、歯に悪影響が起きる可能性は低いです。 部分矯正が向いている人 部分矯正を検討している人の中には、「歯医者に行く前に治療が適応されるか知りたい」という人もいるでしょう。 そこで、部分矯正が向いている人の特徴を紹介します。 下記4つに当てはまる人は、部分矯正で満足いく結果が得られる可能性が高いです。 ・前歯の歯並びを治したい人 ・症状が軽度な人 ・治療費用を抑えたい人 ・短期間で治療を終わらせたい人 前歯の歯並びを治したい人 部分矯正は左右の犬歯の間の歯列を整えます。 そのため、「前歯の隙間をなくしたい」、「犬歯が少し前に出ているのが気になる」という人は、部分矯正で満足いく結果が得られるでしょう。 犬歯より奥の歯まで調えたいという場合は、全体矯正を検討してください。 症状が軽度な人 軽度な叢生や出っ歯を治したいという場合は、部分矯正がおすすめです。 比較的歯並びがいい場合は、前歯の歯列が整うことでより清潔感がアップします。 治療費用を抑えたい人 「歯科矯正の費用を抑えたい」という人は、矯正範囲の狭い部分矯正なら費用を安く抑えられます。 ただし、きちんと奥歯まで矯正したいという場合は、マウスピースの全体矯正を検討するのがおすすめです。 短期間で治療を終わらせたい人 部分矯正は治療範囲が狭いので、全体矯正に比べて早く治療が終わります。 矯正治療をなるべく早く終わらせたい人に最適です。 部分矯正を成功させる5つのポイント せっかく部分矯正を行うなら、満足いく治療を受けたいですよね。 この章では、部分矯正を成功させるポイントとして、下記5つを紹介します。 これから部分矯正を受けようと思っている人は、この章を参考に歯科医選びをしてください。 ・口コミの評判を考慮して病院選びをする ・通院しやすい歯科医を選ぶ ・全体でかかる費用と相場を確認しておく ・丁寧なカウンセリングが行われている歯科医を選ぶ ・部分矯正で希望の仕上がりになるかシミュレーションしてもらう 口コミの評判を考慮して病院選びをする ネット上の口コミは、これまでその歯科医に通った人の感想が記載されています。 口コミの評判がいい歯科医は、治療やカウンセリングが丁寧なことが多いです。 口コミをチェックするときは、いい口コミだけでなく、悪い口コミもチェックしておきましょう。 通院しやすい歯科医を選ぶ 矯正治療は、治療経過を観察するために定期的に通院しなくてはいけません。 そのため、自宅や職場、学校から通いやすい歯科医を選ぶのがおすすめです。 アクセスの悪い歯科医を選ぶと、通院が億劫になってしまいます。 全体でかかる費用と相場を確認しておく 歯科矯正は自由診療なので、歯科医によって設定金額が異なります。 相場とかけ離れた歯科医を選んでしまうと、後々トラブルになる可能性があるので注意が必要です。 部分矯正の費用相場は、下記表を参考にしてください。 ワイヤー矯正 裏側矯正 マウスピース矯正 30万円〜60万円 40万円〜70万円 10万円〜40万円 丁寧なカウンセリングが行われている歯科医を選ぶ 歯科医に限らず、満足いく治療を受けるためには、カウンセリングが丁寧な病院を選ぶことが大切です。 矯正治療の場合高い治療費用がかかるので、医師やカウンセラーとコミュニケーションを取り、希望の仕上がりを伝えなくてはいけません。 歯科医を選ぶときは、希望を汲んで納得いく説明をしてくれる歯科医を選びましょう。 部分矯正で希望の仕上がりになるかシミュレーションしてもらう 歯科矯正は、シミュレーションをもとに治療を進めます。 部分矯正を受ける際は、希望の仕上がりを歯科医スタッフと共有し、再現可能かシミュレーションしてもらいましょう。 不可能な場合、どのくらい希望に近づけられるか確認してください。 部分矯正なら10万円以下で治療できる可能性も! 部分矯正歯全体矯正の半分以下の費用で治療が行えるので、矯正費用を抑えたいという人におすすめの治療方法です。 表参道AK歯科・矯正歯科では、部分矯正1本33,000円から治療を行っているため、気軽に部分矯正治療を受けられます。 カウンセリングは無料で実施しているので、歯並びについての悩みをお持ちの人はぜひご相談ください。
2023.06.07
歯並びが良くてもロゴボになるって本当?|ロゴボは放置せずに早めの治療がおすすめ
歯並びが良くても口ゴボになる可能性はあります。 口ゴボになると、見た目的にも良くないので、できるだけ早く直しましょう。 今回の記事では「歯並びが良くても口ゴボになる原因」について解説します。   ロゴボとは? ロゴボとは「口元が盛り上がっている」「鼻の下が長く見える」といった見た目のことです。 出っ歯でないのに口元が前に突き出ていると感じる場合もロゴボに該当します。 ロゴボかどうかは「Eライン」で判断 「Eライン」とは「横顔美人」の判断基準として使われているもので、横顔を見たときに鼻と顎の先端に引いた直線に対して唇が内側に入っている状態が理想的だといわれています。 日本人の場合では、Eラインと上唇が1~2ミリ、下唇はほんのわずか触れる程度が美しいとされています。 Eラインでチェックするロゴボは3種類 Eラインでチェックした場合、ロゴボと判断されるケースは主に3種類あります。 ・下顎が引っ込んでいるケース…下顎の骨が内側に位置していて下顎のオトガイ部の組織が薄く、エラの下顎角部分の角度が大きく下顎が後下方へと回転しているためロゴボに見える ・両唇がEラインより外側にあるケース…上下の歯が前に倒れていて上下の顎が前に出ているため歯も前に位置し、口元を前へ押し出すことによりロゴボ状態になっている ・いわゆる「出っ歯」と呼ばれるEラインで上顎がEラインよりも前に出ていて、上の歯が前に出ているケースが多い ロゴボの原因は? ロゴボの原因はいろんなケースが考えられ、先天的な原因のものから後天的に日常の生活での癖などが原因のものがあります。 次の4つの原因について解説します。 ◆遺伝 ◆口呼吸 ◆指しゃぶりやおしゃぶり ◆舌のクセによるもの 遺伝 遺伝による「ロゴボ」は、両親のどちらかが歯の生え方に問題があり斜めに生えていたり、顎が前に突き出ていたりといった先天的な原因によるものです。 歯の生える方向や歯並びや顎の形は遺伝から引き継ぐ可能性が高いため、両親の歯並びなどが悪いとロゴボになるケースが少なくありません。 しかし、歯の生えている向きがロゴボの原因になっているケースなら矯正治療で治すことができますが、骨格が原因でロゴボになっている場合には手術が必要になることもあります。 口呼吸 口で呼吸するクセのある人は、口呼吸が原因でロゴボになる場合があります。 通常、鼻で呼吸する場合には口の周りの筋肉が口が開かないようにストッパーとして働いているため閉じていますが、口呼吸をしている場合は筋肉が働きません。 使わない筋肉は衰えてしまうため、日常的に口呼吸をしていると口の周りの筋肉はどんどん弱っていくことになります。 筋肉が弱ると一層口を開けているようになるため、口元が突き出るロゴボが一層進行することになります。 「指しゃぶり」や「おしゃぶり」 子どもの時に「指しゃぶり」をしていたり、「おしゃぶり」を長期間使っていたりする場合も後天的にロゴボになる原因の1つとして考えられます。 子どもの歯は大人の歯に比べて安定していないため、指しゃぶりやおしゃぶりといった外的刺激に影響を受けやすいです。 指しゃぶりやおしゃぶりをしているとき、口の中では「舌で歯を押し付ける」状態になっているため、その圧力が歯に加わってしまい内側から押し出されるように斜めに歯が生えて、ロゴボへと進行する可能性が大きいです。 舌のクセ 舌が前歯にあたっていることや、舌を前歯に押し当てるクセ、舌が前歯を押す位置にあることもロゴボになる原因です。 歯が前歯の裏側に当たっているときや少し動かせば前歯の裏側に当たってしまう場合、無意識のうちに舌で歯を押してしまうためです。 特に口呼吸で口の周りの筋肉が緩んでいると、内側から押される力が加わっても防ぐことができず、どんどん歯が出てしまうこともあります。 歯並びが良くてもロゴボ? 歯並びが良くても口元に突出している感があり、いわゆる「ロゴボ」で悩んでいる人も少なくありません。 歯並びが綺麗であることと、横顔が綺麗であるいことがイコールではないため、歯並びは良いのに「ロゴボ」であるというケースが起きてしまいます。 歯並びが良くても「ロゴボ」になる原因には以下のことが考えられます。 骨格の問題 骨の異常による「骨格性」と呼ばれる上顎、上下顎前突による「ロゴボ」は、上顎の歯が並ぶ骨が狭かったり、下顎が前に成長できない場合によるものです。 そもそもの骨格による場合も多いですが、上顎が歯が並べないほど狭かったり、下顎の成長が伴っていなかったりする場合は、幼少期に硬いものを食べなかったり、顎をしっかり使えていなかったりといった食生活や習慣によって成長が抑制された場合も大きな要因です。 特に洋食化によって子どもの頃から柔らかいパンが主食だったり、スナック菓子など噛み応えの少ない食生活は顎の成長と大きな関係があります。 骨格に問題のある場合でも矯正治療によって改善が見込める場合もありますが、場合によっては「外科矯正」という「顎の骨を切る」手術が必要になる場合もあります。 歯の生え方の問題 前歯の傾斜による「ロゴボ」や「出っ歯」は「歯槽性上顎前突」といい、歯の生え方や歯の向きが問題です。 これは、幼少期の指しゃぶりや口で呼吸をする「口呼吸」が原因の場合と舌で歯を前に押す「舌癖」などが原因で起こるもので後天的な上顎前突です。 このような場合の有効な治療法としては主に「歯列矯正」が考えられます。 しかし、癖や習慣によるところが大きいため矯正後の「後戻り」に拍車をかけないように指しゃぶりや爪を噛むなどの「習癖」や舌で歯を押してしまったり、舌が歯にすぐ着く位置にある「舌癖」を合わせて改善する必要があります。 唇や軟組織の問題 歯や骨には問題がなく、「唇が分厚い」「口元の皮膚が厚い」などといった場合のロゴボは唇や軟組織の問題で、逆に顎の皮膚や筋肉といった軟組織が薄い場合も口が盛り上がって見えることがあります。 このようなケースの場合は、表情筋トレーニングやダイエットで変化することもありますが、唇の厚みや顔の造形などの改善は遺伝的な要素も大きいため、改善が難しくもあります。 唇や皮膚や年齢を重ねていくにつれて薄くなる場合もありますが、どうしても改善したい場合は歯列矯正である程度口元を引っ込めたり、美容整形を視野にいれたりする必要があります。 ロゴボは自分で治せる? 結論から申し上げますと自分自身で治療することは難しいです。 ごく軽度の症例であるならば、「表情筋のトレーニング」や「ダイエット」で改善できるケースもゼロではありませんが、このような症例に該当するケースは稀です。 「ロゴボ」や「出っ歯」で悩まれているほとんどの方は、「軟組織」が原因であるため、そうなると矯正治療や場合によっては美容整形での治療が必要となります。 そういった治療をしながら、口呼吸や舌で歯を押してしまう悪習慣を改善していく自分自身での努力も重要です。 ロゴボを放置した場合 「ロゴボ」は必ずしも治療が必要なのでしょうか。 見た目がとくに気にならないのであれば、治療しなくてもいいのかというと、そうではなく、放っておくと別のトラブルにつながる可能性があります。 ここでは「ロゴボ」をそのまま放置した場合について解説します。 虫歯や歯周病になりやすい ロゴボをそのまま放置していると、「虫歯や歯周病になりやすくなる」というリスクがあります。 ロゴボの人は歯並びが「デコボコ」していることが多いため、歯ブラシがしっかりと当たらず、歯垢や汚れが残ってしまい、その結果虫歯や歯周病に罹患する可能性が高くなります。 また、かみ合わせも悪い状態のため、口唇が閉じづらく開きがちで口呼吸しているケースが多くみられます。 口呼吸していると口腔内が乾きやすいため、ドライマウスにより唾液による自浄作用があまり働かずに口腔内の細菌の繁殖を促してしまいます。 歯並びが良い場合でもロゴボを招いた習慣によって、虫歯や歯周病にかかりやすくなるケースもあります。 顎関節症になりやすい ロゴボを放置すると「顎関節症」になりやすいというリスクもあります。 ロゴボではかみ合わせが良くないため、食べ物を噛むたびに奥歯や顎に負担がかかりやすく、顎関節症になりやすいです。 肩こりや頭痛を引き起こす ロゴボを放置すると「肩こり」や「頭痛」を引き起こします。 歯並びも悪く、かみ合わせも良くないため、左右均等に同じ力で噛むということができず、奥歯や顎に負担がかかって肩こりや頭痛へとつながります。 胃腸に負担がかかる ロゴボを放置してしまうと、胃腸にも負担をかけることになります。 ロゴボの人の多くは「かみ合わせ」が良くない場合が多く、咀嚼がうまくできないことから、十分な咀嚼がされない状態で飲み込むため、胃腸に負担がかかります。 ロゴボを治す方法 ロゴボを治す方法にはどのような治療法があるのか解説します。 抜歯をせずに歯を後退させる ロゴボを治す方法の一つとして、抜歯を行わずに突出した前歯を含む歯列を後ろへと下げる方法があります。 具体的には、一番後ろにある奥歯をさらに奥へと今の位置から移動させることにより、前歯を後ろへ下げるためのスペースを確保することを可能にします。 この方法によって、スペースを確保することができたら、歯並びを整えるために抜歯をしなくても良いというメリットがあります。 ただし、親知らずがある場合は事前に抜歯しておくことが必要です。 奥歯を後ろに下げるといってもスペースに限界があるので、歯を抜いてスペースを作る方法に比べると、大きなスペースの確保は難しくもあります。 顎の大きさに十分なゆとりがある場合や、歯の重なりが少なくてスムーズに前歯を奥に下げることが可能だと見込めた場合には適用できることが多い治療法です。 抜歯をして歯を後退させる 歯列を後ろに下げることで十分なスペースを確保することが難しい症例のロゴボの場合には、抜歯を行ってスペースを空けて確保する必要があります。 この方法をする場合、抜歯を行う歯は基本的には小臼歯になることが多いです。 小臼歯とは、歯を前から数えていったときに4番目または5番目にある歯のことをさします。 ロゴボで前歯がかなり突出している場合や、前歯以外の歯並びがかなり大きく重なりあってしまっている場合には、この抜歯をして歯を後退させる治療法を選択します。 歯を削ってスペースを空ける 口元が突出してしまったロゴボを治療するには、歯を削ってスペースを作りだして前歯を後ろに下げるという方法も選択肢の一つです。 これは、隣の歯とぶつかっているエナメル質の部分を少し削ることで歯の横幅を細くし、歯を並べるスペースを確保する方法で、「IPR」(Interproximal Enamel Reduction) といいます。 数ミリ単位で少しずつ隙間を作りだしますが、虫歯や歯がしみたりといった心配のない範囲のみなので、削る範囲は限られています。 外科手術による方法 ロゴボが重度の症例の場合、外科手術による治療法が適用になる場合があります。 顎の骨切りを行って、突出している口元を後ろに下げることで、ロゴボを改善します。 矯正治療でロゴボを改善する方法 マウスピース矯正やワイヤー矯正などの矯正治療でロゴボを治療する方法について解説します。 マウスピース矯正 マウスピース矯正は透明なマウスピース型の矯正装置を装着することによって、少しずつ歯を動かしていき、ロゴボを改善していく治療法です。 ワイヤー矯正よりも痛みや違和感が少ないといわれており、軽度の症例であれば費用や期間も抑えて改善できるというメリットがあります。 自身の症例がマウスピース矯正で治療が可能であるかは歯科医師に相談してみましょう。 マウスピース矯正の費用相場は約60~100万円で、治療に要する期間の目安は1~2年程度ですが、治療の範囲によって異なります。 ワイヤー矯正 ワイヤー矯正は歯にブラケット型の矯正装置を装着し、そこへワイヤーを通して歯を動かしていく治療法です。 矯正治療の方法として最も長い歴史があり、歯科医師の技術も安定しています。 歯を大きく動かす必要がある症例の場合は、マウスピース型の矯正よりもこちらの方が適しているといえます。 ワイヤー矯正はブラケットを歯の裏側につける方法もあり、表側に装着する方法よりも高度な技術が必要となります。 ワイヤー矯正の費用相場は60~130万円、治療期間の目安は約2年程度です。 ロゴボは自分に適した治療法で早めに改善しよう ロゴボのさまざまな原因と治療法について紹介しました。 ロゴボをそのままにしておくとリスクやトラブルが不調となって表れてきます。 そうならないように、自分に適した方法で早めに改善していきましょう。
2023.06.05
リテーナーとは何のために必要なの?歯の矯正装置を外した後に必要なこと
歯の矯正治療は歯並びが綺麗になって矯正装置を取り外すことができたら終わりだと思っているかもしれませんが、装置を外してそのままだと歯並びは崩れてしまいます。 この記事では、リテーナーの役割や種類などについて、分かりやすく解説しています。 リテーナーとは   リテーナーとは、歯を矯正治療に使用する保定装置のことをさし、矯正装置を外した後に歯並びが「後戻り」することがないよう位置を安定させるために使用します。 リテーナーの使用は矯正治療後の状態を保つために非常に重要な役割を担っています。 矯正治療の効果を台無しにしないためにも医師の許可がでるまでしっかり使用期間を守りましょう。 リテーナーを使用しないと矯正後の歯が戻ってしまう理由 矯正装置で移動させた歯の周辺組織では、矯正後の状態を安定させるために「作りかえ」が行われています。 作り変えには一定の期間を要し、その期間はまだ歯が安定しておらず、元の場所に戻ろうとする力が働いているためリテーナーを使用しないと歯が戻ってしまいます。 リテーナーの種類 リテーナーには、「取り外しが可能なタイプとできない」や「全体的を覆うのではなく、部分的もタイプ」というように種類があります。 利便性などの理由から取り外し可能なタイプを希望する場合が多いですが、状態によっては固定式のタイプが望ましいケースもあります。 リテーナーの種類には大きく分けて「マウスピース型」「ワイヤー型」「プレート型」の3種類があり、それぞれの種類について特徴を解説します。 マウスピース型 ◆清掃しやすい ◆見た目が良い ◆慣れるまで違和感がある マウスピース型のリテーナーは個人の歯並びに合わせて作成します。 単独使用だけでなく、他のリテーナーと併用することもあり、例えば、プレート型を使用している人が日中はマウスピース型を使用するといったケースの使い方もされます。 マウスピース型は目立ちにくくて歯並びを保つという点でも優れているというメリットはありますが、上下で装着すると歯の間にマウスピースが介在していて直接かみ合うことができないため、積極的にかみ合わせの安定を図っているときには向かない場合もあります。 また、噛みしめが強い人や歯ぎしりがある人はマウスピースに穴が空いてしまうなど耐久性はプレート型に比べて劣ります。 ワイヤー型 ◆見た目が良い ◆違和感が少ない ◆清掃が難しいため歯科でのクリーニングが必要 ワイヤー型は固定式の細いワイヤーを歯の裏側に接着させて使用する保定装置です。 歯を直接固定している分、動きやすい部分を強固にとどめておく点において効果が一番期待できるのがワイヤー型です。 ワイヤーの固定が歯の裏側なので、見た目は装着物が見えることなくいられるのがメリットですが、固定式なのでセルフでは清掃が難しいため、定期的に歯科でのクリーニングが必要です。 プレート型 ◆清掃がしやすい ◆見た目に難あり ◆慣れるまで違和感がある プレート型のリテーナーは個人の歯型を採取し、「レジン」という素材で床を作成されており、プレートの外側になる歯の周りの部分をワイヤーが取り巻いています。 歯の表の部分にあるワイヤーを透明のプラスチックや乳白色のファイバー製にして外側からの見た目は目立ちにくくリテーナーを作成することも可能です。 とくにプラスチック製にした「QCMリテーナー」等は、見た目で目立ちにくいため、人前に出る機会が多い人におすすめです。 いつまでリテーナーを装着するのか 矯正後に歯の周辺組織が新しく形成されるまで1年は歯の後戻りする力が強く働くため、装着しておく必要があります。 1年経ったら外しても大丈夫かというと、まだ十分とはいえないため、2年以上はリテーナーを装着していなくてはなりません。 なぜなら、1年が過ぎると次第に歯は安定してくるものの、2年以上経過しないと不安定な状態であることに変わりないからです。 リテーナーの1日の装着時間 リテーナーを装着している効果を最大限に発揮して「後戻り」を防ぐためには、リテーナーの装着時間が重要なポイントになります。 矯正終了直後は特に歯が後戻りしやすい状態にあるため、ほぼ1日中リテーナーを装着して過ごすことになりますが、しっかりと医師から指示された装着時間を守る必要があります。 リテーナーを装着して過ごす時間は歯の位置が安定するにつれて短くなっていきます。 経過期間と1日の装着時間の目安は以下の通りです。 ◆矯正終了後~約3か月 1日20時間:歯磨きや食事の時間以外は装着して過ごす ◆約3か月後~半年 1日の約半分:在宅している時間は装着して過ごす ◆約半年後~2年 夜間のみ装着して過ごす ◆約2年:保定期間終了 上記のスケジュールはあくまで目安なので、装着して過ごす時間や歯の安定具合によっては前後する可能性があります。 自己判断はせず、医師に伝えれた期間を守りましょう。 保定期間中の通院はどのくらい? 矯正終了後の保定期間中には「後戻り」していないかどうか経過観察するため通院が必要になりますが、その頻度は矯正期間中よりも少なくなります。 状態によって変動はあるものの、およそ3か月から6か月に一度のペースでの通院になることが多いです。 特に保定期間の初期段階は矯正が終わったばかりなので、3か月に一度の通院が必要です。 リテーナーを使用しているときは痛い? 矯正治療中の矯正装置に痛みを感じていた場合、保定装置も痛みがあるのかと心配になるかもしれませんが、保定装置は矯正装置のように歯を動かす目的の装置ではないため、矯正治療中のような痛みを伴うことはほぼありません。 しかし、リテーナーの装着をサボって長い間外してしまうと、装着時に歯が押し戻される感覚や窮屈さを感じる場合があります。 なぜなら、歯が固定されておらず不安定な状態だからです。 特に矯正終了直後の保定期間の初期にはその傾向が強くみられるので、歯磨きや食事のとき以外は常にリテーナーを装着しておくようにしましょう。 リテーナー装着で痛みを感じるときは? リテーナーの装着で痛みを感じることは皆無かというと、痛みを感じることもあります。 その場合は、リテーナーが口腔内であたっていて痛みを感じているか、正しく装着できていないために痛いのかもしれません。 リテーナーの装着で痛みを感じる場合は何等かの不具合が考えられるため、すぐにクリニックで相談しましょう。 きつい、浮いた感じがする、フィット感がない 装着時に多少のきつさを感じても装着可能なら心配しなくても大丈夫です。 多少の「後戻り」の可能性が考えられますが、装着可能な範囲であれば、リテーナーの効果により自然に歯を正しい位置へと誘導してくれるはずです。 しかし、浮いてしまいフィット感を感じられない場合はリテーナーの効果を十分に発揮できないので、歯科医院やクリニックでの調整が必要です。 前歯が動いた感じがある、デコボコが気になる 前歯が動いたように感じたり、デコボコが気になったりする場合はリテーナーの装着時間が不足していり、またはしっかりと装着ができていないために「後戻り」が起こっている可能性が高いです。 違和感ををそのままにしていると、リテーナーの効果が十分に得られていないまま時間が経過して「後戻り」が大きくなってしまうため修正不可能になりかねません。 そうならないためにも違和感があるなら、早めに受診をしましょう。 「後戻り」しないために意識することはある? 矯正後の歯の後戻りを防ぐためにリテーナーを装着すること以外に意識しておきたいことを紹介します。 舌の動きなど口腔内の癖に注意する 舌を歯の裏に当てたり、舌を前に突き出したりなど、歯や口腔内に圧力がかかるように舌を動かす癖がある場合は注意が必要です。 また、頬杖やうつ伏せで寝たり、横向きで寝たりといった外側からの圧力でも歯に影響を与える可能性があるので気を付けましょう。 親知らずによる圧迫 親知らずは人によって、横向きに生えるなど歯列に圧力を加える可能性があります。 もし、歯並びに悪い影響を与えていなかったとしても、横向きや斜めに倒れているなどの生え方をしていることで汚れがたまりやすくなり、虫歯や歯周病の原因を引き起こすことになります、 親知らずの生え方が気になる場合には、早めに医師に相談してみましょう。 リテーナーの料金はどのくらい? リテーナーにはさまざまな種類があるため、料金は装置によって異なります。 プレートとワイヤーが組み合わさったリテーナーなど耐久性に優れ、長く使用できるタイプは作製コストも高くなります。 しかし、作製コストが低めに抑えられる素材の場合は、割れ変形などの耐久性が劣る可能性があります。 また、クリニックや歯科医院によって、リテーナーの費用も矯正治療の費用に含まれている場合もあるなど、リテーナー装置の取り扱いや料金が異なります。 リテーナーの費用の目安 「マウスピース型」「ワイヤー型」「プレート型」のそれぞれの費用の目安を紹介しますので、参考にしてみてください。 耐久性が高くなるほど、費用も高くなります。 マウスピース型 上下:10,000~20,000円 ワイヤー型 上下:20,000~60,000円 プレート型 上下:20,000~60,000円 リテーナー装着についてよくある質問 リテーナー装着期間中のことについてよくある質問をまとめましたので、参考にしてください。 リテーナーをつけ忘れたらどうなる? 日常で自覚していないだけで、食事や会話のときなど歯はわずかですが常に動いています。 リテーナーの装着を忘れてしまっても数日程度であれば、大きな影響や後戻りはみられないと考えられますが、数週間単位で装着せずにいるとしたら「後戻り」の大きな要因になりうるので注意が必要です。 旅行や出張などでも忘れないようにリテーナーの装着期間の重要性を意識しましょう。 リテーナーをつけたまま食事はできる? 先述のとおり、リテーナーには取り外しが可能なタイプと固定するタイプがあり、固定するタイプのリテーナーは自分で取り外すことはできませんので、食事中も装着したままになります。 取り外しが可能なタイプの場合は、食事の際は取り外すことができるので外して食事することが可能です。 歯の汚れが残っていると虫歯や歯周病になる恐れがあるため、どちらの場合も食事の後は歯磨きなどのケアが必要です。 特に固定するタイプのリテーナーを装着している場合は清掃が困難なので定期的に歯科医院やクリニックでのクリーニングを受けるようにしましょう。 また、どのタイプのリテーナーを装着している場合も効果的な清掃方法を教えてもらえるので、ブラッシング指導を受けましょう。 歯磨きのときはどうする? 取り外し可能なタイプのリテーナーを使用している場合は、取り外して歯磨きをしてください。 固定するタイプのリテーナーを使用している場合、はじめに歯科医師や歯科衛生士から指導を受けるので、その方法を守ってお手入れしてください。 また取り外し可能なタイプのリテーナーは装置のクリーナーを使用して定期的にメンテナンスも行うようにしましょう。 リテーナーはずっと同じものを使う? リテーナーは先述した装着期間にもあるように原則的には2年程度使用することになります。 その耐久性については、素材やタイプによって差がでてくることが考えられます。 壊れたり、穴が空いたり、紛失したりした場合は作りなおすこともあるでしょう。 リテーナーを作り直した場合はどうなる? 治療費に含まれていたり、素材によって値段が異なったりしてリテーナーの金額は把握しにくいものですが、リテーナーは基本的に高価なものです。 作り直す場合や予備が欲しいといった場合、はじめに作ったときと同じ費用がかかるか、多少の割引をしてくれるかは歯科医院やクリニックによって異なります。 リテーナーは矯正後の歯を安定させるためになくてはならないものなので、リテーナーを矯正治療と別料金にして保定期間を避けることがないよう、治療費にリテーナー費用も含むところが増えているようです。 リテーナーを卒業したら美しい口元に 矯正期間が終了しても、さらに2年間は保定期間でリテーナーの装着が必要になるのが負担に感じるかもしれませんが、せっかく美しくなった歯並びを定着させるためにはどうしても必要な期間です。 リテーナーの装着期間を終えれば美しい口元を手に入れることができます。 最後までしっかり保定を完了させて整った歯並びを維持していきましょう。
2023.06.04
出っ歯の最適な矯正方法とは?メリット・デメリットを解説 
歯並びの悩みで多いのは「出っ歯」です。 歯が出ているのがコンプレックスであったり、出っ歯によって噛み合わせが悪くなったりと様々な問題が生じてしまうため、「出っ歯を治したい」と考えている人も多いのではないでしょうか。 この記事では、出っ歯の矯正治療について解説します。 出っ歯の治療法には様々な種類があるため、治療内容や費用などを確認したうえで、ご自身にあった治療を選択するのがおすすめです。 この記事を参考に検討していただけたらと思います。 出っ歯とは 出っ歯は歯科用語で「上顎前突」とも呼ばれ、上顎の前歯が下顎の前歯に比べて極端に前方に飛び出した状態を言います。 基本的には上顎の前歯が下顎の前歯よりも4mm以上前に出ていると出っ歯だと診断される場合が多く、日本人に多い歯並びです。 出っ歯は目立ちやすく見た目が良くないために、コンプレックスに感じやすく、治療で治したいと思う人が多くなっています。 出っ歯の悩みとは? 出っ歯をもつと、見た目が気になるだけでなく、様々な不調の原因になります。 出っ歯で生じる様々な悩みについて紹介しますので、心当たりのある方は早期に治療を検討しましょう。 精神的負担になる 「出っ歯が気になって笑顔を見せられない」や「周囲の目が気になる」など、出っ歯である見た目にコンプレックスを感じてしまう方も少なくありません。 出っ歯によって人前に出るのが恥ずかしく感じたり、笑うのを怖く感じたりと精神的負担を引き起こす場合があります。 虫歯や歯周病の原因になる 出っ歯は口がうまく閉じられないという特徴があります。 口を長時間開けていると、口の中が乾燥しやすくなり、口腔内の免疫機能が低下してむし歯や歯周病などのリスクが高まるのです。 また、出っ歯は歯磨きがしづらい場合があり、磨き残しが増えて虫歯になってしまうケースもあります。 奥歯を喪失するリスクがある 出っ歯によって前歯の噛み合わせが悪いと、食事の際に自然と奥歯の使用頻度が増えます。 前歯で噛めるものも奥歯でカバーするために、酷使して奥歯を喪失するリスクが高まってしまうのです。 奥歯を失うと、食べ物が十分に咀嚼できなかったり、食べ物の栄養が身体に届かなかったりするなど、健康上の問題が発生する可能性があります。 前歯の着色汚れ 歯の着色汚れは、食べ物や飲み物に含まれる色素成分が歯の表面についたままになった状態を言いますが、口を閉じていると歯の表面は唇に触れているため、汚れが付着しづらいです。 しかし、出っ歯によって口が開いてしまい、唇が触れていない部分が乾燥すると、着色汚れが付きやすくなってしまいます。 前歯の着色汚れは目立ちやすいため、コンプレックスの原因にもなるでしょう。 出っ歯の原因 出っ歯になる要因として、先天的なものと後天的なものがあります。 出っ歯になる主な原因を紹介しますので、出っ歯で悩んでいる方や危機感を感じている方は、なぜそのような状態になるのかを理解し、悪化させないようにしましょう。 遺伝 骨格的な遺伝によって出っ歯になる可能性があります。 上顎骨と下顎骨の位置や大きさは遺伝の影響を強く受けやすく、親に骨格のアンバランスさがあれば子どもも同じような骨格になる場合もあるのです。 もし両親や祖父母に出っ歯の人がいれば遺伝である可能性が高く、いなければ後天的な理由で出っ歯になっているのかもしれません。 口周りの癖 幼少期に指しゃぶりをしていたり、舌で歯を押す癖があったりすると、出っ歯になる場合があります。 このような幼少期の癖が長く続いた場合、前歯が圧迫されてしまい、出っ歯になるリスクを高めてしまうのです。 5歳頃になっても癖が続くようであれば、改善させる必要があるでしょう。 姿勢の悪さ 猫背の人は出っ歯になりやすいと言われています。 背中を丸めて前かがみになっていると、顔が下向きになるために口元が緩んで開きやすくなってしまうからです。 猫背によって口が開いたままの状態が長く続くと、歯がきちんと支えられなくなるため、前歯の生える方向が変わって出っ歯になるケースがあります。 猫背だからといって必ずしも出っ歯になるとは限りませんが、良い姿勢を保つように心がけた方が良いでしょう。 柔らかいものを好んで食べている 食事で噛み応えのあるものを食べると、歯だけではなく、歯を支えている顎が発達します。 反対に柔らかく、飲み込みやすいものばかりを食べていると、顎がうまく発達せず、さらに前歯で噛む癖がつくことで舌が前側に出てきて、舌で前歯を押してしまい、結果的に歯並びが悪くなってしまうのです。 近年では柔らかく飲み込みやすいものを好む食人が増えているため、注意が必要です。 口呼吸 呼吸というのは、本来鼻で行うものですが、口呼吸になっている方は出っ歯になるリスクが高まるので気をつけなければなりません。 鼻呼吸のときは口が閉じているので、唇が歯を舌側に押す力と、舌が歯を唇側に押す力バランス良く保たれていますが、口呼吸で口が開いた状態が続くと、口の中で保たれていたバランスが崩れ、前歯が前方に押されて出っ歯になってしまいます。 口呼吸になるのは癖や、鼻の状態が悪いなどの理由が考えられるので、なるべく早めに改善させたほうが良いでしょう。 出っ歯を放置するとどうなる? 出っ歯が軽度であれば、そこまで気にする必要はありませんが、出っ歯を治さずそのままにしていると以下のように、口や口周りに悪影響を与えてしまう可能性があります。   ・虫歯や歯周病のリスクが高くなる ・前歯を損傷しやすくなる ・噛み合わせが悪くなる ・発音が悪くなる ・顔が老けて見える   出っ歯を放置すると、口の中が乾燥しやすくなり、むし歯や歯周病のリスクが高くなったり、転倒して前歯を損傷したりするリスクも高まるので、歯科医師に相談して改善する方法を検討するのが望ましいです。 出っ歯を自力で治そうとするのは危険! インターネットで検索すると、出っ歯を自力で治す方法が紹介されており、出っ歯を気にしている人は試してみようと思ってしまうかもしれません。 ですが、出っ歯を自力で治すのは不可能で、かえって以下のようなトラブルを引き起こす危険性があります。   ・歯を損傷させる ・歯の寿命を縮める ・歯並びが悪化する ・噛み合わせが悪化する   無理に自力で歯を動かそうとすると、正しくない場所に負荷がかかって口周りの状態が悪くなってしまうため、出っ歯を治したいと考えている人は必ず歯科医院を受診するようにしましょう。 出っ歯を治す矯正方法とは 出っ歯を治したいと考えている場合は、まずどんな治療法があるのかを正しく知っておきましょう。 出っ歯を治す治療法として以下の矯正治療が考えられます。   ・マウスピース矯正 ・ワイヤー矯正 ・部分矯正 ・手術による矯正   治療の方法を詳しく解説していきますので、ぜひ検討してください。 ①マウスピース矯正 マウスピース矯正というのは、透明なマウスピース型の装置を使って歯に持続的に力をかけて歯を動かす治療法です。 マウスピースをこまめに取り替え、段階的に無理なく歯を動かすのが特徴で、痛みや違和感を軽減しながら治療ができ、矯正装置が目立ちにくいなどの見た目の良さがあります。 しかし、重度の出っ歯で歯を大きく動かす必要があるときは適応しない場合があるので、診断によっては治療できません。 マウスピース矯正のメリット・デメリット 出っ歯をマウスピース矯正する場合のメリットやデメリットはこちらです。 〈メリット〉 ・矯正していることがわかりづらい ・装置が取り外し可能なため虫歯になりにくい ・金属アレルギーでも治療が可能 ・痛みや違和感が少ない   〈デメリット〉 ・治療期間がワイヤー矯正よりも長くなる ・1日20時間以上装置をつける必要がある ・重度の出っ歯には適応できない   装置が目立ちにくいため、近年人気の矯正治療ですが、出っ歯の状態によってはワイヤー矯正の方が適している場合もあります。 ②ワイヤー矯正 ワイヤー矯正は、歯にブラケットと呼ばれる装置を装着し、ブラケットにワイヤーを通して動かしたい方向に向かって歯に適切な力をかけ、徐々に歯を動かしていく治療法です。 強い力を歯全体にかけて動かすため、重度の出っ歯や抜歯が必要なケースにも適応しています。 ワイヤー矯正は下記の2種類があり、装置は治療が終わるまで自由に取り外すことはできません。 ワイヤー矯正のメリット・デメリット 出っ歯をマウスピース矯正する場合のメリットやデメリットはこちらです。 〈メリット〉 ・重度の出っ歯にも適応できる ・抜歯矯正との相性が良い   〈デメリット〉 ・矯正装置を取り外せないので虫歯になりやすい ・矯正装置が目立つ、歯に痛みを感じる場合がある ・発音がしづらくなる場合がある   マウスピース矯正と比べると装置が目立ちやすいというデメリットがありますが、裏側矯正で目立ちにくくすることは可能です。 表側矯正 歯の表面ににワイヤーかけてを歯を動かす表側矯正は、出っ歯をはじめとする様々な歯並びに対応でき、一般的な矯正方法であるため実績が多いというメリットがあります。 一方で、歯の表面に装置を装着するため矯正装置が目立ちやすいのが特徴で、出っ歯がコンプレックスの人でも、矯正治療が他の人にバレてしまうのを恐れて、治療を拒むケースも少なくありません。 裏側矯正 歯の裏側にワイヤーをかけて矯正する裏側矯正は目立ちにくいため、出っ歯を治したいけれど矯正を恥ずかしいと感じる人にもおすすめの治療法です。 矯正装置が歯の裏側についているため後ろ方向に歯を動かしやすく、裏側矯正の方が出っ歯の治療に向いているという意見もあります。 ですが、一般的に表側矯正よりも専門性が高く、高度な治療が必要だと言われており、ほかにもワイヤーが舌に当たって発音しづらいというデメリットもあるので注意が必要です。 ③軽度であれば部分矯正が可能 出っ歯の症状が軽度の場合、歯並び全体を治す以外に、上顎の前歯を中心に部分的に矯正装置をつけて整える方法が適応になる場合があります。 部分矯正にすると、治療期間が短くなるほか、治療費も安く済ませられるというメリットもあるのです。 ただし、部分矯正は噛み合わせの治療ができないため、出っ歯の状態によっては治療ができない可能性もあります。 ○部分矯正が可能なケース ・歯と歯が重なり合っている箇所がない ・噛み合わせに問題がない ・出っ歯の原因が骨格にない ④手術による矯正 出っ歯は矯正治療で改善することが可能ですが、症例によっては矯正治療で改善しないケースもあり、その場合は外科手術を行って出っ歯を治します。 あごの骨を切り、正常な位置に戻す治療で、重度な出っ歯や顎の骨格が原因の場合に有効です。 矯正治療で治せるのか、外科手術が必要なのかは歯並びの状態を見て医師が判断します。 手術による矯正のメリット・デメリット 出っ歯を外科手術によって治療する場合のメリットやデメリットはこちらです。 〈メリット〉 ・顎の骨格が原因の出っ歯に適している ・重度の出っ歯に適応できる   〈デメリット〉 ・外科手術が必要 ・手術後に痛みや腫れなどが発生するリスクがある ・感染症のリスクがある ・ダウンタイム(回復期間)が必要   基本的には、外科治療の前後に歯列矯正をして噛み合わせの調整などを行います。 矯正治療で出っ歯の悩みを解決しよう 出っ歯の矯正治療について解説しました。 歯は一生使う大切なものなので、歯の見た目や機能を回復するために矯正治療を行うのは非常に重要です。 特に、出っ歯はコンプレックスになりやすいため、悩みを抱えている方はぜひ治療方法についての理解を深めていただきたいと思います。 矯正治療にはそれぞれメリット・デメリットがあるため、この記事を参考にしつつ、歯科医師と相談しながら最適な治療法で出っ歯の悩みを解決しましょう。 当院では歯科医師、歯科衛生士の技術、スタッフの人柄、治療費、期間、治療内容、痛みなど様々な事に不安を感じる患者様への気遣いや心配りをし、安心して通って頂ける医院作りを目指します。 <表参道AK歯科・矯正歯科の8つの特徴> 1:正確な診断、根拠に基づいた治療 2:1つの医院で完結 3:豊富な審美、矯正メニューから最適な治療法を提案 4:説明の徹底、質問しやすい環境作り 5:他院で断られた、セカンドオピニオンに対応 6:充実の保証制度、アフターフォロー 7:全室完全個室、カウンセリングルーム完備 8:痛みに配慮した治療 歯列矯正でお悩みの方は、無料カウンセリングも実施しておりますので、ぜひご利用ください。  

審美歯科

治療内容口元に「美しさ」をプラスする治療
費用¥55,000〜¥165,000(税込)
治療後のリスクセラミックの破折、色調の再現に限界があります

インプラント

治療内容欠損部分に人工歯を取り付ける治療
費用1歯あたり ¥280,000〜¥425,000(税込)
治療後のリスクインプラント周囲炎の可能性があるためメンテナンスが必要

ホワイトニング

治療内容気になる歯の着色を白くする治療
費用¥24,000〜¥48,000(税込)
治療後のリスク場合によっては後戻り・知覚過敏になる可能性があります

矯正歯科

治療内容歯並びをよくする治療
費用110,000〜¥1,320,000(税込)
治療後のリスク場合によっては後戻りが考えられます

ガミースマイル

治療内容歯茎のラインをきれいに整える治療
費用¥16,500〜¥275,000(税込)
治療後のリスク疼痛・出血などを生じる事があります

重度歯周病

治療内容再生療法をはじめ、清掃性の向上のための治療
費用¥27,500~¥77,000(税込)
治療後のリスク疼痛などを生じる事があります

入れ歯

治療内容失った歯を人工歯で補う治療
費用¥110,000~¥495,000(税込)
治療後のリスク疼痛・違和感などを生じる事があります