近年、歯列矯正の方法として透明で目立たないマウスピース矯正のインビザラインが注目されています。ここでは、インビザラインについて詳しく説明します。
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インビザラインとは?
インビザライン(Invisalign)は、透明なプラスチック製のアライメント(マウスピース)で歯の位置を調整する歯科矯正治療法です。一般的な歯列矯正で仕様されるブラケットやワイヤーを使わない、透明でほとんど目立たない矯正治療法とされています。
患者に合わせてカスタマイズされたマウスピースを週ごとに交換することで歯を移動させていきます。食事や歯磨きの際には取り外すことも可能で、衛生的に保てば好きなものを食べて良いため、多くの患者様に選ばれています。
インビザラインで歯列矯正をする4つのメリット
1: 目立たない
インビザラインは歯に密着した透明なプラスチックのマウスピースなので、ほとんど目立ちません。周囲の方は矯正治療中であることに気が付かないことも多いでしょう。
2: 痛みや違和感が少ない
インビザラインは滑らかな形状であり、週ごとに交換しながら歯を少しずつ調整していくため、従来の矯正装置より痛みや違和感は軽減されています。
3: 取り外しができる
ワイヤー矯正は食事制限があり、取り外しができないため、虫歯や歯周病のリスクが高くなります。その点インビザラインは取り外しができるため、食事制限はなく、歯の清掃もしやすいです。
4: 通院回数が少ない
インビザラインはシミュレーションに基づいたマウスピースを週ごとに交換して行う歯列矯正です。通院時には歯が順調に移動しているか、マウスピースのフィット感などを確認します。
マウスピースの交換は患者様自身で行うため通院回数は従来の矯正治療より少ないとされます。
インビザラインで歯列矯正をする3つのデメリット
1: インビザラインで矯正できない場合がある
インビザラインは軽度から中程度の歯ならびの矯正に対して有効ですが、重度の歯ならびには対応できない可能性が高いです。
重度の歯ならびに対しては従来のワイヤー矯正を提案いたします。
2: 長時間の着用が必須
インビザラインは毎日20時間以上の着用が必要です。つまり食事で取り外すとき以外は着用しなければなりません。こちらを守らないと治療が遅れや、矯正の効果が期待できなくなります。
3: 食事の際は取り外しが必要
インビザラインは食事の際には取り外す必要があります。食事制限はありませんが、食事のたびに着脱するのは患者様によっては煩わしさを感じる場合があります。
インビザラインで行う歯列矯正の流れ
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- 無料カウンセリング
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問診票記入後、口腔内の写真、お顔の写真を数枚ずつ撮影して問診票と写真を見ながらカウンセリングします。
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- 精密検査
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数種類のレントゲン撮影、歯型を取ります。
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- 診断・治療計画説明
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検査結果をもとに診査診断を行い、治療計画を説明します。
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- 治療開始
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治療計画にご納得頂き、契約後治療を開始します。
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- 保定
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整えた歯並びや噛み合わせが後戻りしないように、正しい位置に固定してあげます。
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- メインテナンス
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治療終了後の経過を観察します。
インビザライン矯正を検討する際のポイント
インビザライン矯正は個人に合った治療計画を提供できる経験豊富な歯科医師による指導が矯正治療の成功に大きく関わります。
歯の動き方は必ずしもシミュレーション通りにいくとは限りません。マウスピースの追加調整をする技術や経験数、他の矯正治療を提案することができる実績なども検討する際のポイントとなります。
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従来のシリコン印象材は使わず、3D光学カメラで「型取り」し、PC上でそのデータがすぐに再現されるものです。患者様に現在の歯並びの状態だけではなく、歯並びをキレイにした後どのようになるかのシミュレーションもできます。
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