Eラインは鼻先と唇と顎先をつないだラインです。
横顔美人になるには美しいEラインを作ることが欠かせないと言われています。
理想的なEラインは、歯列矯正で手に入れることが可能です。
この記事では美しいEラインを作るための方法や口ゴボと呼ばれる症状の解決方法を解説します。
自力で治すのは難しいですが、歯列矯正をすれば美しいEラインを手に入れられるでしょう。
歯科矯正で横顔美人を目指してください!
<この記事で分かること> ・Eラインで口元を引っ込める方法とは? ・口ゴボとはどういう状態? ・口ゴボを治療するにはどうすればいい?
Contents
- 1 Eラインで口元を引っ込める
- 2 Eラインとは?
- 3 Eラインで横顔美人を作る
- 4 年を取るとEラインが崩れる?
- 5 口ゴボを引き起こす原因
- 6 歯並びが悪い
- 7 歯が傾いている
- 8 顎のバランス(骨格のバランス)が悪い
- 9 口輪筋の筋力不足
- 10 口ゴボを自力で矯正できる?
- 11 フェイスラインを美しくするためのトレーニング
- 12 口ゴボを引き起こす習慣
- 13 美しいEラインを手に入れる方法
- 14 歯列矯正で口ゴボを矯正する方法
- 15 ワイヤー矯正
- 16 マウスピース矯正
- 17 ハーフリンガル
- 18 インプラント矯正
- 19 Eラインのタイプ
- 20 口ゴボ
- 21 しゃくれ
- 22 顎が小さい
- 23 鼻が低い
- 24 歯科矯正で横顔美人を目指そう!
Eラインで口元を引っ込める
横顔を美しく見せるためには、Eラインと呼ばれる顔のバランスを保つ必要があります。
Eラインが整った人は横顔のバランスも良く、「横顔美人」と呼ばれることが多いです。
なお、Eラインの”E”はエステティックという意味です。
Eラインとは?
Eラインとは顔のパーツのうち、鼻先と唇と顎先を繋いだラインを指します。
一般的に、「美しいEライン」と呼ばれるのはEラインが一直線につながっている、あるいは口元が少し内側に入るぐらいの状態です。
顎や口元が出すぎているとEラインもバランスが崩れ、横顔が乱れてしまう原因になってしまうでしょう。
必ずしも一直線である必要はなく、上唇が4mm、下唇が2mm以内であればEラインの範囲内と見なされます。
日本人は欧米人と比べて鼻が低い傾向にあるため、美しいEラインは貴重です。
Eラインで横顔美人を作る
美しいEラインを整えることで、横顔が美しく見えるようになります。
正面から自分の顔を見るときにEラインは気になりませんが、横顔から見る場合はEラインが気になるものです。
年を取るとEラインが崩れる?
年を重ねるとEラインが崩れるとされています。
なぜなら年齢を重ねると骨の量が減ってしまい、顎が小さくなってしまうなどEラインのバランスが崩れてしまうからです。
また、顎が小さくなると頬の肉が下がって顔が四角形に近づいてしまいます。
口ゴボを引き起こす原因
いわゆる「口ゴボ」と呼ばれる状態になるとEラインが崩れて横顔も美しく見えなくなってしまいます。
口ゴボ(くちごぼ)とは口元が前に突き出して見える状態です。
口ゴボを引き起こす原因には以下の4つがあります。
- 歯並びが悪い
- 歯が傾いている
- 顎のバランスが悪い
- 口輪筋の筋力不足
原因についてひとつずつ確認してみましょう。
歯並びが悪い
歯並びが悪いと口ゴボの原因になることがあります。
歯並びが悪いと歯および口元が前に出てしまい、口ゴボの状態になってしまうのです。
歯並びは遺伝などの先天的なもののほか、日常的な癖や習慣など後天的なものが原因の場合があります。
歯が傾いている
歯並びが良い状態にあっても、歯が傾いていると口ゴボに見えてしまうことがあります。
歯が前方向に傾いていると、口元が出っ張ってしまいEラインが崩れてしまうのです。
特に、口呼吸が多い人は歯が傾く傾向にあります。
口呼吸をしている人は舌が前歯を押し出すため、知らず知らずのうちに歯が前へ傾いてしまうのです。
顎のバランス(骨格のバランス)が悪い
顎のバランスあるいは骨格のバランスの悪さも口ゴボの原因になってしまいます。
顎のバランスが良い状態だと上唇と舌唇が並行に並びますが、バランスが悪いとどちらかの唇が出っ張ってしまうのです。
唇が出っ張った状態はEラインを崩してしまいます。
口輪筋の筋力不足
口輪筋と呼ばれる、口周りの筋肉が不足していると口ゴボの原因になることがあります。
口輪筋は唇の周りを囲んでいる筋肉で、唇を開閉する時に利用する筋肉です。
口輪筋が不足していると唇を動かす力が弱くなってしまいます。
意識して動かさないと、加齢とともに口輪筋は衰えてしまうので注意しましょう。
口角を上げるトレーニングや、空のペットボトルを使って息を吹きかけるトレーニングが有効です。
口ゴボを自力で矯正できる?
一般的に、口ゴボは自力で治すことが難しいとされています。
先ほど紹介したように、口ゴボは骨格や歯並びの問題であることが多く、成人してから自分で矯正することは難しいのです。
口ゴボを修正するには、クリニックで歯列矯正や美容整形をする必要があります。
フェイスラインを美しくするためのトレーニング
骨格や歯並びを自力で矯正することは難しいですが、マッサージによってフェイスラインを整える方法が人気です。
鼻先などのフェイスラインに関する部位をマッサージすることで、美しいEラインに近づける場合があります。
その他にも、表情筋をトレーニングすることでフェイスラインを整えられるでしょう。
表情筋が衰えてしまうとシワやたるみの原因になることがあるため、普段から意識して表情筋を動かすようにしてみてください。
口ゴボを引き起こす習慣
口ゴボは先天的なものでなく、後天的な癖や習慣が原因になる場合もあります。
口ゴボを引き起こす習慣として、以下の行為に注意してください。
【口ゴボを引き起こす習慣】 ・口呼吸をする ・やわらかい食べ物ばかり食べる ・下唇を噛む癖がある ・爪を噛む癖がある ・指しゃぶりをする癖がある(子供の場合)
これらの習慣が身に着いていると骨格のバランスが乱れてしまいます。
食習慣も口ゴボに繋がってしまうので、顎の骨を使うような固い食べ物を選ぶことがおすすめです。
上記の習慣が子供のうちから根付いていると口ゴボになる可能性が高くなります。
子供のうちから意識的に治すようにすると良いでしょう。
美しいEラインを手に入れる方法
美しいEラインを手に入れるためには、歯列矯正や美容整形など、クリニックで実施する医療行為が効果的です。
これらの治療をすることで、自力では矯正できない歯並びや骨格を矯正できるため、理想のEラインに近づけます。
歯列矯正
出っ歯や受け口などが原因である場合は、歯列矯正での矯正によって口ゴボが治る場合があります。
歯列矯正はワイヤーやマウスピースなどの器具を使って歯を動かす治療方法です。
美容目的で歯列矯正をする方は多く、横顔美人を手に入れるためにおすすめの方法となっています。
美容整形
美容整形を受けることで口ゴボが緩和される場合があります。
美容整形では口元が出ている状態を解消できるため、口ゴボの原因である出っ張りを解消できるのです。
ヒアルロン酸注入
ヒアルロン酸は体内にある保湿・保水成分です。
クリニックでヒアルロン酸を注入することでEラインを調整できる場合があります。
鼻の高さ、顎の小ささを整えることでEラインに近づけることが可能です。
ヒアルロン酸を注入すると、肌の保湿を得られるなど美容効果もあります。
ヒアルロン酸は時間が経つと体内に吸収されてしまい、顔のラインが元通りになってしまうため、定期的な注入が必要です。
プロテーゼ
プロテーゼは人の軟骨に寄せて作られた医療用シリコンを手術で挿入して、鼻や顎の形を整える手術です。
プロテーゼはシリコンを埋め込むため、半永久的に顔のラインを矯正することができます。
歯列矯正で口ゴボを矯正する方法
歯科クリニックでは歯列矯正によって理想の歯並びを手に入れられます。
歯列矯正で口ゴボを矯正する方法として一般的なのが、以下の方法です。
- ワイヤー矯正
- マウスピース矯正
- ハーフリンガル
- インプラント矯正
歯列矯正には顔のラインを整えられるほか、歯並びを改善することによる健康上のメリットがあります。
歯列矯正をすることによって口内環境が整い、虫歯や歯周病のリスクを軽減できるのです。
ワイヤー矯正
ワイヤー矯正は歯の表側あるいは裏側に矯正装置をつけて歯を動かす矯正方法です。
口ゴボの原因になる歯並びの不揃いを矯正できるため、美しいEラインに近づられます。
ワイヤー矯正の種類は歯の表側に装置を取り付ける「表側矯正」と歯の裏側に装置を取り付ける「裏側矯正」の2つです。
表側矯正
表側矯正は歯の表側に装置を取り付けて歯を動かして矯正する方法です。
表側矯正は舌の邪魔になることが少ないうえに、料金が安いというメリットがあります。
一方で、人の目に見えるところに装置をつけるため見た目が気になる方もいるのが特徴です。
裏側矯正
裏側矯正は歯の裏側に装置を取り付けて歯を動かす方法です。
他人からは見えづらいところに装置を付けるため、他の人から見えづらいというメリットがあります。
裏側矯正は表側矯正よりも複雑な治療であるため、料金は割高です。
また、クリニックによっては治療を取り扱ってない場合もあるため注意しましょう。
マウスピース矯正
マウスピース矯正はマウスピースを取り付けて歯並びを矯正する方法です。
マウスピースは透明な素材でできているため、ワイヤー矯正と比べると装置が目立たない装置として人気を集めています。
マウスピースは食事の時には取り外すことが可能です。
一方、食事の時以外はマウスピースをつけている必要があるほか、マウスピースを定期的に洗浄しなければならないため管理が大変という特徴があります。
ハーフリンガル
ハーフリンガル矯正は表側矯正と裏側矯正を組み合わせた方法です。
上の歯には裏側装置を取り付け、下の歯には表側装置を取り付けます。
表側矯正や裏側矯正と比べて装置が目立ちづらいほか、発音への影響も少ない合理的な矯正方法です。
また、料金も表側矯正と裏側矯正の中間に相当する価格となっています。
インプラント矯正
インプラント矯正は歯科用のアンカースクリューを顎の骨に打ち込む矯正方法です。
従来のワイヤー矯正やマウスピース矯正では難しかった歯の動かし方ができるため、複雑な歯並びの解消に対応できます。
インプラント矯正は口ゴボ解消のほか、ガミースマイルの解消にも使われることが多い方法です。
ガミースマイルとは笑った時に歯茎が見えてしまう状態で、インプラント矯正によって歯並びを矯正することでガミースマイルを解消できます。
インプラント矯正は外科処置が必要です。
Eラインのタイプ
Eラインのタイプには以下の4種類があるとされています。
Eラインはもともと欧米人の輪郭に合わせて定義されたものであるため、日本人の顔に合わせて色々な形を考慮することがおすすめです。
理想的なEラインを手に入れるためにはこれらのタイプを理解しておき、どのような矯正をするべきか知っておくと良いでしょう。
- 口ゴボ
- しゃくれ
- 顎が小さい
- 鼻が低い
口ゴボ
口ゴボタイプは上顎だけ前に突出している状態です。
口ゴボを矯正するためには歯列矯正で歯並びを整える方法があります。
しゃくれ
しゃくれは下唇や顎が突出している状態です。
しゃくれを矯正するためには歯列矯正で歯並びを矯正するほか、下の顎を削る手術が効果的です。
顎が小さい
顎が小さい状態はしゃくれと逆で、下唇や顎が後ろに下がっている状態です。
顎が小さい状態を修正するためには、ヒアルロン酸を注入したりプロテーゼの手術をしたりするなど、下顎のバランスを整える方法が効果的です。
鼻が低い
Eラインのバランスが崩れがちなのが、鼻先が低い状態です。
手術等で鼻先を高くすることによってバランスの取れたEラインを手に入れられます。
歯科矯正で横顔美人を目指そう!
Eラインは鼻先と唇と顎先がほぼ一直線であるバランスの整った状態です。
「横顔美人」と呼ばれる方はEラインに近い状態で、整った歯並びを手に入れている方が多くなっています。
いわゆる「口ゴボ」と呼ばれる状態になると、歯並びの不沿いが原因でEラインと遠い状態になってしまうでしょう。
口ゴボは自力で治すことが難しいため、クリニックで歯列矯正や美容整形などの手段を取ることがおすすめです。
当クリニックでは歯列矯正をはじめとする各種歯科診療を取り扱っています。
歯列矯正を実施して理想のEラインを手に入れて、横顔美人を目指してください。