矯正後の後戻りを予防するポイントについて知りたいと悩んでいませんか?
この記事では「矯正後の後戻りを予防するポイント」について紹介していきます。
結論、矯正後の後戻りを防ぐポイントは、リテーナーを使用したり、態癖の改善、後戻りの早期発見などが挙げられます。
他にも「矯正後の後戻りの原因」や「後戻りによる再治療方法」についても解説します。
ぜひこの記事を参考に、矯正後の後戻りを予防してみてください。
また「八重歯の矯正方法」について知りたい方は、こちらにて解説を行っておりますので、ぜひ確認してみてください。
Contents
矯正後の後戻りの原因
矯正後の後戻りの原因については、主に以下が挙げられます。
- 不十分な矯正治療
- 遺伝的な原因
- 歯並びに影響する癖
- 保定が不十分
それぞれの原因について紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
不十分な矯正治療
矯正を受けた歯科医師の技術レベルが低かったり、治療スケジュールの期間が短すぎたりなど、不十分な矯正治療を受けてしまうと、矯正後の後戻りの原因になります。
歯列矯正の治療を受ける際には、日本矯正歯科学会または認定医が在籍している歯科医院を選ぶようしましょう。
また、どんなに技術力が高い歯科医から矯正治療を受けても、自己判断で矯正装置を外してしまうと、後戻りの原因になるので、あらかじめ注意が必要です。
遺伝的な原因
遺伝的な要素によって矯正後に後戻りしてしまう可能性があります。
具体的に遺伝的な原因については、以下のとおりです。
- 上下の顎のズレ
- 顎と歯の不調和
それぞれの項目について紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
上下の顎のズレ
骨格的な要因によって、上下の顎のズレがあると、矯正後に後戻りしてしまうリスクが高くなります。
上下の顎のズレがあると、矯正治療を行っても、無理やり歯を矯正している状態になるので、外科的処置などの根本的な治療を行わないと後戻りしてしまう可能性が高くなります。
成人になってから顎のズレを治すのは難しくなりますが、子供の成長期から早期治療を行えば、上下の顎のズレを改善することが可能です。
このように、子供の頃から少しでも異常を感じたら、歯科医院で診てもらうようにしましょう。
顎と歯の不調和
顎の大きさと歯の大きさが合っていないのも矯正後に後戻りしてしまう原因となります。
歯が大きくて顎が小さい場合には、矯正治療などで顎の大きさを広げることができますが、大きく広げるのは限界があります。
また、顎と歯の大きさのバランスが取れているのがもっとも重要になるので、抜歯をしてしまうと逆に噛み合わせが悪くなってしまうので、あらかじめ注意が必要です。
歯並びに影響する癖
歯並びは日々の習慣から影響を受けるので、矯正治療後に同じような癖を行ってしまうと後戻りしてしまうリスクが高くなります。
具体的に歯並びに影響する癖については、以下が挙げられます。
- 口呼吸
- 頬杖
- 舌癖
- 噛みしめ癖
- 咬爪癖
- 低位舌
- 偏咀嚼癖
上記のような癖がある場合には、歯科医院で癖の指導やMFT(筋機能療法)などを受けるようにしましょう。
保定が不十分
矯正治療後の保定が不十分だと、後戻りがしやすくなる原因になります。
矯正治療が終了し、一見歯並びは良くなっていても、実際には歯が周囲の歯茎や骨と馴染んでいない状態になるので、歯並びが安定していない状態になります。
そのため、治療直後は特に後戻りすやすい状態なのです。
保定装置には、固定式と取り外し式がありますが、取り外し式の方がストレスなく装着できますが、指示された用法を守る必要があります。
矯正後の後戻りを予防するポイント
矯正後の後戻りを予防するポイントについては、以下が挙げられます。
- リテーナーを使用する
- 態癖の改善
- 後戻りの早期対応
- 歯周病の予防を行う
- 後戻りしにくい治療計画
それぞれの項目について紹介していきましょう。
リテーナーを使用する
矯正後の歯並びを安定させて維持させるリテーナー(保定装置)を装着すれば、矯正後の後戻りを予防できます。
実際に、矯正治療によってきれいな歯並びになっても、リテーナーの装着を疎かにしてしまって、後戻りしてしまうケースも多く見られます。
歯科医院によって異なりますが、リテーナーは裏側装置とマウスピースを採用している歯科医院が多い傾向です。
また、リテーナーでマウスピースを使用する際には、装着の自己管理が必要になるので、あらかじめ注意が必要です。
態癖の改善
歯並びに悪影響を与えてしまう態癖を改善することも後戻り予防において重要です。
舌の癖や唇の巻き込みなど普段無意識に行っている場合には、継続的に力が掛かってしまい、綺麗にした歯も動いてしまうリスクが高くなります。
態癖がある方は、矯正治療中に改善を心掛けましょう。
後戻りの早期対応
矯正後の後戻りを予防するには、矯正後に歯並びですぐに異変を感じたらすぐに担当の歯科医院で診てもらうなどの早期対応を行うことも重要です。
例として、矯正治療後に歯の隙間に物が挟まりやすくなったなどが症状が現れた場合には、後戻りしている可能性があります。
しかし、後戻りしているからと言って、再度矯正治療を行う必要がなく、早期治療であればリテーナーを装着すれば後戻りが改善されます。
歯周病の予防を行う
歯周病になってしまうと、歯を支えている骨を溶かしてしまい、歯が動きやすくなり、後戻りしやすくなるリスクが高くなります。
また、歯周病が進行してしまうと、周辺の歯にも悪影響を与えてしまうので、早期治療が重要になります。
強制終了後は、セルフケアを入念に行うのはもちろん、定期検診を受けて、歯周病にならないように予防を行いましょう。
後戻りしにくい治療計画
矯正後の後戻りは、治療計画によってリスクが大きく異なります。
歯を移動する量が大きいほど元に戻ろうとする力が強く働くので、後戻りしてしまうリスクが高くなります。
抜歯矯正を行なった場合には、歯が元に戻ろうとする反動力が大きくなるので、しっかりとした治療計画を作成する必要があります。
このように、後戻りを予防するには、いきなり歯を移動させようとせずに、少しずつ歯を動かす治療計画がおすすめと言えるでしょう。
後戻りによる再治療方法
具体的に後戻りによる再治療方法については、以下が挙げられます。
- マウスピース矯正
- 表側矯正
- 裏側矯正
- 部分矯正
それぞれの再治療方法について紹介しましょう。
マウスピース矯正
マウスピース矯正とは、薄く透明に作られた専用のマウスピースを使用して歯の矯正を行う治療方法です。
透明なマウスピースを着用しているので、歯列矯正をしているのを周りに気づかれる心配はありません。
自分で着脱が可能で、歯磨きや食事の際に取り外しができるので、歯磨きがしやすく食事制限もないというメリットが挙げられます。
痛みに弱い方でも、他の矯正方法に比べても痛みが少ない特徴も挙げられます。
表側矯正
表側矯正は、歯の表面にブラケットとワイヤーを取り付けて、歯の矯正を行う治療方法です。
基本的に動かす部分に制限がないので、幅広い症状に適応できるメリットが挙げられます。
矯正装置が舌に触れていないので、違和感が少なく、発音がしづらいなどのデメリットがないのも特徴です。
しかし、矯正装置が歯の表面に見えてしまうので、見た目を気にしている方には向いていないと言えるでしょう。
裏側矯正
裏側矯正は、歯の裏側にブラケットとワイヤーを付けて歯の矯正を行う治療方法です。
裏側矯正の一番のメリットは、矯正装置が他の人から見えないので、見た目に悪影響がない点です。
また、歯の裏側は常に唾液があり、乾燥しづらいので、虫歯や歯周病になりにくい特徴も挙げられます。
部分矯正
部分矯正とは、前歯など一部分のみ歯並びを矯正できる治療方法です。
気になる部分だけの治療なので、費用が安かったり治療期間が短いなどのメリットが挙げられます。
矯正装置が一部分しか付いていないので、歯磨きや食事の際のストレスが少ない特徴もあります。
デメリットについては、簡単な症例のみしか適応されないので、事前に担当歯科医に確認をしておきましょう。
矯正後に後戻りしてしまった際の注意点
矯正後に後戻りしてしまった際の注意点については、後戻りをしても自力で治そうとしないように注意が必要です。
矯正治療は、他の歯との咬み合わせがあるので、繊細な作業が必要にあるので、自力で治そうとすると、逆に歯並びが悪くなってしまうリスクが高くなります。
最悪の場合には、一部の歯に負担がかかりすぎてしまい、歯の神経が死んでしまう可能性があります。
マウスピース矯正後に後戻りしてしまった方で、使用済みのマウスピースを使用してしまうと、逆に歯並びがガタガタになってしまうリスクがあるので、歯科医院で診てもらうようにしましょう。
矯正治療は表参道AK歯科がおすすめ!
出典:表参道AK歯科
項目 | 内容 |
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住所 | 〒150-0001 東京都渋谷区神宮前5丁目50-6サクセス青山3F |
アクセス | 表参道駅徒歩3分、渋谷駅徒歩5分 |
電話番号 | 03-6452-6405 |
診療時間 | 【月・火・水・金】 12:30〜16:00 17:00〜20:30 【土・日】 9:30〜12:30 13:30〜17:30 【休診日】 第1・3・5日曜、第2・4月曜、木曜日 |
診療内容 | 表側矯正・裏側矯正・部分矯正・マウスピース矯正・ハーフリンガル・インプラント矯正・小児矯正・ホワイトニング・インプラント・セラミック矯正・セラミック治療・ラミネートベニア・ダイレクトボンディング・ガミースマイル・虫歯治療・歯周病・小児歯科・親知らず・入れ歯・口腔外科 |
料金 | 【表側矯正】 部分:上顎or下顎 ¥440,000 上下顎 +¥165,000 全体:上顎or下顎 ¥880,000 上下顎 +¥220,000 スピード矯正(カリエール併用) +¥165,000 ハイブリット矯正(マウスピース併用) +¥165,000 クリアブラケット +¥55,000 【裏側矯正】 部分:上顎or下顎 ¥495,000 上下顎 +¥165,000 全体:上顎or下顎 ¥1,100,000 上下顎 +¥330,000 スピード矯正(カリエール併用) +¥165,000 ハイブリット矯正(マウスピース併用) +¥165,000 |
表参道AK歯科は、幅広い症例の歯並び改善が可能な人気の歯科医院です。
他院で矯正治療を受けて、後戻りで失敗してしまった場合でも、精密に診断を行い、最適な治療方法の提案を受けることが可能です。
はじめて矯正治療を受ける方でも、分かりやすい説明としっかりとしたコミュニケーションを行っているので、安心して治療を受けられるメリットが挙げられます。
表参道AK歯科の口コミ・評判
矯正をする為、下の親知らずを2本抜きました。抜歯をするのは初めてで多少の不安はありましたが、しっかり説明もしてくれて、施術中には、途中途中声もかけていただいて、1本抜くのに30分もかからなかったです!塗る麻酔もしていただいて、痛みもなく抜いた後も痛みや腫れることは無かったです☆
糸取りも2分もしないで終わってとても、スムーズで満足のいく歯医者さんです!
引用元:GoogleMap
親不知の抜歯をお願いしました。
治療が的確だし、スピーディだし、痛みもなく、安心して完了しました。
夜遅くまでやっていることも有り難かったです。
引用元:GoogleMap
今月オープンしたばかりで内装がとても綺麗で清潔感があります。
先生も気さくで親しみやすく、
丁寧に話を聞いてくださる方だったので安心しました
引用元:GoogleMap
矯正後の後戻りを予防しよう!
今回は、矯正後の後戻りについて知りたい方に向けて、矯正後の後戻りの原因や後戻りによる再治療方法を紹介しました。
矯正後の後戻りを予防するポイントについては、以下が挙げられます。
- リテーナーを使用する
- 態癖の改善
- 後戻りの早期対応
- 歯周病の予防を行う
- 後戻りしにくい治療計画
今回の記事を参考に、矯正後の後戻りを予防していきましょう。