執筆者情報:小室 敦

2026.01.27
全顎治療で後悔しない医院選び|診断・仮歯・ゴール設定で差が出る6つのチェック項目
全顎治療で後悔しない医院選び|診断・仮歯・ゴール設定で差が出る6つのチェック項目 全顎治療で後悔する患者さまが増えている理由 「全顎治療を受けたけれど、噛み合わせがしっくりこない」「見た目は綺麗になったのに、食事が楽しめない」・・・このような声を、診療の現場で耳にする機会が増えています。 全顎治療とは、お口全体の歯と歯周組織をトータルに診て、包括的に治療を行うアプローチです。虫歯や歯周病、噛み合わせの問題が複雑に絡み合った状態を改善し、機能と審美性を取り戻すことを目指します。 しかし、この治療は高度な診断力と技術力を要するため、医院選びを誤ると取り返しのつかない結果を招くことがあります。治療のゴール設定が曖昧なまま進めてしまったり、仮歯の期間を十分に取らずに最終的な被せ物を装着してしまったりすると、後になって「こんなはずではなかった」と後悔することになるのです。 医院選びで確認すべき6つのチェック項目 全顎治療の成否は、医院選びの段階でほぼ決まります。 ここでは、後悔しないために必ず確認していただきたい6つのポイントをご紹介します。これらの項目を満たしている医院であれば、安心して治療を任せることができるでしょう。 1. 精密なCT診断と詳細な検査体制が整っているか 全顎治療では、まず現状を正確に把握することが不可欠です。歯科用CTによる立体的な画像診断、口腔内写真、レントゲン写真、歯周組織検査、そして模型による咬合分析・・・これらの検査を総合的に行い、顎関節のズレや噛み合わせの問題を見逃さない体制が求められます。 検査が不十分なまま治療を開始すると、経年的な変化や不良な被せ物によって生じた顎関節のズレを見落とし、どんなに精密な治療を行っても「噛みにくい」「被せ物が壊れやすい」という結果を招いてしまいます。 表参道AK歯科・矯正歯科では、マイクロスコープやEr:YAGレーザーなどの先進医療機器を導入し、精密な診査診断を行っています。検査から診断を行い、根拠に基づく治療を重視する姿勢が、長期的に安定した結果につながります。 2. 治療のゴール設定を明確に示してくれるか 全顎治療では、事前に「どのような状態を目指すのか」を明確にすることが極めて重要です。診断用ワックスアップを用いて治療ゴールを設定し、そこから逆算した治療計画を立案する・・・このプロセスがあるかどうかで、治療の質は大きく変わります。 治療ゴールが曖昧なまま進めると、途中で方向性を見失い、患者さまも「いつ終わるのか」「どこに向かっているのか」が分からず不安になります。また、費用や期間の見通しも立てにくくなり、治療中断のリスクも高まります。 信頼できる医院では、模型上でしっかり噛み合っているか、舌側方向からも噛み合っているかを確認し、審美性・機能性・清掃性のすべてを考慮したゴール設定を行います。そして、そのゴールに至るまでの道筋を複数示し、患者さまのライフスタイルに合った治療方法を選択できるようサポートしてくれます。 3. 仮歯期間を十分に確保し、調整を重ねているか 全顎治療において、仮歯の期間は単なる「つなぎ」ではありません。 プロビジョナルレストレーションと呼ばれる精密な仮歯を製作し、実際に使用しながら審美性・機能性・清掃性を確認していく・・・この過程が、最終的な成功を左右します。 仮歯を使っているうちに、さまざまな問題が見えてきます。噛み合わせの違和感、清掃のしにくさ、見た目のバランス・・・これらを一つひとつ修正し、患者さまが納得できる状態になってから、初めて最終的な被せ物に移行するのです。 仮歯の段階で十分な調整を行わずに最終補綴物を装着してしまうと、後から「やり直したい」と思っても、時間も費用も大きな負担となります。仮歯期間を惜しまず、丁寧に調整を重ねる医院を選ぶことが、後悔しないための鍵となります。 4. 矯正・インプラント・歯周病治療を一つの医院で完結できるか 全顎治療では、虫歯治療だけでなく、矯正治療やインプラント、歯周病治療が必要になることも少なくありません。これらを別々の医院で受けると、情報の共有が不十分になり、治療の一貫性が失われるリスクがあります。 表参道AK歯科・矯正歯科のように、矯正歯科・審美歯科・一般歯科を一つの医院で完結できる体制が整っていると、院長がすべての診断・治療計画を担当し、トータルでお口の健康を管理できます。表側・裏側・マウスピースなど矯正装置の選択肢も豊富で、患者さまの希望に応じた治療が可能です。 また、虫歯・歯周病・親知らずなどの基本治療から、インプラントや再生療法まで対応できる医院であれば、治療の途中で他院を紹介される心配もなく、スムーズに治療を進めることができます。 5. 院長の経歴・所属学会・実績を確認できるか 全顎治療は、歯科医師の技術力と経験が直接結果に反映される治療です。そのため、院長の経歴や所属学会、参加講習会などを確認することは非常に重要です。 日本矯正歯科学会、日本口腔インプラント学会、日本歯周病学会、日本歯科審美学会など、複数の専門学会に所属し、継続的に研鑽を積んでいる歯科医師であれば、最新の知識と技術を持っていると判断できます。 また、SJCDレギュラーコース・マスターコース、下間矯正研修会、石井歯内療法研修会など、著名な講習会に参加している実績があれば、包括的な治療に対する高い意識と技術力を持っていることの証となります。 表参道AK歯科・矯正歯科の院長は、日本歯科大学卒業後、都内インプラントセンター副院長、都内審美・矯正歯科専門医院院長などの経歴を持ち、インビザラインについては「プラチナエリート・プロバイダー」を受賞しています。このような実績は、安心して治療を任せられる大きな根拠となります。 6. 治療後のメンテナンス体制が整っているか 全顎治療は、治療が終わった時点がゴールではありません。 むしろ、治療終了後からが本当のスタートです。適切なメンテナンスを受けずに放置すると、せっかく整えたお口の状態が再び悪化してしまうリスクがあります。 過去の文献からも、何かあってから受診される方は、適切なメンテナンスを受けている方と比べて歯の喪失リスクが数倍になると報告されています。概ね3〜6ヶ月程度の間隔で、虫歯や歯周病のリスクに応じた定期的なメンテナンスを受けることが、長期的な安定につながります。 メンテナンスの体制が整っている医院では、クラスB滅菌機や口腔外バキュームなどの感染対策も徹底されており、安心して通い続けることができます。 失敗例から学ぶ医院選びの落とし穴 ここでは、実際に他院で全顎治療を受けた後、問題を抱えて来院される患者さまの事例から、医院選びの落とし穴をご紹介します。 ケース1:診断不足による噛み合わせの不調 50代の男性患者さまは、他院で全顎治療を受けた後、「噛むと顎が痛い」「食事がしにくい」という症状に悩まされていました。詳しく検査をしてみると、顎関節のズレが診断されておらず、本来の噛みやすいポジションとは異なる位置で被せ物が装着されていたことが判明しました。 このケースでは、初診時に顎関節の診査や咬合のズレを確認する検査が行われていなかったため、治療後も不調が続いていたのです。全顎治療では、経年的な変化や不良な被せ物によって顎関節がズレている場合があり、この診査診断を怠ると、どんな治療を行っても噛みにくく、被せ物も壊れやすくなります。 ケース2:仮歯期間を省略したことによる審美的不満 40代の女性患者さまは、「見た目が不自然で笑えない」と訴えて来院されました。他院では、仮歯の期間をほとんど設けずに最終的なセラミックの被せ物を装着していました。その結果、歯の長さや形、歯肉とのバランスが不自然で、患者さまは大きなストレスを感じていました。 仮歯の期間を十分に取り、患者さまと一緒に形や色を確認しながら調整していれば、このような不満は避けられたはずです。最終的な被せ物を装着してからの修正は、時間も費用も大きな負担となります。 ケース3:治療ゴールの共有不足による期待とのギャップ 60代の男性患者さまは、「こんなはずではなかった」と後悔の念を口にされました。他院では、治療前に詳しい説明がなく、どのような状態を目指すのかも明確にされないまま治療が進められていました。患者さまは「もっと白い歯になると思っていた」「もっとしっかり噛めると期待していた」と、治療結果に大きな不満を抱えていました。 治療のゴール設定を事前に明確にし、模型やシミュレーションを用いて患者さまと共有していれば、このようなギャップは生まれなかったでしょう。 表参道AK歯科・矯正歯科が選ばれる理由 表参道AK歯科・矯正歯科は、全顎治療において後悔しない結果を提供するために、以下のような取り組みを行っています。 検査から診断、根拠に基づく治療計画の立案 当院では、歯科用CTによる精密な画像診断、口腔内写真、レントゲン写真、歯周組織検査、模型による咬合分析など、包括的な検査を行います。そして、診断用ワックスアップを用いて治療ゴールを設定し、そこから逆算した治療計画を立案します。 すべての診断・治療計画は院長が担当し、患者さまに対してモニターに写し出しながら詳細にご説明します。費用、期間、審美性、機能性・・・どの部分を重視するかをしっかり話し合い、患者さまのライフスタイルに合った治療方法を選択していただけます。 仮歯期間を惜しまず、納得のいくまで調整 当院では、プロビジョナルレストレーションと呼ばれる精密な仮歯を製作し、審美性・機能性・清掃性を確認しながら調整を重ねます。仮歯を使っているうちに見えてくる問題を一つひとつ解決し、患者さまが「これで大丈夫」と納得されてから、初めて最終的な被せ物に移行します。 場合によっては、第一段階の仮歯から第二段階の仮歯へと修正を重ね、より精密な咬合と構造を実現します。この丁寧なプロセスが、長期的に安定した結果につながります。 矯正・審美・一般歯科を一つの医院で完結 当院では、矯正歯科、審美歯科、一般歯科のすべてに対応しています。Eライン矯正、インビザライン、セラミック治療、インプラント、歯周病治療、根管治療・・・全顎治療に必要なあらゆる処置を、一つの医院で完結できます。 院長がすべての診断・治療計画を担当するため、情報の共有がスムーズで、治療の一貫性が保たれます。また、必要に応じて矯正の専門医と連携を取り、最適な治療を提供します。 全室個室でプライバシーに配慮した環境 当院は全室個室となっており、プライバシーに配慮した設計です。他の患者さまの目を気にすることなく、リラックスして治療を受けていただけます。また、個室のカウンセリングルームも完備しており、じっくりとお話を伺う時間を大切にしています。 土日祝も診療、表参道駅から徒歩3分の好立地 表参道駅から徒歩3分、渋谷駅から徒歩5分という好立地に加え、土日祝日も診療を行っています。お仕事や学業で平日は忙しい方でも、無理なく通院していただけます。また、24時間WEB予約とLINE相談が可能で、ご都合に合わせて予約を取りやすい体制を整えています。 全顎治療を成功させるために患者さまに心がけていただきたいこと 全顎治療は、歯科医師だけでなく、患者さまご本人の協力があって初めて成功します。 ここでは、治療を成功させるために患者さまに心がけていただきたいポイントをお伝えします。 治療中の不便さを理解し、根気強く通院する 全顎治療では、仮歯にしたり噛めない部分が出てきたりと、食生活に制限が出ることがあります。治療終了まではある程度の不便を感じることもあるかと思いますが、これは最終的に良い結果を得るために必要なプロセスです。根気強く通院していただくことが、成功への第一歩となります。 丁寧な歯磨きとホームケアを習慣化する 歯科医院でクリーニングを受けることも大切ですが、日々のホームケアを身に着けない限り、良い治療結果は得られません。丁寧な歯磨きを心がけ、歯科衛生士の指導に従ってセルフケアのスキルを向上させることが、長期的な安定につながります。 治療のゴールを歯科医師と共有し、疑問は遠慮なく質問する 治療のゴール設定は、患者さまと歯科医師が一緒に作り上げるものです。「こんな風になりたい」「ここが気になる」といった希望や不安は、遠慮なくお伝えください。疑問や不安を抱えたまま治療を進めると、後になって「思っていたのと違う」という結果になりかねません。 治療後のメンテナンスを継続する 治療が終わった後も、定期的なメンテナンスを受けることが不可欠です。概ね3〜6ヶ月ごとに来院し、虫歯や歯周病のチェック、クリーニングを受けることで、治療結果を長く維持することができます。メンテナンスを怠ると、せっかく整えたお口の状態が再び悪化してしまうリスクがあります。 まとめ:全顎治療で後悔しないために 全顎治療は、お口全体の健康と機能を取り戻すための包括的なアプローチです。 しかし、その成否は医院選びの段階でほぼ決まります。精密なCT診断と詳細な検査体制、明確な治療ゴールの設定、十分な仮歯期間の確保、矯正・インプラント・歯周病治療を一つの医院で完結できる体制、院長の経歴と実績、そして治療後のメンテナンス体制・・・これら6つのチェック項目を満たしている医院を選ぶことが、後悔しないための鍵となります。 表参道AK歯科・矯正歯科では、これらすべての要素を満たし、患者さまに「治療を受けて良かった」と思っていただけるよう、スタッフ一同全力を尽くしています。お口の中に問題が多くあり、どうしたら良いかわからない方、悪いところは全て治したいという方は、ぜひ一度ご相談ください。 表参道AK歯科・矯正歯科 住所:〒150-0001 東京都渋谷区神宮前5丁目50-6 サクセス青山3F・8F 電話:03-6452-6405 アクセス:表参道駅 徒歩3分/渋谷駅 徒歩5分 診療時間:平日 11:30-15:00/16:00-19:30、土日祝 9:30-12:30/13:30-17:30 休診日:第1・3・5日曜、第2・4月曜、木曜 24時間WEB予約・LINE相談受付中 全顎治療で後悔しないために、まずは信頼できる医院選びから始めましょう。あなたの笑顔と健康を取り戻すお手伝いを、私たちにさせていただければ幸いです。 表参道AK歯科・矯正歯科 院長:小室 敦 https://doctorsfile.jp/h/197421/df/1/ 略歴 日本歯科大学 卒業 日本歯科大学附属病院 研修医 都内歯科医院 勤務医 都内インプラントセンター 副院長 都内矯正歯科専門医院 勤務医 都内審美・矯正歯科専門医院 院長 所属団体 日本矯正歯科学会 日本口腔インプラント学会 日本歯周病学会 日本歯科審美学会 日本臨床歯科学会(東京SJCD) 包括的矯正歯科研究会 下間矯正研修会インストラクター レベルアンカレッジシステム(LAS) 参加講習会 口腔インプラント専修医認定100時間コース JIADS(ペリオコース) 下間矯正研修会レギュラーコース 下間矯正研修会アドバンスコース 石井歯内療法研修会 SJCDレギュラーコース SJCDマスターコース SJCDマイクロコース コンセプトに基づく包括的矯正治療実践ベーシックコース (綿引 淳一 先生) 新臨床歯科矯正学研修会専門医コース 診断・治療編(石川 晴夫 先生) 新臨床歯科矯正学研修会専門医コース 応用編(石川 晴夫 先生) レベルアンカレッジシステム(LAS)レギュラーコース 他多数参加  
2026.01.26
咬合崩壊で顔が短く見える?咬合挙上を含む全顎治療の考え方と費用相場
咬合崩壊で顔が短く見える?咬合挙上を含む全顎治療の考え方と費用相場 咬合崩壊による顔貌の変化とは 鏡を見たとき、「なんだか顔が短くなった気がする」と感じたことはありませんか? 実は、歯のすり減りや「咬合崩壊」によって、鼻の下から顎の先端までの距離が短くなり、顔貌が変化することがあります。これは単なる老化現象ではなく、お口の中の問題が原因で起こる現象なのです。長年にわたって徐々に進行するため、ご本人は気づきにくいのですが、二十歳前後の写真と比べてみると、明らかな変化が見られることも少なくありません。 咬合崩壊が進行すると・・・出っ歯になったり、前歯が開いてきたり、下の前歯が上の前歯に深く隠れてしまったりします。横から見ると口元が前に出ているように見えたり、口角から下方向に深いシワが入ったりすることもあります。こうした変化は、単に見た目の問題だけでなく、お食事がしづらくなるなど、生活の質にも大きく影響を及ぼします。 咬合崩壊による主な顔貌の変化 咬合崩壊が進行すると、以下のような変化が現れます。 下顔面高の減少・・・鼻の下から顎先までの距離が短くなります 口元の突出・・・横顔で見たときに口元が前方に出て見えます 深いシワの形成・・・口角から下方向に深いシワが刻まれます 前歯の位置異常・・・出っ歯や開咬、過蓋咬合などが生じます これらの変化は、お口の中の咬み合わせの高さが失われることで起こります。咬合高径が低下すると、顔全体のバランスが崩れ、老けた印象を与えることもあるのです。 咬合崩壊が起こる原因 対症療法による咬合高径の低下 多くの歯科医院では、患部だけを診る「対症療法」が行われています。 被せ物を入れる際、適正な高さに調整すると患者さまには違和感があり、高く感じてしまうことがあります。新しい靴を履いたときにしばらく違和感があるのと同じです。この時、「痛くなったら大変だから少し低めに入れよう」と考えて、やや低めの被せ物を入れてしまうことがあるのです。 その結果・・・患歯は周囲の歯に比べて少し低い歯になり、周囲の歯の負担や圧力が大きくなります。歯が磨耗してすり減ったり、歯を支えている歯槽骨が減ってしまったりするスピードが速くなり、徐々に顔貌の変形が起こり始めます。このような治療が繰り返されることで、咬み合わせは低く低くなっていくのです。 一本の歯だけを見て治療を行うのではなく、全体のバランスを考えた治療が必要です。しかし、多くの歯科医院では時間的な制約もあり、どうしても対症療法的なアプローチになってしまうのが現状です。 歯の欠損や歯周病による影響 歯を抜いたまま放置したり、歯周病が原因で歯を支える骨が弱くなると、隣の歯が空いたスペースに傾いて倒れ込む現象が起こります。 また、親知らずが手前の奥歯を強く押すと、隣の歯が内側に倒れ込む圧力がかかります。強い食いしばりや歯ぎしりの癖がある方は、歯に過剰な力が加わり、歯が支えを失い、内側方向へ倒れ込みやすくなります。奥歯は咬合力を最も受けるため、長年の負担が傾きを引き起こす要因となるのです。 歯周病が進行すると、歯を支える骨が溶けてしまい、歯がグラグラと動くようになります。このような状態では、咬む力が適切に分散されず、一部の歯に過剰な負担がかかってしまいます。その結果、咬合高径がさらに低下し、顔貌の変化が加速していくのです。 長年の歯ぎしりや食いしばりの影響 歯ぎしりや食いしばりの癖がある方は、歯が徐々にすり減っていきます。 特に奥歯は咬合力が強くかかるため、すり減りやすい傾向にあります。歯がすり減ると、咬み合わせの高さが失われ、咬合高径が低下していきます。この変化は非常にゆっくりと進行するため、ご本人は気づきにくいのですが、数年、数十年という単位で見ると、大きな変化となって現れるのです。 また、歯ぎしりや食いしばりは、歯だけでなく顎関節にも負担をかけます。顎関節症を引き起こすこともあり、お口を開けるときに痛みや音が出るなどの症状が現れることもあります。 咬合挙上を含む全顎治療の考え方 全体のバランスを診る重要性 咬合崩壊が起こっている場合、咬合高径の回復が絶対条件です。 必ず上下の咬み合わせを元々持っている適正な高さに戻してから、詰め物や被せ物、インプラントや入れ歯を入れていかなければなりません。まず全体の顔貌、目や鼻や耳とお口とのバランス、お口の中では隣の歯、上下の歯、反対側の歯、前歯と奥歯との関係などのバランスを考える必要があります。 正常な場合、どの位置にどの角度でどのくらいの高さでどのくらいの大きさで歯があれば、継続的にストレス無く安定した状態が得られるのかを分析し考えることが重要なのです。治療を進めていくことで、きれいな口元、きれいな歯並び、よく噛める咬み合わせ、お口の清掃が容易にできる状況が長期的に継続することになります。 一本一本の歯を個別に治療するのではなく、お口全体を一つのシステムとして捉え、全体のバランスを整えることが、長期的な安定につながります。 治療用義歯による咬合位の決定 全顎治療では、まず治療用の入れ歯を作成し、正しい噛む位置を決定します。 この段階できちんとした総入れ歯を入れるだけでも、今までと比較すると格段に食事を噛むことができるようになります。見栄えも良くなりますが、やはり噛む能力は健康な歯と比べると限定的です。よりしっかりとお食事で何でも噛み切れることを目指して、次の治療へと移行していきます。 治療用の入れ歯で正しい噛む位置を決定し、それを基に正しいインプラントの位置を導き出します。CTレントゲンから、コンピューター上で理想的なインプラントの位置、方向、深さをシミュレーションし、それを基にサージカルガイドを作成するのです。 この治療用義歯を使用する期間は、患者さまの状態によって異なりますが、通常は数ヶ月から半年程度です。この期間中に、顎の位置や筋肉の状態が安定し、最終的な治療に移行できる状態が整います。 包括的な治療計画の立案 全顎治療では、包括的な治療計画を立案することが重要です。 まず、詳細な検査を行い、現在のお口の状態を正確に把握します。レントゲン撮影、CT撮影、口腔内写真撮影、顔貌写真撮影、歯型の採取などを行い、多角的にお口の状態を分析します。これらのデータを基に、最適な治療計画を立案していきます。 治療計画では、どの歯を残すのか、どの歯を抜歯するのか、インプラントをどこに何本入れるのか、被せ物はどのような材料を使用するのかなど、細かく決定していきます。また、治療期間や費用についても、この段階で詳しくご説明いたします。 全顎治療の具体的な方法 インプラント治療による咬合再構築 重度の歯周病と虫歯に感染しており、状態がかなり悪い場合、残念ながら歯を残すことができないケースもあります。 そのような場合、インプラント治療を選択することで、しっかりとした咬合を再構築できます。骨がなくなってしまった場所へのインプラントも、骨を増やす処置を併用することで、インプラント治療の適応範囲は広がりました。患者さまご自身の顎の骨を移植することで、自分の組織なので馴染みや治癒力が高く、治療期間も短いという利点があります。 インプラント治療では、顎の骨に人工歯根を埋め込み、その上に被せ物を装着します。インプラントは天然の歯と同じようにしっかりと噛むことができ、見た目も自然です。また、隣の歯を削る必要がないため、残っている健康な歯を守ることができます。 歯周病治療と咬合補綴治療の併用 残していく歯がある場合は、歯周病治療と咬合補綴治療を組み合わせます。 歯周初期治療で歯肉の炎症は改善したものの、深い歯周ポケットと顎の骨が溶けている部分に関しては、完全な改善が見られない場合、必要に応じて歯周外科処置を行います。歯周病で炎症を起こしている組織を徹底的に洗浄し、感染源を取り除いた後に、骨と歯肉の再生療法を行うのです。 また、被せ物や詰め物が正しくフィットしていないと、噛み合わせの高さや歯列全体のバランスが崩れます。その結果、力が一部の歯に集中し、隣の歯が傾くケースも少なくありません。補綴治療後に「噛み合わせがしっくりこない」「片側だけ強く当たる」と感じた場合は、早めに再調整を行う必要があります。 歯周病治療と補綴治療を適切に組み合わせることで、残っている歯を長期的に保存し、機能的な咬み合わせを回復することができます。 矯正治療を併用したアプローチ 歯の位置や角度が大きくずれている場合、矯正治療を併用することもあります。 矯正治療によって歯を適切な位置に移動させることで、咬み合わせのバランスを整えることができます。特に、傾いてしまった奥歯を起こしたり、前歯の位置を調整したりする際には、矯正治療が有効です。 矯正治療には、表側矯正、裏側矯正、マウスピース矯正など、さまざまな方法があります。患者さまのご希望やお口の状態に応じて、最適な方法を選択いたします。また、インプラント矯正を併用することで、より効率的に歯を移動させることも可能です。 全顎治療にかかる費用相場 インプラント治療の費用 インプラント治療の費用は、本数や骨造成の有無によって大きく変わります。 一般的に、1本あたり30万円から50万円程度が相場とされています。全顎的な治療で複数本のインプラントが必要な場合、総額は数百万円に及ぶこともあります。骨造成を伴う場合は、さらに費用が加算されます。ただし、これらの費用は医院によって異なるため、詳細は各医院にお問い合わせいただくことをおすすめします。 インプラント治療は高額に感じられるかもしれませんが、長期的に見ると、入れ歯やブリッジと比較してメンテナンスが容易で、長持ちするという利点があります。また、しっかりと噛めることで、お食事を楽しむことができ、生活の質が向上します。 補綴治療の費用 被せ物や詰め物の費用も、使用する材料によって異なります。 セラミック治療の場合、1本あたり10万円から20万円程度が一般的です。全顎的な治療で多数の歯に被せ物が必要な場合、総額は100万円を超えることもあります。また、歯周組織再生療法などの歯周外科処置が必要な場合は、別途費用が発生します。 セラミックは審美性に優れ、変色しにくく、金属アレルギーの心配もありません。また、プラークが付着しにくいため、お口の清掃が容易で、長期的な健康維持にも有利です。 矯正治療の費用 矯正治療を併用する場合、別途矯正治療の費用が必要になります。 矯正治療の費用は、治療方法や期間によって異なりますが、一般的には50万円から150万円程度が相場です。マウスピース矯正や裏側矯正など、目立ちにくい方法を選択する場合は、費用が高くなる傾向にあります。 矯正治療は時間がかかりますが、歯を適切な位置に移動させることで、長期的な安定性が向上します。また、見た目も美しくなり、自信を持って笑顔を見せることができるようになります。 保険適用の可能性 基本的に、咬合挙上を含む全顎治療は自費診療となることが多いです。 ただし、一部の治療については保険適用となる場合もあります。例えば、歯周病の基本治療や抜歯などは保険適用となります。また、条件を満たせば、インプラント治療でも保険適用となるケースがあります。詳細については、担当の歯科医師にご相談ください。 自費診療は高額に感じられるかもしれませんが、医療費控除の対象となる場合があります。確定申告の際に医療費控除を申請することで、税金の還付を受けることができます。詳しくは税務署にお問い合わせください。 表参道AK歯科・矯正歯科での全顎治療 当院では、検査から診断を行い、根拠に基づく治療を重視しています。 院長がすべての診断・治療計画を担当し、矯正以外の虫歯・歯周病・親知らず等にも対応し、「1つの医院で完結」することを掲げています。表側・裏側・マウスピースなど矯正装置の選択肢があり、個室・カウンセリングルーム完備で痛みに配慮した治療を行っています。 歯・歯並び・歯肉・噛み合わせだけでなく、口元や顔貌バランスも診て提案する方針を示しており、「美を創る」ことを診療理念としています。また、マイクロスコープやEr:YAGレーザーなどの先進医療機器を導入し、クラスB滅菌機、口腔外バキューム等による感染対策も徹底しています。 表参道駅から徒歩3分、渋谷駅から徒歩5分の好立地で、土日祝日も診療を実施しています。24時間WEB予約とLINE相談が可能ですので、お気軽にご相談ください。 当院の全顎治療の特徴 当院の全顎治療では、以下のような特徴があります。 包括的な診断・・・詳細な検査を行い、お口全体の状態を正確に把握します 個別の治療計画・・・患者さま一人ひとりに合わせた最適な治療計画を立案します 先進的な治療技術・・・マイクロスコープやCTなどの最新機器を使用します 痛みへの配慮・・・麻酔の方法や治療の進め方を工夫し、痛みを最小限に抑えます 審美性の追求・・・機能だけでなく、見た目の美しさも重視します また、当院では院長がすべての診断と治療計画を担当するため、一貫性のある治療を受けることができます。複数の歯科医師が関わることによる治療方針のブレがなく、安心して治療を受けていただけます。 表参道AK歯科・矯正歯科 〒150-0001 東京都渋谷区神宮前5丁目50-6 サクセス青山3F・8F 電話:03-6452-6405 24時間WEB予約はこちら まとめ 咬合崩壊による顔貌の変化は、長年にわたって徐々に進行するため、ご本人は気づきにくいものです。 しかし、適切な診断と治療によって、咬合高径を回復し、美しい口元と機能的な咬み合わせを取り戻すことができます。全顎治療では、全体のバランスを診ることが重要であり、治療用義歯による咬合位の決定から、インプラント治療や歯周病治療、補綴治療まで、包括的なアプローチが必要です。 費用は治療内容によって異なりますが、長期的な健康と生活の質を考えると、適切な投資と言えるでしょう。顔貌の変化が気になる方、お食事がしづらくなった方は、ぜひ一度専門の歯科医院にご相談ください。当院では、患者さま一人ひとりに合わせた最適な治療計画をご提案いたします。 お口の健康は、全身の健康と深く関わっています。適切な治療によって、美しい笑顔と快適な生活を取り戻しましょう。咬合崩壊は放置すると進行していきますが、早期に適切な治療を受けることで、より良い結果を得ることができます。まずはお気軽にご相談ください。 表参道AK歯科・矯正歯科 院長:小室 敦 https://doctorsfile.jp/h/197421/df/1/ 略歴 日本歯科大学 卒業 日本歯科大学附属病院 研修医 都内歯科医院 勤務医 都内インプラントセンター 副院長 都内矯正歯科専門医院 勤務医 都内審美・矯正歯科専門医院 院長 所属団体 日本矯正歯科学会 日本口腔インプラント学会 日本歯周病学会 日本歯科審美学会 日本臨床歯科学会(東京SJCD) 包括的矯正歯科研究会 下間矯正研修会インストラクター レベルアンカレッジシステム(LAS) 参加講習会 口腔インプラント専修医認定100時間コース JIADS(ペリオコース) 下間矯正研修会レギュラーコース 下間矯正研修会アドバンスコース 石井歯内療法研修会 SJCDレギュラーコース SJCDマスターコース SJCDマイクロコース コンセプトに基づく包括的矯正治療実践ベーシックコース (綿引 淳一 先生) 新臨床歯科矯正学研修会専門医コース 診断・治療編(石川 晴夫 先生) 新臨床歯科矯正学研修会専門医コース 応用編(石川 晴夫 先生) レベルアンカレッジシステム(LAS)レギュラーコース 他多数参加  
2026.01.25
全顎治療の成否を決める精密検査とは|咬合・歯周・CT検査で見えるお口の真実
全顎治療の成否を決める精密検査とは|咬合・歯周・CT検査で見えるお口の真実 全顎治療で最も重要なのは「最初の精密検査」 「歯がボロボロで、どこから治したらいいのか分からない・・・」 そんな悩みを抱えている患者さまは少なくありません。複数の歯に問題があると、どの歯から治療すべきか、どんな治療が必要なのか、判断が難しくなります。全顎治療(フルマウス治療)では、お口全体を一つの「機能する単位」として捉え、包括的に診断・治療していく必要があります。そして、その成否を決めるのが・・・「最初の精密検査」なのです。 精密検査とは、単に虫歯や歯周病の有無を調べるだけではありません。咬合診断、歯周病検査、歯科用CT検査による総合的な診断が、その後の治療計画の質を左右します。なぜなら、歯を失う原因は単一ではなく、噛み合わせ、歯周病、虫歯、生活習慣など、さまざまな要因が複雑に関与しているからです。 表参道AK歯科・矯正歯科では、すべての診断・治療計画を院長が担当し、検査から診断を行い根拠に基づく治療を重視しています。お口全体のバランスを詳細に診査・診断することで、一時的な対症療法ではなく、根本的な原因から改善する治療を目指しています。 精密検査で「見える化」されるお口の真実 咬合診断|噛み合わせのズレが全身に及ぼす影響 噛み合わせは、お口の健康だけでなく全身の健康にも深く関わっています。 正しい噛み合わせではない場合、頭痛、首や肩のこり、手足のしびれ、腰痛、顎関節の痛み、動悸・息切れ、難聴、めまいなどが生じる可能性があります。これらの不調は「噛み合わせ症候群」とよばれ、適切な治療を受ければ改善が見込めます。咬合診断では、咬頭嵌合位(上下の歯がしっかり噛んだ位置)と中心位(筋肉や顎関節が安定した位置)が一致しているかを確認します。 当院では、咬合器という専用の機械で患者さまの噛み合わせを精密に再現し、日常生活を送るなかでは気づきにくい問題点を発見します。咬合器は顎関節がさまざまなパーツで構成されていて、患者さまの顎の動きを再現可能なため、一人ひとりに対して適切な診断・治療を行なえます。 歯周病検査|歯を失う最大の原因を徹底調査 歯周病は、日本人が歯を失う最大の原因です。 歯周病が進行すると骨が吸収されて歯が抜け落ちてしまうため、全顎治療を通じてしっかり治療し、お口の中の細菌を減らしていく必要があります。歯周病検査では、歯周ポケットの深さ、歯肉の出血、歯の動揺度などを詳細に測定します。また、お口の中を14枚に分けて細かく撮影する「14枚法」を導入し、歯周病の進行状況を正確に把握します。 歯周病の原因となる歯垢や歯石を取り除くことは基本的な治療ですが、それだけでは不十分です。なぜその部位に歯周病が発生したのか、噛み合わせの問題はないか、生活習慣に改善すべき点はないかなど、根本的な原因を追究することが重要です。 歯科用CT検査|骨の状態を三次元で把握する 従来のレントゲン写真は二次元の画像であり、骨の厚みや形状を正確に把握することが困難でした。 歯科用CTは、お口の中を三次元的に撮影できるため、骨の細部に至る外形を手術前に把握することができます。これにより、インプラント治療や骨造成治療などの外科処置をより安全に行なうことが可能になります。また、根管治療が必要な歯の根の形状や、親知らずの位置関係なども詳細に確認できます。 当院では、ヨシダ トロフィーパン スープリーム3D 歯科用CT装置を導入しており、従来のものと比較してX線の照射量をより抑えつつ、高画質な画像を撮影することができます。患者さまの身体への負担を最小限に抑えながら、正確な診断を行なうことができます。 精密検査から治療計画立案までのプロセス STEP 01|徹底的なカウンセリング お口の中で痛みや違和感などのトラブルがないかお聞きします。 気になることがありましたら遠慮せずにお話しください。お口の中を拝見し、想定される治療法などについてご説明します。患者さまのご希望やライフスタイル、治療に対する不安なども丁寧にお伺いし、一人ひとりに合わせた治療計画を立案するための情報を収集します。 STEP 02|精密検査と総合的診断 口腔内写真やレントゲン、歯科用CTなどを使って詳しく検査します。 検査結果と患者さまが抱えているトラブルから総合的に判断し、原因を分析します。当院では、噛み合わせ(顎関節症を含む)と歯周病、虫歯、根尖病巣(歯の根に存在する細菌巣)の4つの検査を、すべての患者さまに受けていただきます。資料をもとにした診査・分析には、およそ1週間かかります。 STEP 03|オーダーメイドの治療計画立案とコンサルテーション 精密検査の結果と症状の根本的な原因などについてご説明し、全顎・咬合治療の計画内容の詳細をお伝えします。 計画内容について同意をいただきましたら、治療に移ります。治療期間は症例によって異なりますが、一般的には1年〜3年(来院回数12〜36回)程度となります。複数の症状がある場合は、インプラント、矯正、補綴、歯周病治療、根管治療など、患者さまに必要な治療を、優先順位を付けて進めていきます。 STEP 04|段階的な治療の実施 全顎・咬合治療の計画に沿って段階的に進めていきます。 場合によっては長期的なスケジュールとなりますので、患者さまのご予定などとすり合わせながら治療を継続します。治療中も定期的に経過を確認し、必要に応じて治療計画を調整していきます。 STEP 05|最終補綴物の作製・装着と咬合調整 精密に調整してきた最終的な補綴物を作製し、実際に装着したうえで噛み合わせや色合いを確認します。 微調整し、患者さまにご納得いただけましたら治療は終了となります。当院では、院内の審美・インプラント補綴専門技工士や矯正専門技工士によって一人ひとりオーダーメイドで補綴物を作製しています。 STEP 06|治療後のメンテナンスと長期的なサポート 治療部位を清潔に保っていなければ、病気が再発するおそれがあります。 定期的にメンテナンスを行ない、噛み合わせや歯並びの状態などを確認していきます。全顎治療では機能と審美、崩壊の抑制、咬合の安定と炎症の抑制が一体になること、長期的な維持・安定が目標となります。 全顎治療を構成する主な治療法 虫歯治療|再発を防ぐ精密な治療 虫歯の状態に合わせて患部を削って再発しないようにし、補綴物を作製します。 虫歯が発生している原因を追究するとともに、噛み合わせが改善し見た目も良くなる補綴物を作って適合するようにセットします。当院では、マイクロスコープを活用した精密治療を行なっており、肉眼では見えない細部まで確認しながら治療を進めることができます。 歯周病治療|お口の中の細菌を減らす 歯周病治療では、基本的には歯周病の原因となる歯垢や歯石を取り除きます。 歯周病が進行すると骨が吸収されて歯が抜け落ちてしまうので、全顎治療を通じてしっかり治療し、お口の中の細菌を減らしていく必要があります。また、Er:YAGレーザーを使用することで、虫歯をとることが認められているレーザー機器による治療も可能です。 インプラント治療|「第2の天然歯」を手に入れる 歯が抜けている、または抜歯の必要がある場合はインプラント治療を検討します。 インプラントは「第2の天然歯」とよばれるほど天然歯に近い機能をもちます。硬いものを噛めるようになり、審美性も回復できる治療です。当院では、歯科用CTによる精密な診断と、歯科麻酔医(日本歯科麻酔学会認定医)による全身管理のもと、安全なインプラント治療を提供しています。 矯正歯科|噛み合わせを根本から改善 全体的に歯並びが悪い場合、矯正治療を検討します。 金属のワイヤーを使用する表側矯正、目立ちにくい裏側矯正、透明なマウスピースを使用するインビザラインなど、患者さまのライフスタイルやご希望に合わせて矯正装置を選択できます。院長はインビザラインについて「プラチナエリート・プロバイダー」を受賞しており、豊富な経験と実績があります。 審美歯科|機能と美しさを両立 セラミック治療、ホワイトニング、ラミネートベニアなど、審美歯科治療も全顎治療の重要な要素です。 歯・歯並び・歯肉・噛み合わせだけでなく、口元や顔貌バランスも診て提案することで、機能と美しさを両立した治療を実現します。当院では、「『美〜beauty〜』を創る」を診療理念として掲げており、患者さま一人ひとりの理想の笑顔を追求しています。 表参道AK歯科・矯正歯科の全顎治療の特徴 院長がすべての診断・治療計画を担当 当院では、院長の小室敦がすべての診断・治療計画を担当しています。 日本歯科大学卒業後、日本歯科大学附属病院研修医、都内インプラントセンター副院長、都内審美・矯正歯科専門医院院長などの経歴を持ち、審美、矯正、口腔外科を専門としています。日本矯正歯科学会、日本口腔インプラント学会、日本歯周病学会、日本歯科審美学会、東京SJCDなどに所属し、豊富な知識と経験を持っています。 「1つの医院で完結」する包括的治療 矯正以外の虫歯・歯周病・親知らず等にも対応し、「1つの医院で完結」を掲げています。 複数の歯科医院を受診する必要がなく、一貫した治療方針のもとで全顎治療を進めることができます。また、表側・裏側・マウスピースなど矯正装置の選択肢があり、患者さまのご希望に合わせた治療法を提案できます。 全室個室でプライバシーに配慮 院内は全室個室でプライバシーに配慮した設計となっています。 個室・カウンセリングルーム完備で、他の患者さまの目を気にすることなく、リラックスして治療を受けていただけます。また、痛みに配慮した治療を行なっており、「『おもてなし〜Hospitality〜』の心を持つ」として、不安への配慮や安心して通える医院作りを目指しています。 先進医療機器による精密治療 マイクロスコープ、BEYOND(ホワイトニング用途)、Er:YAGレーザー、エアーフローなどの先進医療機器を導入しています。 また、クラスB滅菌機、口腔外バキューム等による感染対策も徹底しており、安心して治療を受けていただける環境を整えています。 アクセス良好で土日祝日も診療 表参道駅から徒歩3分、渋谷駅から徒歩5分とアクセスが良好な立地に位置しています。 土日祝日も診療を実施しており、平日お忙しい方でも通いやすい診療体制を整えています。24時間WEB予約とLINE相談が可能で、患者さまのご都合に合わせて予約を取ることができます。 全顎治療で取り戻す「食べる喜び」と「自信に満ちた笑顔」 「長年放置して歯がボロボロ・・・」そんな悩みを抱えている方も、もう一人で抱え込まないでください。 包括的な「全顎治療・咬合治療」で、食べる喜びと自信に満ちた笑顔を取り戻すことができます。過去の虫歯や歯周病が再発した、合わない入れ歯を長く使っている、歯が抜けたまま放置している、噛み合わせの違和感をずっと覚えている、治療後のメンテナンスを充分に受けていない・・・そんなお悩みを抱えている方は、ぜひ一度ご相談ください。 全顎治療は、お口の中の複数のトラブルに対してトータルで診査してさまざまな分野の知識をいかす、フルオーダーメイドの歯科治療です。虫歯や歯周病といった一般的な病気の治療だけにとどまらず、噛み合わせを改善するためにインプラントや矯正・補綴治療といった咬合治療も視野に入れながら、歯列全体を改善します。 過去に治療をしたところであっても、時間が経つと噛み合わせや見た目が悪くなるといったトラブルを抱える場合があります。こうした問題を解消するとともに、原因を追究して根本的に解決することに力を入れています。「歯がボロボロで歯医者さんに見せられない」と悩んでいる方も、安心してお越しください。新しい歯を再構築していきましょう。 表参道AK歯科・矯正歯科では、精密検査から診断、治療計画立案、治療実施、メンテナンスまで、一貫した体制で患者さまをサポートしています。24時間WEB予約とLINE相談が可能ですので、まずはお気軽にご相談ください。あなたのお口の健康を取り戻すお手伝いをさせていただきます。 表参道AK歯科・矯正歯科 電話:03-6452-6405 住所:〒150-0001 東京都渋谷区神宮前5丁目50-6 サクセス青山3F・8F アクセス:表参道駅 徒歩3分/渋谷駅 徒歩5分 診療時間:平日 11:30-15:00/16:00-19:30、土日祝 9:30-12:30/13:30-17:30 休診日:第1・3・5日曜、第2・4月曜、木曜 表参道AK歯科・矯正歯科 院長:小室 敦 https://doctorsfile.jp/h/197421/df/1/ 略歴 日本歯科大学 卒業 日本歯科大学附属病院 研修医 都内歯科医院 勤務医 都内インプラントセンター 副院長 都内矯正歯科専門医院 勤務医 都内審美・矯正歯科専門医院 院長 所属団体 日本矯正歯科学会 日本口腔インプラント学会 日本歯周病学会 日本歯科審美学会 日本臨床歯科学会(東京SJCD) 包括的矯正歯科研究会 下間矯正研修会インストラクター レベルアンカレッジシステム(LAS) 参加講習会 口腔インプラント専修医認定100時間コース JIADS(ペリオコース) 下間矯正研修会レギュラーコース 下間矯正研修会アドバンスコース 石井歯内療法研修会 SJCDレギュラーコース SJCDマスターコース SJCDマイクロコース コンセプトに基づく包括的矯正治療実践ベーシックコース (綿引 淳一 先生) 新臨床歯科矯正学研修会専門医コース 診断・治療編(石川 晴夫 先生) 新臨床歯科矯正学研修会専門医コース 応用編(石川 晴夫 先生) レベルアンカレッジシステム(LAS)レギュラーコース 他多数参加  
2026.01.24
矯正から始めるのは間違い?口ゴボ×ガミースマイル治療の新常識|外科優先が効果的なケースとは
矯正から始めるのは間違い?口ゴボ×ガミースマイル治療の新常識|外科優先が効果的なケースとは 口ゴボとガミースマイルの同時治療で知っておくべきこと 口元が前方に突出する「口ゴボ」と、笑ったときに歯茎が目立つ「ガミースマイル」・・・この二つの症状を同時に抱えている患者さまは少なくありません。 従来の歯科治療では、まず矯正治療から始めるのが一般的でしたが、症状によっては必ずしもそれが最適な選択とは限らないのです。骨格や歯茎の状態によっては、外科手術を優先することで治療期間の短縮や費用削減が可能になるケースがあります。 表参道AK歯科・矯正歯科では、年間を通じて多くの口ゴボとガミースマイルの患者さまの治療を行っています。検査から診断を行い、根拠に基づく治療計画を立てることで、一人ひとりに最適なアプローチを提案しています。 口ゴボとガミースマイルが併発する原因 口ゴボとガミースマイルは、それぞれ異なる症状ですが、併発することが多いのです。 口ゴボは、横から見たときに口元が前方に突出している状態を指します。理想的な横顔のバランスを示す「Eライン」(鼻先と顎先を結んだ線)よりも唇が外側に出てしまうため、多くの方がコンプレックスに感じています。 一方、ガミースマイルは笑ったときに歯茎が3mm以上見える状態で、歯茎の発達や上顎の骨格、歯の位置などが原因となります。 骨格的な要因 上顎の骨が過剰に発達していたり、前方に突出していたりすると、口ゴボとガミースマイルの両方が生じやすくなります。 上顎の骨が縦に長い場合、上唇に歯茎が収まりきらず、笑ったときに歯茎が露出してしまいます。同時に、上顎が前方に突出していることで口元全体が前に出てしまい、口ゴボの状態になるのです。 歯茎や歯の問題 歯茎が発達し過ぎていたり、歯が小さ過ぎたりする場合も、ガミースマイルの原因となります。 歯茎が歯に覆い被さっている状態では、歯が見える範囲が狭くなり、歯茎が見える範囲が広くなってしまいます。また、歯並びの問題で前歯が前方に傾斜している場合、口ゴボの症状が悪化することがあります。 筋肉の発達と日常の癖 上唇挙筋が発達し過ぎていると、笑ったときに上唇が引き上げられ過ぎてしまい、ガミースマイルになりやすいです。 また、口呼吸や頬杖をつく習慣などの日常的な癖が、顎の成長バランスを崩し、口ゴボを悪化させることもあります。 従来の「矯正優先」アプローチの限界 多くの歯科医院では、口ゴボやガミースマイルの治療において、まず矯正治療から始めることが一般的でした。 矯正治療は、歯の位置を変えることで口元の突出感を軽減し、噛み合わせを整える効果があります。ワイヤー矯正やマウスピース矯正を用いて、抜歯を伴う場合もあります。治療期間は通常1〜2年、保定期間を含めると2〜4年程度が必要です。軽度から中度の口ゴボやガミースマイルであれば、矯正治療だけで改善できるケースも少なくありません。 骨格的な問題には対応できない しかし、矯正治療には限界があります。特に、上顎の骨が過剰に発達している場合や、骨格そのものが前方に突出している場合、歯の位置を変えるだけでは根本的な改善が難しいのです。 骨格が原因の口ゴボやガミースマイルでは、矯正治療を行っても期待したほどの効果が得られないことがあります。 治療期間の長期化 矯正治療を先に行う場合、治療期間が長くなる傾向があります。矯正で歯並びを整えた後に外科手術が必要になると判断されるケースでは、結果的に治療期間が延びてしまい、患者さまの負担が増大します。 また、矯正治療中は定期的な通院が必要で、装置の調整や経過観察のために時間を割く必要があります。 費用面での負担 矯正治療は自由診療のため、費用が高額になることがあります。矯正治療を行った後に外科手術が必要になった場合、両方の費用を負担することになり、経済的な負担が大きくなってしまいます。 外科優先アプローチ「サージェリーファースト」とは 「サージェリーファースト」は、その名の通り外科手術を先に行い、その後に歯列矯正を行う治療法です。 従来は外科手術の前後に歯列矯正を行う方法がありましたが、サージェリーファーストでは手順が明確に定められています。顎変形症が原因の歯並びと顔立ちを根本的に治療する方法として注目されています。ただし、外科手術を伴うため難易度は極めて高く、矯正歯科であっても大学病院等の口腔外科との連携がなければ扱えない矯正方法です。 サージェリーファーストの流れ まず、精密検査と治療計画の立案を行います。当院で検査を行い、一貫した治療計画を立てます。 次に、提携医療機関で外科手術を実施します。顎の骨を切ったり削ったりする完全な外科手術ですが、すべての傷跡は口の中となり、顔などの皮膚の表面には一切傷をつけません。 手術後、歯列矯正を開始する時期は患者さまと相談して決定します。術後の痛みが引いた後、歯列矯正を開始し、定期的に来院いただき装置の調整を行います。 代表的な術式 上顎骨切り術(lefort Ⅰ型)と下顎枝矢状分割術(sagital splited ramous operation)が代表的な術式です。他にも前歯部歯槽骨を切る骨切り術など、患者さまの症状により様々な術式を選択して整った骨格にまず治療します。 外科優先が効果的なケースの見極め方 すべての患者さまに外科優先アプローチが適しているわけではありません。 症状の程度や原因によって、最適な治療法は異なります。表参道AK歯科・矯正歯科では、検査から診断を行い、根拠に基づく治療を重視しています。一人ひとりの骨格、歯並び、歯茎の状態を詳細に分析し、最適な治療計画を提案しています。 骨格的な問題が顕著なケース 上顎の骨が明らかに前方に突出している場合や、上顎全体が前方に傾斜していて鼻下から口元にかけてバランスが崩れている場合は、外科手術を優先することで大幅な改善が期待できます。 矯正治療だけでは対応できない重度の突出に対して、骨格を直接動かすことで劇的な変化が得られます。 治療期間の短縮を希望するケース 外科手術を先に行うことで、治療全体の期間を短縮できる可能性があります。矯正治療を先に行う場合、1〜2年かけて歯並びを整えた後に外科手術が必要になることがありますが、サージェリーファーストでは手術後に矯正治療を行うため、効率的に治療を進めることができます。 審美的な改善を重視するケース 外科手術によって骨格を整えることで、口元や顔貌バランスが大きく改善されます。横顔のラインが劇的に変わりやすく、Eラインに近づけることができます。「早くしっかり治したい」という方には大きなメリットがあります。 歯科による外科治療という選択肢 骨格を大きく変える外科手術以外にも、歯科医師が行う外科治療があります。 歯冠長延長術(CLP)や歯槽骨整形術は、口ゴボやガミースマイルの原因が歯や歯茎の形にある場合に効果を発揮します。これらの治療は、骨切りする整形手術ほど大がかりではなく、比較的短期間で改善が期待できます。 歯冠長延長術(CLP) 歯冠長延長術は、歯茎を一部切除し歯を長く見せることで、口元の突出感やガミースマイルを同時に改善する治療法です。 歯茎が発達し過ぎている場合や、歯が小さ過ぎる場合に有効です。極細の電気メスを用いて笑ったときに見えている歯茎のラインを上にあげて整えます。 歯槽骨整形術 歯槽骨整形術では、歯を支える骨の形を調整し、噛み合わせや口元のラインを整えることが可能です。歯並びの問題で前歯が前方に傾斜している場合、骨の形を調整することで口ゴボの症状を改善できます。 セラミック治療との併用 歯肉整形のみでは後戻りを起こしてしまうほか、歯の並びや形・大きさを変えることはできないため、セラミック治療を併せて行うことがあります。 前歯の横幅を小さくし、元々の突出感と凸凹が解消されてきれいな歯並びに整えることができます。短期間で仕上がりが最も美しくなる治療法として、多くの患者さまに選ばれています。 治療法選択のポイントと費用感 治療法を選択する際には、審美性・機能性・コストのバランスを考えることが重要です。 外科手術を伴う治療は、骨格を直接動かすため効果が大きい一方、ダウンタイムが長く、術後の腫れや食事制限なども必要になります。時間的・金銭的負担を含めて検討することが大切です。一方、歯科による外科治療は比較的負担が少なく、短期間で改善が期待できますが、骨格的な問題が大きい場合は効果が限定的です。 矯正治療の費用 矯正治療は自由診療のため、費用が高額になることがあります。マウスピース矯正やワイヤー矯正の費用は、症状の程度や治療期間によって異なります。 外科矯正の費用 外科矯正治療には矯正治療費の他、外科手術費用が必要となります。ただし、症状によっては保険適用となる場合もあるため、詳しくは専門医に相談することをおすすめします。 歯科外科治療の費用 歯冠長延長術やセラミック治療を併用する場合、矯正治療よりも費用を抑えられることがあります。治療期間も短く、2か月程度で完了するケースもあります。ただし、骨格的な問題が大きい場合は、これらの治療だけでは十分な改善が得られないこともあります。 表参道AK歯科・矯正歯科での治療アプローチ 表参道AK歯科・矯正歯科では、口元や顔貌バランスも診て提案する診療方針を掲げています。 歯・歯並び・歯肉・噛み合わせだけでなく、口元全体のバランスを考慮した治療計画を立てることで、患者さま一人ひとりに最適なアプローチを提供しています。院長がすべての診断・治療計画を担当し、矯正以外の虫歯・歯周病・親知らず等にも対応しているため、「1つの医院で完結」できるのが大きな特徴です。 包括的な診断と治療計画 当院では、精密検査を行い、根拠に基づく治療を重視しています。CT撮影やレントゲン撮影を行って骨や歯の状態を詳細に分析し、患者さまの症状に最適な治療法を提案します。外科手術が必要な場合は、提携医療機関と連携して治療を進めます。 多様な矯正装置の選択肢 表側矯正、裏側(舌側)矯正、マウスピース矯正など、矯正装置の選択肢が豊富です。患者さまのライフスタイルや希望に合わせて、最適な装置を選択できます。院長はインビザラインについて「プラチナエリート・プロバイダー」を受賞しており、マウスピース矯正の実績も豊富です。 全室個室でプライバシーに配慮 院内は全室個室でプライバシーに配慮した設計となっています。カウンセリングルームも完備しており、不安への配慮や安心して通える医院作りを目指しています。痛みに配慮した治療を行い、患者さまの負担を最小限に抑えることを心がけています。 治療を始める前に知っておきたいこと 口ゴボやガミースマイルの治療を始める前に、いくつか知っておくべきポイントがあります。 まず、専門医との相談が不可欠です。自分の症状の原因を正確に把握し、最適な治療法を選択するためには、経験豊富な専門医の診断が必要です。表参道AK歯科・矯正歯科では、24時間WEB予約とLINE相談が可能で、気軽に相談できる環境を整えています。 治療のメリットとデメリット どの治療法にもメリットとデメリットがあります。外科手術は効果が大きい一方、ダウンタイムや術後の痛み・腫れがあります。矯正治療は体への負担が少ない一方、治療期間が長くかかります。歯科外科治療は短期間で改善が期待できる一方、骨格的な問題には対応できないことがあります。 これらのバランスを考え、自分に合った治療法を選ぶことが重要です。 治療後の生活への影響 外科手術を伴う治療では、術後の回復期間が必要です。腫れや痛みが2日間程度続くことがあり、その間は痛み止めを使用します。食事制限もあり、硬い食べ物や粘着性のある食べ物を避ける必要があります。 矯正治療中は、定期的な通院が必要で、装置の調整や経過観察のために時間を割く必要があります。 保定期間とメンテナンス 治療後は保定期間が重要です。矯正治療では、歯が元の位置に戻ろうとする「後戻り」を防ぐために、保定装置を使用します。保定期間が不足していると、せっかく整えた歯並びが崩れてしまう可能性があります。 また、定期的なメンテナンスを行い、口腔内の健康を保つことが大切です。 まとめ:あなたに最適な治療法を見つけるために 口ゴボとガミースマイルの治療において、必ずしも矯正から始めるのが正解ではありません。 骨格的な問題が顕著な場合や、治療期間の短縮を希望する場合は、外科手術を優先するサージェリーファーストが効果的です。一方、歯や歯茎の問題が原因の場合は、歯科による外科治療やセラミック治療との併用で短期間に改善できることもあります。大切なのは、自分の症状の原因を正確に把握し、専門医と相談しながら最適な治療法を選択することです。 表参道AK歯科・矯正歯科では、検査から診断を行い、根拠に基づく治療計画を立てることで、患者さま一人ひとりに最適なアプローチを提案しています。表参道駅から徒歩3分、渋谷駅から徒歩5分とアクセスも良好で、土日祝日も診療を行っています。24時間WEB予約とLINE相談が可能ですので、口元のお悩みがある方は、ぜひ一度ご相談ください。 【表参道AK歯科・矯正歯科】 住所:〒150-0001 東京都渋谷区神宮前5丁目50-6 サクセス青山3F・8F 電話:03-6452-6405 アクセス:表参道駅 徒歩3分/渋谷駅 徒歩5分 診療時間:平日 11:30-15:00/16:00-19:30、土日祝 9:30-12:30/13:30-17:30 休診日:第1・3・5日曜、第2・4月曜、木曜 24時間WEB予約・LINE相談受付中 あなたの笑顔がもっと輝くように、私たちが全力でサポートいたします。 表参道AK歯科・矯正歯科 院長:小室 敦 https://doctorsfile.jp/h/197421/df/1/ 略歴 日本歯科大学 卒業 日本歯科大学附属病院 研修医 都内歯科医院 勤務医 都内インプラントセンター 副院長 都内矯正歯科専門医院 勤務医 都内審美・矯正歯科専門医院 院長 所属団体 日本矯正歯科学会 日本口腔インプラント学会 日本歯周病学会 日本歯科審美学会 日本臨床歯科学会(東京SJCD) 包括的矯正歯科研究会 下間矯正研修会インストラクター レベルアンカレッジシステム(LAS) 参加講習会 口腔インプラント専修医認定100時間コース JIADS(ペリオコース) 下間矯正研修会レギュラーコース 下間矯正研修会アドバンスコース 石井歯内療法研修会 SJCDレギュラーコース SJCDマスターコース SJCDマイクロコース コンセプトに基づく包括的矯正治療実践ベーシックコース (綿引 淳一 先生) 新臨床歯科矯正学研修会専門医コース 診断・治療編(石川 晴夫 先生) 新臨床歯科矯正学研修会専門医コース 応用編(石川 晴夫 先生) レベルアンカレッジシステム(LAS)レギュラーコース 他多数参加  
2026.01.23
ワイヤー矯正でガミースマイルが改善する条件|前歯の圧下と上顎前歯の位置づけを解説
ワイヤー矯正でガミースマイルが改善する条件|前歯の圧下と上顎前歯の位置づけを解説 笑顔になったときに歯茎が目立ってしまう「ガミースマイル」・・・ 多くの患者さまが、この悩みを抱えて来院されます。 「矯正治療で本当に改善できるのでしょうか?」という質問をよくいただきますが、実は「ワイヤー矯正」は、ガミースマイルの改善に非常に効果的な治療法なのです。 ただし、すべてのケースで改善できるわけではありません。 ガミースマイルの原因は複数あり、それぞれに適した治療アプローチが必要です。歯性のガミースマイルなのか、骨格性なのか、あるいは口周りの筋肉が原因なのか・・・正確な診断が治療成功の鍵となります。 本記事では、日本矯正歯科学会に所属し、包括的矯正歯科研究会や下間矯正研修会インストラクターとしても活動する私が、ワイヤー矯正によるガミースマイル改善の条件と、前歯の圧下メカニズムについて詳しく解説します。 ガミースマイルとは?その定義と原因 ガミースマイルとは、笑ったときに歯茎が通常よりも多く露出してしまう状態を指します。 一般的には、笑顔時に歯茎が3mm以上見える場合をガミースマイルと定義しています。ただし、この基準は文献によって若干異なり、4mm以上とする場合もあります。 ガミースマイルの主な原因 ガミースマイルが生じる原因は、大きく分けて以下の4つに分類されます。 歯性の原因・・・歯の大きさや位置、歯茎の発達状態に起因するもの 骨格性の原因・・・上顎骨の位置や大きさ、顎の骨格構造に起因するもの 筋肉性の原因・・・上唇挙筋の発達や上唇の薄さに起因するもの 複合的な原因・・・上記の複数の要因が組み合わさっているケース 実際の臨床では、これらの原因が複合的に絡み合っているケースがほとんどです。 そのため、精密な検査と診断が不可欠となります。 歯性ガミースマイルの特徴 歯性のガミースマイルは、歯や歯茎そのものに原因があるタイプです。 具体的には、歯に歯茎が過剰に被っている状態や、生まれつき歯が小さい「矮小歯」、歯の萌出不全などが該当します。このタイプは、歯茎が発達しすぎて歯に大きく被っていることで、相対的に歯茎の露出量が増えてしまうのです。 ただし、歯茎だけが単独で問題となるケースは少なく、多くの場合は歯並びや歯の大きさなどの問題が複数重なっています。 骨格性ガミースマイルの特徴 骨格性のガミースマイルは、上顎骨の位置や大きさが原因となるタイプです。 上顎が前方に突出している「上顎前突」や、上顎骨が垂直方向に過剰に成長している場合に見られます。このタイプは、骨格そのものに問題があるため、歯だけを動かす矯正治療では限界がある場合もあります。 重度の骨格性ガミースマイルでは、外科的矯正治療が必要になることもあります。 ワイヤー矯正によるガミースマイル改善のメカニズム ワイヤー矯正は、ガミースマイルの改善において非常に有効な治療法です。 その理由は、ワイヤー矯正が持つ「三次元的な歯の移動能力」にあります。 前歯の圧下とは何か 「圧下」とは、歯を歯茎の方向へ押し込むように移動させる技術です。 ガミースマイルの改善において、この前歯の圧下が重要な役割を果たします。上顎前歯を圧下することで、笑ったときの歯茎の露出量を減らすことができるのです。 ワイヤー矯正では、マルチブラケット装置を用いて、歯に対して垂直方向の力を加えることができます。 この力によって、前歯を少しずつ歯茎の方向へ移動させ、理想的な位置に調整していきます。 アンカースクリューの活用 近年の矯正治療では、「アンカースクリュー」という小さなチタン製のネジを活用することが一般的になっています。 アンカースクリューは、直径1~2mm程度の小さなネジで、歯茎の骨に一時的に埋め込みます。これを固定源として使用することで、より効率的に前歯を圧下させることができるのです。 従来の矯正治療では、奥歯を固定源として前歯を動かしていましたが、アンカースクリューを使用することで、奥歯に余計な力がかからず、より確実に前歯だけを圧下させることが可能になりました。 上顎前歯の位置づけの重要性 ガミースマイルの改善では、単に前歯を圧下させるだけでなく、「上顎前歯の適切な位置づけ」が極めて重要です。 理想的な笑顔では、上の前歯が適切に見える状態とされています。しかし、歯茎が目立つことで、この理想的なバランスが崩れてしまうのです。 ワイヤー矯正では、前歯の圧下に加えて、前後方向や角度の調整も同時に行います。 これにより、口元の突出感を改善し、Eライン(鼻先と顎先を結んだ線)も美しく整えることができます。上顎前歯の位置を適切に調整することで、機能面でも審美面でも満足度の高い結果が得られるのです。 ワイヤー矯正でガミースマイルが改善する条件 すべてのガミースマイルがワイヤー矯正で改善できるわけではありません。 改善の可否は、原因の種類と程度によって大きく異なります。 歯性ガミースマイルの場合 歯性のガミースマイルは、ワイヤー矯正で改善できる可能性が高いタイプです。 歯の高さや角度が崩れて過剰に噛み合っている状態であれば、奥歯を沈めたり前歯を持ち上げることで噛み込みを浅くし、前後の移動で見た目と機能を両立させることができます。 具体的な治療アプローチとしては、以下のような方法があります。 前歯の圧下・・・マルチブラケット装置とアンカースクリューを用いて、上顎前歯を歯茎方向へ移動 抜歯を伴う治療・・・必要に応じて小臼歯を抜歯し、前歯を後方へ移動させることで口元の突出感を改善 歯茎の整形・・・矯正治療と併用して、過剰な歯茎を切除する歯肉整形術を行う場合も 軽度から中等度の歯性ガミースマイルであれば、マウスピース矯正のインビザラインでも十分に治療可能になってきています。 骨格性ガミースマイルの場合 骨格性のガミースマイルは、上下のあごの前後関係や垂直的な位置がずれており、骨格そのものが深い噛み合わせを作っているケースです。 このタイプの治療では、奥歯を沈めて下あごが自由に動けるスペースを作り、前歯の角度も修正していきます。 治療法としては、精密な三次元コントロールが可能なワイヤー矯正を基本とし、必要に応じてアンカースクリューで奥歯を効率的に沈めます。軽度から中等度の骨格性ガミースマイルであれば、ワイヤー矯正のみで改善が期待できます。 ただし、骨格性のズレが大きい場合は、顎の骨や位置を整える外科的矯正治療を併用する必要があります。 この場合、LeFort I手術などの外科手術を組み合わせることで、根本的な改善を目指します。 筋肉性ガミースマイルの場合 上唇挙筋が発達しすぎている、あるいは上唇が薄いことが原因のガミースマイルは、矯正治療だけでは完全な改善が難しい場合があります。 このタイプでは、ボツリヌス注射を併用することで、上唇挙筋の収縮を抑制し、上唇を上がりにくくする方法が有効です。 また、上唇粘膜切除術(口唇移動術)という外科的アプローチもあります。 これは、口唇粘膜と歯槽粘膜を切除・縫合し、上唇を上がらなくすることで歯茎の露出量を少なくする方法です。矯正治療と組み合わせることで、より高い改善効果が期待できます。 複合的な原因の場合 実際の臨床では、歯性・骨格性・筋肉性の原因が複合的に絡み合っているケースが大半です。 このような場合、それぞれの原因に対して適切なアプローチを組み合わせる必要があります。 例えば、歯性と筋肉性の両方が原因であれば、ワイヤー矯正による前歯の圧下と、ボツリヌス注射を併用するといった治療計画を立てます。骨格性と歯性が混在している場合は、アンカースクリューを用いた矯正治療に加え、必要に応じて外科的矯正も検討します。 重要なのは、精密な検査と診断によって、それぞれの原因の割合を正確に把握することです。 ワイヤー矯正によるガミースマイル治療の実際 ここでは、実際の治療の流れと期間について解説します。 治療の流れ ガミースマイルのワイヤー矯正治療は、以下のような流れで進みます。 初診・相談・・・患者さまのお悩みをお聞きし、口腔内の状態を確認します。ガミースマイルの程度や原因について、初期的な評価を行います。 精密検査・・・レントゲン撮影、口腔内写真撮影、歯型採取などを行い、詳細な診断を行います。CT撮影を行うことで、骨格の状態も三次元的に把握できます。 診断・治療計画の立案・・・検査結果をもとに、ガミースマイルの原因を特定し、最適な治療計画を立案します。抜歯の必要性、アンカースクリューの使用、治療期間、費用などについて詳しくご説明します。 矯正装置の装着・・・治療計画に同意いただいた後、マルチブラケット装置を装着します。必要に応じて、アンカースクリューの埋入も行います。 定期的な調整・・・月に1回程度のペースで来院いただき、ワイヤーの調整を行います。前歯の圧下や位置調整を少しずつ進めていきます。 保定期間・・・矯正装置を外した後は、後戻りを防ぐために保定装置を使用します。この期間も定期的なチェックが必要です。 治療期間と費用の目安 ガミースマイルのワイヤー矯正治療期間は、症例の難易度によって異なりますが、一般的には2年から3年程度が目安となります。 軽度の歯性ガミースマイルであれば2年前後、骨格性や複合的な原因の場合は2年半から3年程度かかることが多いです。 費用については、検査診断料、基本施術料、保定装置料、調整料などが含まれます。 アンカースクリューを使用する場合は、追加費用が発生します。詳細な費用については、精密検査後の診断時にご説明させていただきます。 治療中の注意点 ワイヤー矯正治療中は、以下の点に注意が必要です。 痛みや違和感・・・装置装着直後や調整後は、痛みや違和感が生じることがあります。通常は数日で落ち着きますが、痛みが強い場合はご相談ください。 口腔衛生管理・・・装置があることで歯磨きがしにくくなるため、丁寧なブラッシングが必要です。虫歯や歯周病のリスクが高まるため、定期的なクリーニングも重要です。 食事の制限・・・硬いものや粘着性のある食べ物は、装置の破損や外れる原因となるため、避けていただく必要があります。 定期的な通院・・・治療効果を最大限に引き出すためには、指定された通院スケジュールを守ることが大切です。 ガミースマイル治療における当院の特徴 表参道AK歯科・矯正歯科では、ガミースマイルの改善に豊富な経験と実績があります。 包括的な診断と治療計画 当院では、「検査から診断を行い、根拠に基づく治療を重視」することを基本方針としています。 ガミースマイルの原因は一人ひとり異なるため、精密な検査によって原因を正確に特定し、最適な治療計画を立案します。 また、歯・歯並び・歯肉・噛み合わせだけでなく、口元や顔貌バランスも診て提案する方針を掲げています。 ガミースマイルの改善は、単に歯茎の露出を減らすだけでなく、顔全体のバランスを考慮した治療が重要です。当院では、審美的な観点からも満足度の高い結果を目指しています。 豊富な治療オプション 当院では、表側矯正、裏側(舌側)矯正、マウスピース矯正など、複数の矯正装置の選択肢をご用意しています。 患者さまのライフスタイルやご希望に応じて、最適な装置を選択していただけます。 また、矯正治療だけでなく、審美歯科治療も提供しているため、必要に応じて歯肉整形術やセラミック治療などを組み合わせた包括的な治療も可能です。 「1つの医院で完結」できることが、当院の大きな強みです。 院長によるすべての診断・治療計画 当院では、院長がすべての診断・治療計画を担当しています。 日本矯正歯科学会、日本口腔インプラント学会、日本歯周病学会、日本歯科審美学会など、複数の学会に所属し、幅広い知識と技術を持つ院長が、一貫して治療を担当することで、質の高い治療を提供しています。 また、インビザラインについては「プラチナエリート・プロバイダー」を受賞しており、マウスピース矯正の分野でも高い実績を有しています。 快適な治療環境 当院は、全室個室でプライバシーに配慮した設計となっています。 カウンセリングルームも完備しており、他の患者さまを気にすることなく、じっくりとご相談いただけます。 また、マイクロスコープやEr:YAGレーザーなどの先進医療機器を導入し、痛みに配慮した治療を心がけています。 表参道駅から徒歩3分、渋谷駅から徒歩5分という好立地で、土日祝日も診療を行っているため、お忙しい方でも通いやすい環境です。 まとめ:ガミースマイルは適切な診断と治療で改善できる ガミースマイルは、ワイヤー矯正によって改善できる可能性が高い症状です。 ただし、改善の可否は原因の種類と程度によって異なります。歯性のガミースマイルであれば、前歯の圧下やアンカースクリューを活用した治療で高い効果が期待できます。骨格性の場合も、軽度から中等度であればワイヤー矯正で改善可能ですが、重度の場合は外科的矯正が必要になることもあります。 筋肉性や複合的な原因の場合は、矯正治療に加えて、ボツリヌス注射や外科的処置を併用することで、より効果的な改善が見込めます。 最も重要なのは、精密な検査と診断によって原因を正確に特定し、それぞれの患者さまに最適な治療計画を立案することです。 当院では、豊富な経験と実績をもとに、ガミースマイルでお悩みの患者さまに対して、包括的な診断と治療を提供しています。 ガミースマイルでお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。 24時間WEB予約やLINE相談も可能ですので、お気軽にお問い合わせいただければと思います。理想的な笑顔を手に入れるための第一歩を、一緒に踏み出しましょう。 表参道AK歯科・矯正歯科 📞 電話:03-6452-6405 🌐 24時間WEB予約・LINE相談受付中 住所:東京都渋谷区神宮前5丁目50-6 サクセス青山3F・8F アクセス:表参道駅 徒歩3分/渋谷駅 徒歩5分 診療時間:平日 11:30-15:00/16:00-19:30、土日祝 9:30-12:30/13:30-17:30 休診日:第1・3・5日曜、第2・4月曜、木曜 表参道AK歯科・矯正歯科 院長:小室 敦 https://doctorsfile.jp/h/197421/df/1/ 略歴 日本歯科大学 卒業 日本歯科大学附属病院 研修医 都内歯科医院 勤務医 都内インプラントセンター 副院長 都内矯正歯科専門医院 勤務医 都内審美・矯正歯科専門医院 院長 所属団体 日本矯正歯科学会 日本口腔インプラント学会 日本歯周病学会 日本歯科審美学会 日本臨床歯科学会(東京SJCD) 包括的矯正歯科研究会 下間矯正研修会インストラクター レベルアンカレッジシステム(LAS) 参加講習会 口腔インプラント専修医認定100時間コース JIADS(ペリオコース) 下間矯正研修会レギュラーコース 下間矯正研修会アドバンスコース 石井歯内療法研修会 SJCDレギュラーコース SJCDマスターコース SJCDマイクロコース コンセプトに基づく包括的矯正治療実践ベーシックコース (綿引 淳一 先生) 新臨床歯科矯正学研修会専門医コース 診断・治療編(石川 晴夫 先生) 新臨床歯科矯正学研修会専門医コース 応用編(石川 晴夫 先生) レベルアンカレッジシステム(LAS)レギュラーコース 他多数参加  
2026.01.23
ガミースマイルは歯の長さが原因?萌出不全と歯肉のかぶさりを解説
ガミースマイルは歯の長さが原因?萌出不全と歯肉のかぶさりを解説 笑顔に自信が持てない、写真を撮るときに口元を隠してしまう・・・そんなお悩みはありませんか? 「ガミースマイル」という言葉を聞いたことがある方もいらっしゃるかもしれません。笑ったときに歯茎が目立ってしまう状態のことですが、実はその原因は骨格だけではないのです。歯の長さや萌出の状態、歯肉のかぶさり方など、歯そのものに関わる要因が深く関係していることも多くあります。 私は日本歯科大学を卒業後、都内の複数の歯科医院で矯正歯科や審美歯科の診療に携わってきました。現在は表参道AK歯科・矯正歯科で院長として、日々患者さまの口元のお悩みに向き合っています。 この記事では、ガミースマイルの原因の中でも特に「歯の長さ」や「萌出不全」「歯肉のかぶさり」といった歯に関わる要因について、詳しく解説していきます。あなたに合った改善方法を見つけるお手伝いができれば幸いです。 目次 ガミースマイルとは?基本的な理解から始めよう 歯の長さが短い・萌出不全がガミースマイルの原因に 歯の長さに関わるガミースマイルの治療法 他の原因との組み合わせも考慮する必要性 表参道AK歯科・矯正歯科でのガミースマイル治療 まとめ:あなたに合った改善方法を見つけましょう 📞 お電話でのご予約・ご相談 03-6452-6405 🌐 24時間WEB予約 https://www.omotesando-ak.com 💬 LINE無料相談 お気軽にお問い合わせください ガミースマイルとは?基本的な理解から始めよう ガミースマイルとは、笑ったときに上の歯茎が通常よりも多く見えてしまう状態を指します。 「Gummy(ガミー)」は英語で「歯茎」を意味する言葉です。一般的には、笑顔のときに歯茎が3mm以上見える場合をガミースマイルと診断することが多いとされています。ただし、その基準や感じ方には個人差があり、ご自身が「気になる」と感じるかどうかが最も重要なポイントになります。 ガミースマイルの程度による分類 ガミースマイルは、歯茎の見える範囲によっていくつかの段階に分類されます。 軽度(マイルド)・・・歯の長さに対して歯茎露出が25%以内 中等度・・・歯の長さに対して20~50%の歯茎露出 重度・・・歯の長さに対して50~100%の歯茎露出 最重度・・・歯の長さに対して100%以上の歯茎露出 この分類はあくまで目安ですが、程度によって治療のアプローチも変わってきます。 ガミースマイルが引き起こす心理的影響 ガミースマイルは病気ではありません。 しかし、見た目のコンプレックスから、笑うことをためらったり、手で口元を隠したりするなど、自然な笑顔が難しくなることがあります。人前での会話や写真撮影にも抵抗を感じる方が少なくありません。笑顔に対する自信の欠如は、コミュニケーションへの消極性や自尊心の低下につながることもあるのです。 また、口元が開きやすくなることで口の中が乾燥しやすくなり、歯周病や虫歯のリスクが高まることもあります。歯茎の露出が多いことで歯の短さが強調され、全体的な口元のバランスが悪く見えることもあるでしょう。 歯の長さが短い・萌出不全がガミースマイルの原因に ガミースマイルの原因は一つではありません。 骨格や唇の動き、筋肉の力など、さまざまな要因が組み合わさって生じることが多いのですが、その中でも「歯の長さ」や「歯の生え方」に関わる問題は非常に重要です。 歯冠長が短いとはどういうこと? 歯冠長とは、歯茎から見えている歯の部分の縦の長さのことです。 上顎の前歯の平均的な歯冠長は約10~11mmとされています。これより短い場合、相対的に歯茎の面積が大きく見えてしまい、ガミースマイルの印象を与えやすくなります。歯が生まれつき小さい「矮小歯(わいしょうし)」である場合や、食いしばりや歯ぎしりなどによって歯がすり減ってしまった場合も、同様に歯が短く見えてしまいます。 受動的萌出不全(Altered Passive Eruption)とは 受動的萌出不全は、ガミースマイルを引き起こす重要な要因の一つです。 通常、歯が生えてくる過程では、歯肉の縁が根の方向に移動していき、セメントエナメル境(歯と歯茎の境目)付近まで達します。この動きを「受動的萌出(Passive eruption)」と呼びます。しかし、この受動的萌出に異常がある状態、つまり歯肉の縁がセメントエナメル境付近まで達することができずに歯の切縁寄りに位置している状態が「受動的萌出不全(Altered Passive Eruption)」です。 この場合、歯は本来の長さがあるにもかかわらず、歯茎や骨が歯の表面に過剰に覆いかぶさっているため、歯が短く見えてしまいます。本来の歯の長さが歯茎の下に隠れている状態なのです。 歯肉が厚い・覆いかぶさっているケース 歯の大きさや骨格は正常でも、歯肉そのものに原因があるケースもよく見られます。 歯を支えている歯肉が過剰に発達している状態です。歯肉に厚みがあったり、歯の表面に広く覆いかぶさっていたりすると、歯が見える面積がその分小さくなります。その結果、笑ったときに歯肉のピンク色の部分が目立ってしまうのです。 また、歯周病の前段階である歯肉炎などで歯肉が腫れている場合も注意が必要です。炎症によって一時的に歯肉が歯を覆う面積が増え、ガミースマイルのように見えることがあります。この場合は、歯科医院での治療や日々の丁寧な歯磨きで歯肉の腫れが引けば改善が期待できるでしょう。 歯の長さに関わるガミースマイルの治療法 歯の長さや萌出不全、歯肉のかぶさりが原因のガミースマイルには、いくつかの治療選択肢があります。 原因を正確に診断した上で、患者さま一人ひとりに合わせた最適な方法をご提案することが重要です。 歯肉整形術(歯肉切除) 歯肉が歯に覆いかぶさり、歯が短く見えている場合に行う処置です。 余分な歯肉だけを少しだけ切除し、歯の本来の長さを露出させます。歯の長さは正常だけれど、歯肉が歯の表面に被りすぎている「萌出不全」の方や、歯肉のラインを少しだけ整えたい方が対象になります。 炭酸ガスレーザーを使用することで、出血を抑え、痛みや腫れを最小限に抑えながら、精密に歯肉のラインを整えることが可能です。施術も短時間で済み、術後の痛みや腫れもほとんどありませんが、後戻りもしやすい治療方法といえます。 歯冠長延長術(クラウンレングスニング) 歯肉の形成外科によって露出している歯肉を除去し、歯を大きく見せる方法です。 歯肉整形術よりも深い層まで処置を行い、場合によっては歯を支える骨の形も整えます。歯肉だけでなく、その下にある骨の形を調整することで、より安定した結果が得られ、後戻りのリスクも低くなります。 歯並びが悪い場合には、歯冠長延長術に加えてセラミックの被せ物の治療を併用する方法もあります。歯冠長延長術で歯肉の位置を変えて、セラミック矯正で歯の位置や形を美しく整えることができるのです。 矯正歯科治療によるアプローチ 歯が適切な位置まで生えきっていない、あるいは前方に傾いて生えていることで歯肉が目立つ場合、矯正治療が有効な選択肢になります。 矯正治療によって歯を正しい位置へ移動させるアプローチや、矯正用アンカースクリュー(TADs)と呼ばれる小さいネジを固定源としてゴムを用いて伸びすぎた上の前歯を骨の方向へ圧下(骨の中の方向に押し込む)させる方法があります。外科手術を伴わないため、患者さまへの負担が少ない有効な選択肢です。 インプラントを利用して前歯の位置を移動させる治療方法もあります。多少時間はかかりますが、自分の歯のままで治療できるという大きなメリットがあります。 他の原因との組み合わせも考慮する必要性 ガミースマイルは、単一の原因だけで起こることは少ないのが実情です。 歯の長さや萌出不全といった歯に関わる問題に加えて、骨格や唇の動きなど、複数の要因が組み合わさっていることがほとんどです。 骨格的な要因との関連 上顎の骨が縦に長い場合や前に突き出ている場合、歯や歯肉全体が下がって見え、少し笑っただけでも歯肉が露出しやすくなります。 上顎骨の垂直的過成長(Vertical Maxillary Excess)と呼ばれる状態では、意識しないと口が閉じにくく、口元が盛り上がって見えることがあります。笑ったときだけでなく、無表情のときも上の歯が見えていることもあるでしょう。このような骨格そのものに原因がある場合は、骨の位置を修正するアプローチが根本的な改善策として検討されます。 唇や筋肉の動きとの関連 上唇を引き上げる筋肉(上唇挙筋群)の力が強いと、笑ったときに唇が必要以上に上がり、歯肉が広く露出します。 筋肉の働きそのものが原因となるため、自然な笑顔でも歯肉が強調されやすくなります。また、上唇の厚みが薄い場合も、歯肉を覆える範囲が狭くなるため、わずかな笑顔でも歯肉が見えやすくなります。 このような場合には、ボツリヌス注射や上唇粘膜切除術(Lip Repositioning Surgery)といった、唇の動きをコントロールするアプローチが中心となります。ボツリヌス注射は上唇を上げる筋肉の働きを一時的に弱めることで、唇が過剰に上がるのを抑える方法です。効果は一時的で、一般的に3~6ヶ月程度とされていますが、患者さまへの負担が非常に少ない有効な選択肢です。 複合的な診断と治療計画の重要性 私たちの医院では、歯科用CTを用いた骨格の精密な分析や、口腔内写真・顔貌写真による唇の動きの観察、歯の長さの計測などを丁寧に行います。 これらの原因を正確に診断するためには、総合的な検査が不可欠です。検査から診断を行い、根拠に基づく治療を重視することで、患者さま一人ひとりに最適な治療計画をご提案できるのです。 例えば、「軽い上顎前突」×「上唇挙筋の過活動」×「歯の短さ」といった複数の要因が重なっている場合、歯肉切除だけでは十分な改善が得られないこともあります。矯正治療とボツリヌス注射を組み合わせる、あるいは歯冠長延長術とセラミック治療を併用するなど、複合的なアプローチが必要になることもあるでしょう。 表参道AK歯科・矯正歯科でのガミースマイル治療 当院では、ガミースマイルの原因を多角的に診断し、患者さま一人ひとりに合わせたオーダーメイドの治療計画をご提案しています。 矯正歯科、審美歯科、一般歯科のすべてに対応しているため、「1つの医院で完結」できることが大きな特徴です。虫歯や歯周病、親知らずなどの一般的な治療から、矯正治療、審美治療まで、トータルでサポートいたします。 当院の診療理念と特徴 当院は「『美〜beauty〜』を創る」という診療理念を掲げています。 歯・歯並び・歯肉・噛み合わせだけでなく、口元や顔貌バランスも診て提案する方針です。また、「『おもてなし〜Hospitality〜』の心を持つ」として、不安への配慮や安心して通える医院作りを目指しています。全室個室でプライバシーに配慮した設計となっており、カウンセリングルームも完備しています。 表側・裏側・マウスピースなど矯正装置の選択肢があり、患者さまのライフスタイルやご希望に合わせた治療方法をお選びいただけます。マイクロスコープやEr:YAGレーザーなどの先進医療機器を導入し、痛みに配慮した治療を行っています。 院長がすべての診断・治療計画を担当 当院では、院長である私がすべての診断・治療計画を担当しています。 日本矯正歯科学会、日本口腔インプラント学会、日本歯周病学会、日本歯科審美学会、東京SJCDなどに所属し、多くの研修会や講習会に参加してきました。インビザラインについては「プラチナエリート・プロバイダー」を受賞しており、豊富な経験と実績を持っています。 審美、矯正、口腔外科を専門分野としており、ガミースマイルのような複合的な要因が絡む治療においても、総合的な視点から最適な治療計画を立案いたします。 アクセスと診療時間 当院は表参道駅から徒歩3分、渋谷駅から徒歩5分という好立地にあります。 平日は11:30-15:00と16:00-19:30、土日祝は9:30-12:30と13:30-17:30の診療時間で、お仕事帰りや週末にも通いやすい環境です。24時間WEB予約とLINE相談が可能ですので、お気軽にお問い合わせください。 電話番号:03-6452-6405 住所:〒150-0001 東京都渋谷区神宮前5丁目50-6 サクセス青山3F・8F まとめ:あなたに合った改善方法を見つけましょう ガミースマイルの原因は、骨格だけではありません。 歯の長さや萌出不全、歯肉のかぶさりなど、歯そのものに関わる問題が深く関係していることも多いのです。受動的萌出不全や歯冠長の短さ、歯肉の過剰発達など、さまざまな要因が考えられます。 治療法も、歯肉整形術、歯冠長延長術、矯正治療など、原因に応じて多様な選択肢があります。単一の原因だけでなく、骨格や唇の動きなど複数の要因が組み合わさっていることがほとんどですので、総合的な診断が不可欠です。 笑顔に自信を持ちたい、写真をもっと楽しみたい・・・そんな願いを、私たちが全力でサポートいたします。 まずはお気軽にご相談ください。あなたに合った改善方法を一緒に見つけていきましょう。表参道AK歯科・矯正歯科で、自信に満ちた笑顔を取り戻すお手伝いをさせていただきます。 表参道AK歯科・矯正歯科 院長:小室 敦 https://doctorsfile.jp/h/197421/df/1/ 略歴 日本歯科大学 卒業 日本歯科大学附属病院 研修医 都内歯科医院 勤務医 都内インプラントセンター 副院長 都内矯正歯科専門医院 勤務医 都内審美・矯正歯科専門医院 院長 所属団体 日本矯正歯科学会 日本口腔インプラント学会 日本歯周病学会 日本歯科審美学会 日本臨床歯科学会(東京SJCD) 包括的矯正歯科研究会 下間矯正研修会インストラクター レベルアンカレッジシステム(LAS) 参加講習会 口腔インプラント専修医認定100時間コース JIADS(ペリオコース) 下間矯正研修会レギュラーコース 下間矯正研修会アドバンスコース 石井歯内療法研修会 SJCDレギュラーコース SJCDマスターコース SJCDマイクロコース コンセプトに基づく包括的矯正治療実践ベーシックコース (綿引 淳一 先生) 新臨床歯科矯正学研修会専門医コース 診断・治療編(石川 晴夫 先生) 新臨床歯科矯正学研修会専門医コース 応用編(石川 晴夫 先生) レベルアンカレッジシステム(LAS)レギュラーコース 他多数参加  
2026.01.22
ガミースマイルの基準は何mm?セルフチェックと歯科での診断指標を徹底解説
ガミースマイルの基準は何mm?セルフチェックと歯科での診断指標を徹底解説 笑顔は人の印象を大きく左右する重要な要素です。しかし、笑ったときに歯ぐきが大きく見えてしまう「ガミースマイル」に悩んでいる方は少なくありません。 「自分はガミースマイルなのだろうか?」「どこからが治療が必要なレベルなのか?」そんな疑問をお持ちではないでしょうか。 この記事では、ガミースマイルの医学的な基準から、ご自宅でできるセルフチェック方法、歯科医院で用いられる正確な診断指標まで、専門医の視点から分かりやすく解説していきます。笑顔に自信を持つための第一歩として、ぜひ最後までお読みください。 ガミースマイルとは?基本的な定義と医学的基準 ガミースマイルとは、笑ったときに上の歯ぐきが過剰に露出してしまう状態を指します。「Gummy(ガミー)」は英語で「歯ぐき」を意味し、その名の通り「歯ぐきが目立つ笑顔」という意味合いで使われています。 医学的には、笑ったときに歯ぐきが3mm以上見える場合をガミースマイルと診断することが一般的です。ただし、この基準はあくまで目安であり、個人の感じ方や顔全体のバランスによって、治療の必要性は異なります。 実際には、歯ぐきの露出量が1~2mm程度であれば、美しい笑顔として認識されることが多いです。一方で、3mm以上になると、多くの方が「歯ぐきが目立つ」と感じるようになります。 日本人の場合、骨格的に上顎前突(出っ歯)の方の割合が多いため、ガミースマイルになりやすい傾向があります。20~30代の約10%の方に見られるとされており、決して珍しい症状ではありません。 ガミースマイルが引き起こす悩み ガミースマイルは、見た目の問題だけでなく、さまざまな影響を及ぼす可能性があります。 心理的なコンプレックス・・・笑うことをためらったり、手で口元を隠したりするなど、自然な笑顔が難しくなります。 コミュニケーションへの影響・・・人前での会話や写真撮影に抵抗を感じることがあります。 口腔内の健康リスク・・・口元が開きやすくなることで、お口の中が乾燥しやすくなり、虫歯や歯周病のリスクが高まることもあります。 これらの悩みは、日常生活の質に大きく影響を与えることがあります。しかし、適切な診断と治療によって改善できる可能性が高いのです。 自宅でできるガミースマイルのセルフチェック方法 歯科医院を受診する前に、ご自身でガミースマイルの可能性をチェックすることができます。鏡の前で、以下の項目を確認してみてください。 基本的なセルフチェック項目 まず、鏡の前で自然な笑顔を作ってみましょう。口角を上げて、普段通りに笑った状態で以下をチェックします。 歯ぐきの露出量・・・上の歯ぐきが3mm以上見えているか確認します。定規を使って測定すると、より正確に判断できます。 歯と歯ぐきのバランス・・・歯よりも歯ぐきの方が目立っていないか確認します。 上唇の動き・・・笑ったときに上唇が過剰に上がりすぎていないか観察します。 歯の見え方・・・歯が正方形に近い形に見えたり、横幅に比べて縦の長さが極端に短く見えたりしないか確認します。 より詳しいチェックポイント 以下の項目にも当てはまるものがあるか確認してみましょう。 鼻と顎の先端部に定規を当てたとき、上唇に強く定規が当たる 横から見ると口元が出ている 口を開けて過ごしていることが多い 口を閉じるときに意識をしたり力を入れないと閉じられない 口を閉じているときに口のまわりに力が入っている 口を長時間閉じていられない 口を閉じたときに顎にシワが出る これらの項目に当てはまる数が多いほど、ガミースマイルの可能性が高いと考えられます。ただし、正確な診断は専門の歯科医師による検査が必要です。 歯科医院で行われる専門的な診断指標 歯科医院では、より精密な診断を行うために、さまざまな指標を用いてガミースマイルを評価します。 歯冠長延長術の適応判定基準 専門的な診断では、「Cosletらによる受動的萌出不全(Altered Passive Eruption, APE)の分類」という国際的な基準が用いられることがあります。この分類では、セメント-エナメル境(CEJ)と歯槽骨頂の距離、歯肉境界線(MGJ)の位置関係によって、4つのタイプに分類されます。 Type 1 subgroup A・・・歯肉切除単独で対応可能 Type 2 subgroup A・・・歯肉整形+APFが必要 Type 1 subgroup B・・・歯肉切除+F-OPE+骨外科が必要 Type 2 subgroup B・・・歯肉整形+APF+骨外科が必要 審美的ガムラインの評価 ガミースマイルの診断では、「審美的ガムライン」という概念も重要です。これは、歯肉が歯を取り囲むラインの美的な配置や形状を指します。 理想的な審美的ガムラインの特徴は以下の通りです。 歯肉の対称性・・・左右の歯肉が対称であること 歯肉の高さ・・・犬歯の歯肉が最も高く、中切歯が次に高く、側切歯が最も低いという形 歯肉の厚みと質感・・・健康な歯肉は薄く、ピンク色で、しっかりとした質感を持つこと スマイルラインとの調和・・・笑った時に見えるガムラインがスマイルラインと一致すること 3Dデジタル診断の活用 当院では、3DスキャナーやAI分析などの最新デジタル機器を活用し、従来よりも正確な診断を行っています。歯並びや噛み合わせを細かく解析することで、より精密で効果的な治療計画を立てることが可能です。 デジタル診断では、以下のような情報を詳細に把握できます。 歯の長さと形態の正確な測定 歯ぐきの厚みと位置の3次元的な評価 上顎骨の形状と位置関係の分析 上唇の動きと筋肉の活動パターンの評価 ガミースマイルの原因別診断チャート ガミースマイルの原因は一つではありません。複数の要因が組み合わさって生じることが多く、そのため治療法も患者さま一人ひとりに合わせて異なります。 歯の長さや生える位置に関連する原因 萌出不全(歯が十分に生えきっていない)・・・歯は本来の長さがあるにもかかわらず、歯ぐきや骨が歯の表面に過剰に覆いかぶさっているため、歯が短く見えてしまう状態です。本来の歯の長さが歯ぐきの下に隠れています。 歯の摩耗や矮小歯(小さい歯)・・・歯自体が元々小さい「矮小歯」である場合や、食いしばりや歯ぎしりなどによって歯がすり減ってしまい、相対的に歯ぐきが大きく見えてしまうことがあります。 上唇の動きや位置に関連する原因 上唇の巻き上げが強い(上唇過剰運動)・・・笑ったときに、上唇が通常よりも過剰に上にめくれ上がってしまうことで、歯ぐきが大きく露出します。これは、上唇を動かす筋肉(上唇挙筋群)の力が強すぎることが原因です。 上唇が短い(上唇低位)・・・唇そのものの長さが短い、または厚みが薄いことで、笑ったときに歯ぐきを十分に覆い隠せないことがあります。 顎の骨格に関連する原因 上顎の骨が縦に長い(上顎骨垂直性過長症)・・・上顎の骨が全体的に縦に長く発達している場合、歯ぐきを含む上顎全体が下方に位置するため、笑ったときに歯ぐきの露出が多くなります。 歯列の不正(出っ歯など)・・・前歯が前に突き出ている「出っ歯(上顎前突)」の場合、唇が閉じにくくなったり、笑ったときに上唇が上がりやすくなったりして、歯ぐきが目立つことがあります。 日常生活の癖や習慣による原因 日常生活の中で無意識にしている癖や習慣が原因となることもあります。特に以下のような癖が関係しています。 指しゃぶり 爪や唇を噛む癖 上の歯の裏側を舌で押す癖 口を大きく開ける癖 頬杖 これらの原因を正確に診断するため、当院では歯科用CTを用いた骨格の精密な分析や、口腔内写真・顔貌写真による唇の動きの観察、歯の長さの計測などを丁寧に行います。 重度ガミースマイルの判定基準 ガミースマイルには、軽度から重度までさまざまな程度があります。当院では、歯ぐきが10mm以上露出している場合を重度のガミースマイルと診断しています。 一般的な分類は以下の通りです。 軽度・・・歯肉が3~4mm露出している場合 中等度・・・歯肉が5~9mm露出している場合 重度・・・歯肉が10mm以上露出している場合 重度ガミースマイルの特徴 重度のガミースマイルの場合、前歯よりも歯ぐきが大きく目立ってしまうため、審美性に影響する可能性があります。また、歯ぐきが大きく露出しているということは唾液が乾燥しやすい状態ですので、以下のようなリスクが考えられます。 虫歯の発生リスクの増加 歯周病の進行リスクの増加 口臭の強さに繋がる可能性 唾液には食べかすや歯垢をある程度洗い流してくれる自浄効果や抗菌作用など、私たちの体を守ってくれる機能があります。つまり、唾液が乾燥しやすい重度のガミースマイルは、お口の病気を引き起こす一つの要因になることが考えられます。 重度でも治療は可能です 重度のガミースマイルであっても、基本的な治療は軽度の症例と大きく変わらない場合が多いです。症状に応じて、歯肉と骨を調整する「歯冠長延長術(クラウンレングスニング)」や、上唇の動きを制限する「上唇粘膜切除術(リップリポジショニング)」を単独もしくは組み合わせて行うことで、審美性の改善を目指します。 ただし、骨格や咬み合わせに起因する場合は、「歯列矯正」や上顎骨を調整する「上顎骨切り術」、あるいはその両方の治療が必要となることがあります。 表参道AK歯科・矯正歯科でのガミースマイル治療 当院では、ガミースマイルの原因を正確に診断し、患者さま一人ひとりに最適な治療法をご提案しています。 当院の診断・治療の特徴 当院では、累計1,000件以上の矯正治療実績を持つ院長が、すべての診断・治療計画を担当します。一人ひとりの状態を正確に把握し、患者さまに最適な治療を提案。安心して治療を受けられるよう、丁寧なカウンセリングを行います。 また、3DスキャナーやAI分析などの最新デジタル機器を活用し、従来よりも正確な診断が可能です。歯並びや噛み合わせを細かく解析し、より精密で効果的な治療を提供します。 主な治療法 当院では、以下のような治療法を患者さまの状態に合わせて組み合わせます。 歯肉整形術・・・歯ぐきが歯に覆いかぶさり、歯が短く見えている場合に、余分な歯ぐきだけを少しだけ切除し、歯の本来の長さを露出させる処置です。 歯冠長延長術・・・歯肉切除に加えて骨の調整も行い、より確実な改善を目指します。 上唇粘膜切除術(リップリポジショニング)・・・上唇の動きを制限することで、歯ぐきの露出を抑えます。 矯正治療・・・歯並びや噛み合わせが原因の場合、矯正治療によって改善を図ります。 ボツリヌス注射・・・上唇を持ち上げる筋肉の動きを一時的に抑えることで、歯ぐきの露出を軽減します。 治療の流れ 当院での治療は、以下のような流れで進みます。 無料カウンセリング・・・まずはあなたのお悩みや不安なことをお聞かせください。 精密検査・・・3DスキャナーやAI分析などの最新機器を用いて、詳細な検査を行います。 診断・治療計画の説明・・・検査結果をもとに、最適な治療計画をご提案します。 治療・・・ご納得いただいた治療計画に基づいて、治療を開始します。 定期検診・メンテナンス・・・治療後も定期的にチェックし、美しい状態を維持します。 安心の料金体系 当院では、矯正治療にトータルフィーシステムを採用しています。矯正相談は無料、毎月の調整料や保定管理料も無料です。また、クレジットカードやデンタルローンも取り扱っておりますので、月々少ないご負担で治療をお受けいただけます。 ガミースマイルの治療費用は、原因や治療法によって異なりますが、当院では明確な料金体系を提示し、患者さまが安心して治療を受けられるよう配慮しています。 まとめ:ガミースマイルは改善できる症状です ガミースマイルは、笑ったときに歯ぐきが3mm以上見える状態を指し、医学的な基準が存在します。セルフチェックで気になる点があれば、専門の歯科医院での正確な診断を受けることをおすすめします。 原因は、歯の長さや位置、上唇の動き、顎の骨格、日常の癖など多岐にわたります。当院では、3DスキャナーやAI分析などの最新デジタル機器を用いて、原因を正確に診断し、患者さま一人ひとりに最適な治療法をご提案しています。 軽度から重度まで、ガミースマイルは適切な治療によって改善できる症状です。笑顔に自信を持つことは、人生の質を大きく向上させます。 もし、ガミースマイルでお悩みでしたら、まずは無料カウンセリングでご相談ください。あなたの笑顔がもっと輝くよう、私たちが全力でサポートいたします。 詳しい治療内容や無料カウンセリングのご予約は、表参道AK歯科・矯正歯科の公式サイトをご覧ください。表参道駅から徒歩3分、渋谷駅から徒歩5分の好立地で、土日診療も行っております。あなたの最高の笑顔を一緒に作りましょう。 表参道AK歯科・矯正歯科 院長:小室 敦 https://doctorsfile.jp/h/197421/df/1/ 略歴 日本歯科大学 卒業 日本歯科大学附属病院 研修医 都内歯科医院 勤務医 都内インプラントセンター 副院長 都内矯正歯科専門医院 勤務医 都内審美・矯正歯科専門医院 院長 所属団体 日本矯正歯科学会 日本口腔インプラント学会 日本歯周病学会 日本歯科審美学会 日本臨床歯科学会(東京SJCD) 包括的矯正歯科研究会 下間矯正研修会インストラクター レベルアンカレッジシステム(LAS) 参加講習会 口腔インプラント専修医認定100時間コース JIADS(ペリオコース) 下間矯正研修会レギュラーコース 下間矯正研修会アドバンスコース 石井歯内療法研修会 SJCDレギュラーコース SJCDマスターコース SJCDマイクロコース コンセプトに基づく包括的矯正治療実践ベーシックコース (綿引 淳一 先生) 新臨床歯科矯正学研修会専門医コース 診断・治療編(石川 晴夫 先生) 新臨床歯科矯正学研修会専門医コース 応用編(石川 晴夫 先生) レベルアンカレッジシステム(LAS)レギュラーコース 他多数参加
2026.01.21
アンカースクリューで口ゴボはどこまで改善?前歯後退の限界と最大化条件を解説
アンカースクリューで口ゴボはどこまで改善?前歯後退の限界と最大化条件を解説 アンカースクリューを用いた口ゴボ治療の可能性 「口元が出ている」「横顔にコンプレックスがある」・・・こうしたお悩みを抱える患者さまは少なくありません。 いわゆる「口ゴボ」と呼ばれる状態は、上下の前歯が前方に突出している「上下顎前突」という不正咬合に分類されます。この症状は、見た目の問題だけでなく、口が閉じにくい「口唇閉鎖不全」を引き起こし、口呼吸や虫歯・歯周病のリスクを高める可能性があります。 近年、矯正歯科治療において「アンカースクリュー」という小さなチタン製のネジを用いた治療法が注目されています。 このアンカースクリューを活用することで、従来の矯正治療では難しかった大きな前歯の後退が可能になり、外科手術を回避できるケースも増えてきました。しかし、すべての口ゴボがアンカースクリューだけで改善できるわけではありません。骨格性の問題が強い場合や、後退量に限界がある場合もあります。 本記事では、アンカースクリューを用いた口ゴボ治療について、前歯の後退量の限界、治療効果を最大化する条件、抜歯併用の必要性、治療期間や費用まで、矯正医の視点から詳しく解説します。 アンカースクリューとは?口ゴボ治療における役割 アンカースクリューは、直径1.4〜2mm程度、長さ6mm程度の非常に小さなチタン製の医療用ネジです。 矯正治療の際に歯槽骨や顎の骨に一時的に埋め込み、歯を動かす際の「固定源」として活用します。チタン製のため金属アレルギーのリスクが低く、治療終了後は簡単に除去できるのが特徴です。 従来の矯正治療では、前歯を後ろに引っ張る際に奥歯を固定源として使用していました。しかし、この方法では「綱引き」のように、前歯を引っ張ると奥歯も一緒に前方に移動してしまい、前歯を十分に後退させることが困難でした。 アンカースクリューを使用すると、骨に直接固定された「動かない支点」を得ることができます。これにより、奥歯を前方に移動させることなく、前歯だけを効率的に後方へ移動させることが可能になります。この「絶対固定」と呼ばれる状態は、従来の矯正治療では実現が難しかった理想的な固定法です。 口ゴボ治療において、アンカースクリューは特に有効です。上下の前歯が前方に突出している状態を改善するには、前歯を大きく後退させる必要があります。アンカースクリューを用いることで、抜歯スペースを最大限に活用し、前歯を効率的に後方へ移動させることができるのです。 口ゴボの種類と改善可能な範囲 口ゴボには、大きく分けて「歯列性」と「骨格性」の2つのタイプがあります。 歯列性の口ゴボ 歯列性の口ゴボは、顎の骨格自体には大きな問題がなく、歯の位置や傾斜が原因で口元が突出している状態です。上下の前歯が唇側に傾いている「上下顎前突」が代表的な例です。 このタイプの口ゴボは、アンカースクリューを併用した矯正治療で大きな改善が期待できます。抜歯を行い、アンカースクリューを固定源として前歯を後退させることで、Eライン(鼻先と顎先を結んだ線)の内側に唇を収めることが可能になります。 骨格性の口ゴボ 骨格性の口ゴボは、上顎骨や下顎骨自体が前方に位置している、または下顎が小さく後方に位置している状態です。いわゆる「アデノイド顔貌」と呼ばれるタイプもこれに含まれます。 骨格性の問題が強い場合、矯正治療だけでは限界があり、外科手術(顎矯正手術)が必要になることがあります。しかし、骨格的な問題が軽度から中等度の場合は、アンカースクリューを活用することで外科手術を回避し、矯正治療のみで改善できるケースも増えています。 改善可能な範囲の目安 前歯の後退量は、抜歯するスペースの大きさに依存します。一般的に、小臼歯1本あたりの抜歯スペースは約7〜8mmです。上下左右の小臼歯を抜歯した場合、合計で28〜32mm程度のスペースが得られます。 アンカースクリューを使用しない従来の方法では、このスペースの一部が奥歯の前方移動に使われてしまいます。しかし、アンカースクリューを使用することで、抜歯スペースのほぼ全てを前歯の後退に使用できるため、より大きな改善が期待できます。 ただし、歯根の長さや歯槽骨の厚み、歯周組織の健康状態によっても後退量には限界があります。過度な後退は歯根吸収や歯肉退縮のリスクを高めるため、慎重な診断と治療計画が必要です。 前歯後退量を最大化する条件 アンカースクリューを用いた口ゴボ治療で、前歯の後退量を最大化するには、いくつかの重要な条件があります。 適切な抜歯部位の選択 口ゴボの改善には、多くの場合、抜歯が必要になります。一般的には上顎の第一小臼歯、下顎の第二小臼歯を抜歯することが多いですが、患者さまの歯並びや骨格の状態によって最適な抜歯部位は異なります。 犬歯の位置が本来より前方にずれている場合、犬歯を歯根ごと後方に移動(歯体移動)する必要があります。犬歯が十分に後退しないと、前歯4本(切歯)をしっかりと後方に移動できず、口元の改善も不十分になってしまいます。 アンカースクリューの適切な配置 アンカースクリューの埋入位置は、治療効果に大きく影響します。上顎の場合、口蓋部(上顎の天井部分)にアンカースクリューを埋入することが推奨されています。 口蓋部は骨が硬く厚みがあるため、アンカースクリューが脱落しにくく、また歯根がないため安全に埋入できます。上顎の奥歯を支えている歯槽骨は柔らかくスポンジ状のため、アンカースクリューが脱落しやすく、歯根損傷のリスクもあるため、口蓋部への埋入が理想的です。 適切な矯正力のコントロール 前歯を後退させる際の力の大きさも重要です。過度な力をかけると歯根吸収や歯肉退縮のリスクが高まります。一方、力が弱すぎると治療期間が長くなります。 一般的に、前歯の後退には150〜200g程度の力が適切とされています。アンカースクリューを用いることで、この適切な力を持続的にかけることができ、効率的な歯の移動が可能になります。 歯周組織の健康状態 歯周病がある場合、歯を大きく動かすことは困難です。歯周組織が健康であることが、前歯を安全に後退させるための前提条件となります。 矯正治療前に歯周病の治療を行い、歯周組織を健康な状態に保つことが重要です。また、矯正治療中も定期的な歯周病チェックと適切な口腔衛生管理が必要です。 抜歯併用の必要性と効果 口ゴボの改善には、多くの場合、抜歯が必要になります。 抜歯を行うことで、前歯を後退させるためのスペースを確保できます。アンカースクリューと抜歯を併用することで、前歯の後退量を最大化し、口元の大きな改善が期待できます。 抜歯が必要なケース 以下のような場合、抜歯が推奨されます。 前歯の突出が大きく、非抜歯では十分な改善が見込めない場合 歯列の叢生(重なり)が大きく、歯を並べるスペースが不足している場合 Eラインから唇が大きく突出しており、審美的な改善を強く希望する場合 口唇閉鎖不全があり、機能的な改善が必要な場合 非抜歯で対応できるケース 一方、以下のような場合は、非抜歯での治療も検討できます。 前歯の突出が軽度で、歯の傾斜調整だけで改善できる場合 歯列の拡大やIPR(歯と歯の間を少し削る処置)でスペースを確保できる場合 骨格的なズレが小さく、前歯の位置調整だけで改善できる場合 ただし、非抜歯での治療を選択した場合、前歯の後退量には限界があり、口元の改善も限定的になる可能性があります。患者さまの希望と治療目標を考慮し、最適な治療方針を決定することが重要です。 抜歯とアンカースクリューの相乗効果 抜歯とアンカースクリューを併用することで、以下のような相乗効果が得られます。 抜歯スペースを最大限に活用し、前歯を大きく後退させることができる 奥歯の前方移動を防ぎ、抜歯スペースが前歯の後退に効率的に使われる 治療期間が短縮される可能性がある 外科手術を回避できるケースが増える 実際の治療例では、上顎左右の第一小臼歯と下顎左右の第二小臼歯を抜歯し、アンカースクリューを用いて前歯を後退させることで、重度の口ゴボが大きく改善されたケースが多数報告されています。 治療期間と費用の目安 アンカースクリューを用いた口ゴボ治療の期間と費用について、具体的な目安をお伝えします。 治療期間 アンカースクリューを併用した矯正治療の期間は、一般的に2〜3年程度です。 治療期間は、口ゴボの重症度、抜歯の有無、患者さまの年齢や歯の動きやすさによって異なります。アンカースクリューを使用することで、従来の方法よりも治療期間が短縮される可能性があります。 治療の流れは以下の通りです。 初診・カウンセリング(無料) 精密検査(レントゲン撮影、歯型採取、写真撮影など) 診断・治療計画の説明 抜歯(必要な場合) 矯正装置の装着 アンカースクリューの埋入 定期的な調整(月1回程度) 矯正装置の除去 保定期間(後戻り防止のためのリテーナー使用) 費用の目安 矯正治療は基本的に自由診療となり、費用は医院によって異なります。 一般的な費用の内訳は以下の通りです。 矯正相談:無料〜5,000円程度 精密検査:30,000〜50,000円程度 矯正治療費(装置代含む):700,000〜1,200,000円程度 アンカースクリュー:1本あたり20,000〜50,000円程度(2〜4本使用) 調整料:月額3,000〜5,000円程度(医院によっては無料) 保定装置:30,000〜50,000円程度 表参道AK歯科・矯正歯科では、トータルフィーシステムを採用しており、矯正相談は無料、毎月の調整料や保定管理料も無料です。治療費は明確で、クレジットカードやデンタルローンも利用可能です。 矯正治療は医療費控除の対象となる場合があります。口ゴボの改善が機能的な問題(噛み合わせや口唇閉鎖不全など)の解決を目的とする場合、医療費控除を受けられる可能性があります。詳しくは税務署や医院にご相談ください。 アンカースクリュー治療のリスクと注意点 アンカースクリューを用いた矯正治療には、多くのメリットがありますが、いくつかのリスクや注意点も存在します。 脱落のリスク アンカースクリューは、骨に機械的に固定されているだけで、インプラントのように骨と結合するわけではありません。そのため、埋入後に緩んで脱落する可能性があります。 脱落率は一般的に5〜10%程度とされていますが、口蓋部に埋入した場合は脱落率が低くなります。脱落した場合は、再度埋入することで治療を継続できます。 痛みや腫れ アンカースクリューの埋入時には局所麻酔を行うため、施術中の痛みはほとんどありません。施術後に軽度の痛みや腫れが生じることがありますが、通常は数日で治まります。 治療中にアンカースクリュー周囲の歯肉に炎症が起こることがあります。適切な口腔衛生管理により、炎症のリスクを最小限に抑えることができます。 歯根損傷のリスク アンカースクリューを歯槽骨に埋入する際、歯根に接触するリスクがあります。しかし、事前にレントゲンやCT撮影で歯根の位置を正確に把握し、安全な位置に埋入することで、このリスクを最小限に抑えることができます。 口蓋部への埋入は歯根がないため、歯根損傷のリスクがなく、より安全です。 金属アレルギー アンカースクリューはチタン製のため、金属アレルギーのリスクは非常に低いです。しかし、チタンアレルギーをお持ちの方は、事前に医師にご相談ください。 まとめ:口ゴボ改善の可能性と最適な治療選択 アンカースクリューを用いた矯正治療は、口ゴボの改善において非常に有効な方法です。 従来の矯正治療では難しかった大きな前歯の後退が可能になり、外科手術を回避できるケースも増えています。特に歯列性の口ゴボや、骨格性の問題が軽度から中等度の場合、アンカースクリューと抜歯を併用することで、大きな改善が期待できます。 しかし、すべての口ゴボがアンカースクリューだけで改善できるわけではありません。骨格性の問題が強い場合や、前歯の後退量に限界がある場合は、外科手術が必要になることもあります。 重要なのは、患者さま一人ひとりの状態を正確に診断し、最適な治療方針を立案することです。当院では、経験豊富な院長がすべての診断・治療計画を担当し、3DスキャナーやAI分析などの最新デジタル機器を用いた正確な診断を行っています。 口ゴボでお悩みの方は、まずは無料カウンセリングでご相談ください。あなたの口元の悩みを解決するための最適な治療法をご提案いたします。 表参道AK歯科・矯正歯科では、矯正治療実績が累計1,000件以上あり、他院で断られた難症例やセカンドオピニオンにも対応しています。矯正と一般歯科を同じ医院で完結できるため、矯正治療中の虫歯も早期発見・治療が可能です。 詳しくは、表参道AK歯科・矯正歯科の公式サイトをご覧ください。あなたの理想の笑顔を実現するために、私たちが全力でサポートいたします。 表参道AK歯科・矯正歯科 院長:小室 敦 https://doctorsfile.jp/h/197421/df/1/ 略歴 日本歯科大学 卒業 日本歯科大学附属病院 研修医 都内歯科医院 勤務医 都内インプラントセンター 副院長 都内矯正歯科専門医院 勤務医 都内審美・矯正歯科専門医院 院長 所属団体 日本矯正歯科学会 日本口腔インプラント学会 日本歯周病学会 日本歯科審美学会 日本臨床歯科学会(東京SJCD) 包括的矯正歯科研究会 下間矯正研修会インストラクター レベルアンカレッジシステム(LAS) 参加講習会 口腔インプラント専修医認定100時間コース JIADS(ペリオコース) 下間矯正研修会レギュラーコース 下間矯正研修会アドバンスコース 石井歯内療法研修会 SJCDレギュラーコース SJCDマスターコース SJCDマイクロコース コンセプトに基づく包括的矯正治療実践ベーシックコース (綿引 淳一 先生) 新臨床歯科矯正学研修会専門医コース 診断・治療編(石川 晴夫 先生) 新臨床歯科矯正学研修会専門医コース 応用編(石川 晴夫 先生) レベルアンカレッジシステム(LAS)レギュラーコース 他多数参加
2026.01.20
ワイヤー矯正で口元を下げる“設計”とは?抜歯・IPR・遠心移動の適応を専門的に解説
ワイヤー矯正で口元を下げる“設計”とは?抜歯・IPR・遠心移動の適応を専門的に解説 口元を引っ込める矯正治療の「設計」とは 「口ゴボ」と呼ばれる口元の突出感を改善したい・・・そんな悩みを抱える患者さまは少なくありません。 ワイヤー矯正で口元を下げるためには、単に歯を並べるだけでは不十分です。治療の成否を決めるのは、実は「治療設計」にあります。どの歯をどの方向にどれだけ動かすのか、抜歯が必要なのか、それとも別の方法でスペースを確保できるのか・・・これらを0.1mm単位で診断し、計画を立てることが求められます。 建物を建てる際に設計図が必要なように、矯正治療にも緻密な設計図が必要です。しかし、治療の設計図をルーティンで作成している矯正医は全体のわずか6%という報告もあります。設計図がないと、勘と経験だけが頼りとなり、治療期間が伸びたり、思わしくない結果になるリスクが高まります。 この記事では、口元を下げるための治療設計について、抜歯、IPR、遠心移動といったスペース確保の方法と、それぞれの適応基準を専門的な視点から解説します。 治療設計の要「セファロ分析」とは 口元を下げる矯正治療において、最も重要な診断資料が「セファロ分析」です。 セファロとは、横顔のレントゲン写真から骨格や歯の位置を計測・分析する手法のこと。鼻先、上唇、下唇、顎先の位置関係を数値化し、骨格的に顎や歯がどこに位置するのかを正確に診断します。この分析なしに、適切な治療方針を立てることはできません。 セファロ分析で分かること セファロ分析では、以下のような項目を評価します。 上下顎の前後的な位置関係・・・上顎が前に出ているのか、下顎が後ろに下がっているのか 前歯の角度と位置・・・前歯がどの程度前方に傾斜しているか Eラインとの関係・・・鼻先と顎先を結んだ線に対して、唇がどの位置にあるか 顔面の縦の比率・・・下顔面の長さが口元の突出感に与える影響 これらのデータを総合的に判断することで、「抜歯が必要か」「どの歯を抜くべきか」「どれくらい口元を下げられるか」といった治療方針が明確になります。 Eラインは絶対的な基準ではない Eラインは、1950年代に米国の矯正歯科医リケッツ先生が提唱した指標で、鼻先と顎先を結んだ線のことです。この線から唇がどれだけ前に出ているかで、口元の突出感を評価します。 ただし、Eラインは欧米人の骨格を基準に設計されたものです。日本人は欧米人に比べて鼻が低く、顎が控えめな傾向があるため、唇がEラインより前にあっても自然なことが多いのです。それを無理に欧米基準に合わせようとすると、不自然な横顔になる可能性があります。 矯正治療の現場では、Eラインはあくまで「ひとつの目安」にすぎません。ナソラビアルアングル(鼻と上唇が作る角度)、サブナザーレ-パーペンディキュラー(上下唇距離)、顔面のバーティカルプロポーション(縦の比率)、口唇閉鎖能(口が自然に閉じられるかどうか)など、複数の指標を総合的に評価することが重要です。 スペース確保の方法①「抜歯」 口元を大きく引っ込めたい場合、最も確実な方法が「抜歯」です。 一般的には、前から4番目の歯(第一小臼歯)を抜くことが多く、これにより片側約7〜8mmのスペースを確保できます。上下左右で4本抜歯すれば、合計で約28〜32mmのスペースが得られ、前歯を大きく後方に移動させることが可能になります。 抜歯が検討されやすいケース 以下のような症例では、抜歯による治療が検討されやすくなります。 上下顎前突・・・上下の前歯が両方とも前方に突出している典型的な「口ゴボ」 重度の叢生・・・歯の重なりが強く、非抜歯では並べるスペースが不足 Eラインから大きく唇が前に出ている・・・口元の突出感が顕著 口唇閉鎖不全・・・口が自然に閉じられず、常に力を入れないと閉じられない 抜歯矯正のメリットは、口元の変化が大きく、Eラインが整いやすいこと。デメリットは、健康な歯を失うこと、歯の移動距離が長いため治療期間がやや長くなる傾向があることです。 抜歯を避けたい場合の選択肢 「健康な歯を抜きたくない」という患者さまの声は多く聞かれます。その場合、IPR(歯を削る)、遠心移動(歯を後ろに下げる)、歯列拡大(歯列を横に広げる)といった方法でスペースを確保できる可能性があります。 ただし、これらの方法で確保できるスペースには限界があります。無理に非抜歯で治療を進めると、「口ゴボが改善されない」「治療後に後戻りしやすい」「歯が骨の外に飛び出してしまう」といったリスクが生じます。 スペース確保の方法②「IPR(ディスキング)」 IPR(Interproximal Reduction)とは、歯の隣接面(横の部分)のエナメル質を、専用のヤスリやディスクでわずかに削合し、隙間を作る処置です。 歯の表面にある「エナメル質」の厚さは約1〜2mmです。IPRで削るのは、そのうちの0.2〜0.5mm程度(名刺1〜2枚分の厚さ)であり、神経のない最表層のみです。そのため、麻酔は不要で痛みもありません。 IPRのメリット 健康な歯を抜かずに済む・・・抜歯を避けたい患者さまにとって有効 歯の形を整えられる・・・ブラックトライアングル(歯茎の隙間)を改善できる 後戻りしにくくなる・・・歯の接触面が「面」になり、安定性が向上 IPRの注意点 IPRで作れるスペースには限界があります。全顎で最大5〜6mm程度が目安です。軽度の叢生や、わずかに口元を引っ込めたい場合には有効ですが、重度の症例では不十分な場合があります。 また、健康な歯を削ることに抵抗を感じる方もいらっしゃいます。ただし、削るのはエナメル質の安全圏内であり、適切に行えば虫歯のリスクが高まることはありません。 スペース確保の方法③「遠心移動」 遠心移動とは、一番奥の歯から順番に後方(喉の方向)へスライドさせ、前歯を並べるスペースを作る方法です。 この方法は、マウスピース矯正(インビザライン)で注目されることが多いですが、ワイヤー矯正でも「歯科矯正用アンカースクリュー」を併用することで、より確実に遠心移動を行うことができます。 アンカースクリューとは アンカースクリューとは、歯茎の骨に直径1.5mm程度の小さなネジを埋め込み、そこを固定源にして歯を引っ張る技術です。 確実性・・・固定源が動かないため、狙った通りに奥歯を下げられる 痛み・・・処置は局所麻酔下で行い、痛みはほとんどない 代償・・・遠心移動を行う場合、スペース確保のために「親知らず」の抜歯がほぼ必須 遠心移動が適応となる症例 遠心移動が適応となるのは、以下のような条件を満たす場合です。 奥歯の後方に十分なスペースがある・・・顎が小さい場合は難しい 軽度〜中等度の症例・・・重度の出っ歯や叢生には不向き 骨格に問題がない・・・骨格性の問題がある場合は外科手術が必要 日本人は奥歯の後方の骨の奥行きが少ない傾向があり、遠心移動ができないこともあります。また、マウスピース矯正単独の遠心移動の限界は2mm程度といわれており、それ以上のスペースが必要な場合は、ワイヤー矯正やアンカースクリューの併用が推奨されます。 遠心移動の失敗例 遠心移動は難しい技術のため、失敗する可能性もあります。計画通りに歯が奥に移動しなかったり、奥歯が傾斜してしまったり、前歯が前方に飛び出してしまったりするケースがあります。 こうした失敗を避けるためには、精密な診断と治療計画、そして確実な固定源(アンカースクリュー)の使用が重要です。   スペース確保の方法④「歯列拡大」 歯列拡大とは、狭くなっている歯列(V字型)を、理想的なU字型に広げることでスペースを作る方法です。 ここで重要な事実があります。成長期の子供(小児矯正)であれば、骨の継ぎ目を広げて「顎の骨自体」を拡大できます。しかし、大人の骨はもう広がりません。大人の歯列拡大とは、内側に倒れている歯を起こしたり、歯槽骨(歯を支える骨)の安全な範囲内で歯を外側に移動させることを指します。 歯列拡大のメリットとリスク 歯列拡大のメリットは、抜歯を避けられる可能性があること、口腔内のスペースが広がることです。デメリットは、拡大できる範囲に限界があること、無理に拡大すると歯が骨の外に飛び出してしまうリスクがあることです。 特に、歯槽骨の薄い部分に無理に歯を動かすと、歯肉退縮(歯茎が下がる)や歯根露出といった問題が生じる可能性があります。そのため、歯列拡大は慎重に適応を見極める必要があります。 骨格タイプ別の治療戦略 口元の突出感は、歯の位置だけでなく、骨格のバランスにも大きく影響されます。骨格タイプによって、適切な治療戦略が異なります。 タイプA:上下顎前突(上下ともに出っ張る典型的な口ゴボ) 上下の前歯が両方とも前方に突出している状態です。このタイプは、抜歯矯正が最も効果的なケースが多いです。上下左右の第一小臼歯を抜歯し、前歯を大きく後方に移動させることで、口元の突出感を大幅に改善できます。 タイプB:上顎前突(上顎だけ出ている) 上顎の前歯だけが前方に突出している状態です。このタイプは、上顎のみの抜歯、または遠心移動で対応できる場合があります。下顎は正常な位置にあるため、上顎だけを後方に移動させることで、バランスの取れた口元を実現できます。 タイプC:下顎後退(下顎が小さいため上顎が出て見える) 下顎が小さく後方に位置しているため、相対的に上顎が出て見える状態です。このタイプは、無理に上顎を引っ込めると、さらに不自然な横顔になる可能性があります。 成長期であれば、下顎の成長を促す治療が有効です。成人の場合は、外科矯正(下顎を前方に移動させる手術)を併用することで、理想的な横顔を実現できる場合があります。 このタイプで注意すべきは、「下顎が下がっているところに口元を合わせ過ぎる」ことです。本来なら、平均から引っ込みすぎている下顎を基準にするのではなく、顔全体のバランスを考慮した治療計画が必要です。 治療設計における重要な考慮事項 口元を下げる治療設計では、以下のような要素も考慮する必要があります。 年齢と顔貌の変化 年齢を考慮していなかったために、治療後に「口元が下がりすぎた」と感じるケースがあります。加齢とともに、唇のボリュームは減少し、口元は自然に引っ込んでいく傾向があります。若い時期に口元を引っ込めすぎると、年齢を重ねた際に老けた印象になる可能性があります。 ほうれい線への影響 口元を大きく引っ込めると、ほうれい線が目立つようになる場合があります。特に、もともと頬の脂肪が少ない方や、皮膚のハリが低下している方では、この傾向が顕著です。治療前に、ほうれい線への影響も考慮した治療計画を立てることが重要です。 鼻下の長さ 口元を引っ込めると、鼻下の長さが長く見えることがあります。これは、上唇が後方に移動することで、鼻と上唇の距離が相対的に長く見えるためです。鼻下が長いと、老けた印象や間延びした印象を与える可能性があります。 下顎の粘膜の厚み 下顎の粘膜が薄い方では、口元を引っ込めすぎると、下唇が薄く見えたり、顎先が目立ちすぎたりする場合があります。治療前に、軟組織の厚みも評価することが重要です。 患者さまの好みとのすり合わせ 「自分好みの顔とは違った」という後悔を避けるためには、治療前に患者さまの希望をしっかりと聞き取り、治療後の顔貌をシミュレーションすることが重要です。横顔の写真やセファロ分析をもとに、「どれくらい口元を下げるか」を患者さまと一緒に決定していきます。 表参道AK歯科・矯正歯科の治療設計へのこだわり 当院では、治療開始前に必ず治療の設計図を作成し、患者さまごとの骨格やご希望を踏まえた治療のゴールと治療計画を明確にしています。 抜歯の必要の有無や、どの歯をどの方向にどれだけ動かすのかを0.1mm単位で診断し、治療後の顔貌の変化もシミュレーションしてご説明しています。また、矯正治療のゴールとして、きれいに並んだ歯列、よく噛める咬み合わせに加えて、きれいなフェイスラインの獲得をめざしています。 美しいフェイスラインは人種によっても基準が異なり、日本人には日本人の美しいフェイスラインというものがあります。当院の院長は、日本人のフェイスラインの基準を示した学術論文の共同研究者でもあり、美しいフェイスラインにこだわりをもって治療しています。 診断力の高さは、緻密な治療計画をどれだけ多くこなしてきたかによって培われます。当院の院長は矯正歯科専門で25年以上のキャリアがあり、歯科医師向けの診断セミナーや他院のドクターに対しての症例相談会の講師も務めており、数多くの症例を見てきています。 まとめ:口元を下げる治療は「設計」が9割 ワイヤー矯正で口元を下げるためには、緻密な治療設計が不可欠です。 抜歯、IPR、遠心移動、歯列拡大・・・それぞれの方法には、メリットとデメリット、適応となる症例と適応外の症例があります。どの方法を選択するかは、セファロ分析をはじめとする精密な診断に基づいて決定されます。 また、骨格タイプ、年齢、ほうれい線、鼻下の長さ、患者さまの好みなど、多くの要素を総合的に考慮することが重要です。設計図のない治療は、勘と経験だけが頼りとなり、思わしくない結果を招くリスクが高まります。 口元を引っ込めたいとお考えの方は、まず信頼できる矯正歯科で精密な診断を受け、治療の設計図を確認することをおすすめします。 表参道AK歯科・矯正歯科では、無料カウンセリングを実施しております。口元の悩み、治療方法、費用など、どんなことでもお気軽にご相談ください。あなたに最適な治療設計をご提案いたします。 詳しくはこちら|表参道AK歯科・矯正歯科 表参道AK歯科・矯正歯科 院長:小室 敦 https://doctorsfile.jp/h/197421/df/1/ 略歴 日本歯科大学 卒業 日本歯科大学附属病院 研修医 都内歯科医院 勤務医 都内インプラントセンター 副院長 都内矯正歯科専門医院 勤務医 都内審美・矯正歯科専門医院 院長 所属団体 日本矯正歯科学会 日本口腔インプラント学会 日本歯周病学会 日本歯科審美学会 日本臨床歯科学会(東京SJCD) 包括的矯正歯科研究会 下間矯正研修会インストラクター レベルアンカレッジシステム(LAS) 参加講習会 口腔インプラント専修医認定100時間コース JIADS(ペリオコース) 下間矯正研修会レギュラーコース 下間矯正研修会アドバンスコース 石井歯内療法研修会 SJCDレギュラーコース SJCDマスターコース SJCDマイクロコース コンセプトに基づく包括的矯正治療実践ベーシックコース (綿引 淳一 先生) 新臨床歯科矯正学研修会専門医コース 診断・治療編(石川 晴夫 先生) 新臨床歯科矯正学研修会専門医コース 応用編(石川 晴夫 先生) レベルアンカレッジシステム(LAS)レギュラーコース 他多数参加
2026.01.19
口ゴボは「歯並び」?「骨格」?矯正で治るタイプの見分け方
口ゴボは「歯並び」?「骨格」?矯正で治るタイプの見分け方 「横顔を見るたび、口元が前に出ている気がする」「Eラインが整っていなくて、写真に写るのが苦手」……そんな悩みを抱えていませんか? 口元の突出、いわゆる「口ゴボ」は、見た目の印象だけでなく、口呼吸や虫歯リスクの増加、発音のしづらさなど、機能面でも影響を及ぼすことがあります。 実は、口ゴボには大きく分けて二つの原因があります。 ひとつは「歯並びや歯の傾き」が原因の「歯列性口ゴボ」、もうひとつは「顎の骨格そのもの」が原因の「骨格性口ゴボ」です。前者は矯正治療で改善が期待できますが、後者は外科的な治療が必要になる場合もあります。 つまり、「自分がどちらのタイプなのか」を正確に見極めることが、後悔しない治療選択の第一歩なのです。この記事では、歯列性と骨格性の違い、横顔のEラインや前歯の角度による判定方法、セファロ分析の重要性、さらには抜歯の要否や外科併用の判断基準まで、わかりやすく整理してお伝えします。 口ゴボとは?「歯並び」と「骨格」の違いを理解する 「口ゴボ」とは、上下の前歯や口元が前方に突出し、横顔で唇が盛り上がって見える状態を指します。 医学的な専門用語ではありませんが、近年では美容意識の高まりとともに、多くの方が気にするようになりました。 口ゴボの原因は大きく二つに分けられます。ひとつは「歯列性口ゴボ」、もうひとつは「骨格性口ゴボ」です。歯列性は歯の傾きや並び方に問題があるタイプで、矯正治療によって改善が可能です。一方、骨格性は顎の骨格そのものに由来するため、矯正だけでは限界があり、外科的な治療を併用する場合もあります。 歯列性口ゴボの特徴 歯列性口ゴボは、前歯が前方に傾いていたり、歯列全体が前に押し出されていることが原因です。 このタイプでは、顎の骨格自体は正常範囲にあることが多く、**歯の位置を後方に動かすことで口元の突出感を改善できます**。具体的には、抜歯をしてスペースを確保したり、歯を削ってスペースをつくる「IPR(ディスキング)」を行ったり、奥歯を後方に移動させる方法があります。 歯列性口ゴボの場合、マウスピース矯正やワイヤー矯正などの一般的な矯正治療で対応可能です。私がこれまで診てきた患者さまの中でも、歯列性口ゴボの方は矯正治療によって劇的に横顔の印象が変わるケースが多く、治療後に「写真を撮るのが楽しくなりました」と喜ばれることが少なくありません。 骨格性口ゴボの特徴 骨格性口ゴボは、上顎が前に出ている「上顎前突」や、下顎が後ろに引っ込んでいる「下顎後退」など、**顎の骨格そのものに問題があるタイプ**です。 このタイプでは、歯並びが整っていても口元が前に出て見えることがあります。骨格的な問題が大きい場合、矯正治療だけでは十分な改善が得られず、外科手術を併用する「外科矯正」が必要になることもあります。 ただし、骨格性であっても軽度の場合は、矯正治療である程度の改善が見込めるケースもあります。日本矯正歯科学会の研修を通じて学んだ知見では、骨格性口ゴボの診断には精密なセファロ分析が不可欠であり、治療計画の立案には高度な専門知識が求められます。 自分がどちらのタイプか見極める重要性 歯列性か骨格性かを正確に見極めることは、治療方針を決定する上で非常に重要です。 自己判断で「歯並びが整っているから問題ない」と考えるのは危険です。歯列が整っていても骨格的な要因で口ゴボに見えるケースが少なくありません。逆に、骨格に問題がなくても歯の傾きによって突出感が強調される場合もあります。 専門的な検査と診断を受けることで、自分に合った最適な治療法を選択できます。 横顔のEラインで判定する口ゴボのタイプ 横顔の美しさを測る指標として、「Eライン」がよく用いられます。 Eラインとは、鼻先と顎先を結んだ直線のことで、この線上か少し内側に唇があると調和が取れているとされます。口ゴボではこのEラインから唇が大きく前に出てしまい、横顔の印象に影響を及ぼします。 Eラインを基準にすることで、口ゴボの程度や原因をある程度判断できます。ただし、日本人は欧米人に比べて鼻や顎の骨格が小さいため、Eラインよりやや前に唇が出ていることは自然な特徴でもあります。 Eラインのセルフチェック方法 自宅で簡単にEラインをチェックする方法があります。 定規やペンのような真っすぐな物を用意し、鼻の先端と顎の先端に付けるように添えます。このとき、上唇がやや離れ、下唇の先端が定規に軽く触れるくらいであれば、理想のEラインの横顔となります。 もし唇が定規に強く押し当たるようであれば、口元が前に出ている可能性があります。逆に定規に全く触れないようであれば、口元が引っ込んでいる可能性があります。定規が手元にない場合は、人差し指でも簡易的にチェックできます。 Eラインから見る歯列性と骨格性の違い Eラインから唇が前に出ている場合、その原因が歯列性か骨格性かを見極める必要があります。 歯列性の場合、前歯の傾きや歯列全体の位置が原因であるため、矯正治療で歯を後方に移動させることでEラインが改善されます。一方、骨格性の場合は、上顎や下顎の骨格そのものが前後にズレているため、矯正だけでは限界があります。 Eラインのチェックはあくまで目安であり、正確な診断には専門的な検査が必要です。 鼻や顎の形状も影響する Eラインは鼻先と顎先を結んだ線であるため、鼻や顎の形状も横顔の印象に大きく影響します。 たとえば、鼻が低い場合や顎が小さい場合、歯並びや骨格に問題がなくてもEラインから唇が前に出て見えることがあります。逆に、鼻が高い場合や顎が大きい場合は、口元が引っ込んで見えることもあります。 このように、Eラインは口元だけでなく、顔全体のバランスを考慮する必要があります。 前歯の角度と傾きで見分ける歯列性口ゴボ 歯列性口ゴボの大きな特徴は、前歯が前方に傾いていることです。 前歯の角度を確認することで、歯列性か骨格性かをある程度判断できます。前歯が極端に前に傾いている場合、歯列性口ゴボの可能性が高く、矯正治療で改善が期待できます。 一方、前歯の角度が正常範囲にあるにもかかわらず口元が前に出ている場合は、骨格性口ゴボの可能性が高くなります。 前歯の傾きをチェックする方法 前歯の傾きは、鏡で横顔を見ながら確認できます。 上の前歯が唇を押し出すように前方に傾いている場合、歯列性口ゴボの可能性があります。また、前歯を指で軽く押してみて、後ろに動く余地がある場合も歯列性の特徴です。 ただし、自己判断には限界があるため、正確な診断には歯科医院での検査が必要です。 歯列性口ゴボの原因 歯列性口ゴボの原因には、先天的なものと後天的なものがあります。 先天的な原因としては、遺伝的に歯が大きい、顎が小さいなどが挙げられます。後天的な原因としては、口呼吸、舌の位置や舌癖、指しゃぶり、おしゃぶり、爪を噛む癖、下唇を噛む癖などがあります。 これらの習癖が続くと、前歯が前方に押し出され、歯列性口ゴボが進行することがあります。 矯正治療で改善できる範囲 歯列性口ゴボは、矯正治療で大きく改善できます。 具体的には、抜歯をしてスペースを確保し、前歯を後方に移動させる方法が一般的です。また、歯を削ってスペースをつくる「IPR(ディスキング)」や、奥歯を後方に移動させる方法もあります。 マウスピース矯正やワイヤー矯正など、さまざまな治療法があり、患者さまの状態や希望に合わせて選択できます。 セファロ分析で正確に診断する骨格性口ゴボ 骨格性口ゴボを正確に診断するには、セファロ分析が欠かせません。 セファロ分析とは、頭部X線規格写真(セファログラム)を用いて、顎の骨格や歯の位置関係を詳細に分析する方法です。この分析により、上顎や下顎の前後的な位置関係、歯の傾き、顔面の成長パターンなどを客観的に評価できます。 セファロ分析は矯正治療の診断において非常に重要な役割を果たします。 セファロ分析でわかること セファロ分析では、以下のような情報が得られます。 上顎や下顎の前後的な位置関係、上下の前歯の傾き(角度)、顔面の垂直的なバランス、顎関節の状態、気道のスペースなどです。これらの情報を総合的に評価することで、口ゴボの原因が歯列性か骨格性かを正確に判断できます。 また、治療後の予測シミュレーションも可能です。 骨格性口ゴボの診断基準 セファロ分析により、上顎や下顎の位置が正常範囲から大きく外れている場合、骨格性口ゴボと診断されます。 たとえば、上顎が前に出すぎている「上顎前突」や、下顎が後ろに引っ込んでいる「下顎後退」などが該当します。これらの骨格的な問題が大きい場合、矯正治療だけでは十分な改善が得られず、外科手術を併用する必要があることもあります。 ただし、骨格性であっても軽度の場合は、矯正治療である程度の改善が見込めます。 セファロ分析の重要性 セファロ分析は、矯正治療の診断において非常に重要です。 自己判断や見た目だけでは、歯列性か骨格性かを正確に見極めることは困難です。セファロ分析により、客観的なデータに基づいた診断が可能になり、最適な治療計画を立案できます。 当院では、最新のデジタル機器を用いたセファロ分析を行い、一人ひとりに合わせたオーダーメイド治療を提供しています。 抜歯の要否と外科併用の判断基準 口ゴボの治療において、抜歯が必要かどうかは重要な判断ポイントです。 歯列性口ゴボの場合、前歯を大きく後退させる必要がある場合は、抜歯してスペースを確保することが一般的です。一方、非抜歯で治療できるケースもあります。また、骨格性口ゴボの場合は、外科手術を併用する「外科矯正」が必要になることもあります。 ここでは、抜歯の要否と外科併用の判断基準について解説します。 抜歯が必要なケース 以下のような場合、抜歯が必要になることがあります。 前歯を大きく後退させる必要がある場合、歯列全体が前に押し出されている場合、顎のスペースが不足している場合、歯が大きく並びきらない場合などです。 抜歯をすることで、前歯を後方に移動させるスペースを確保し、口元の突出感を大きく改善できます。一般的には、小臼歯(前から4番目または5番目の歯)を抜歯することが多いです。 非抜歯で治療できるケース 以下のような場合、非抜歯で治療できることがあります。 前歯の傾きが軽度の場合、歯を削ってスペースをつくる「IPR(ディスキング)」で対応できる場合、奥歯を後方に移動させる方法で対応できる場合などです。 非抜歯治療は、歯を抜かずに済むというメリットがありますが、口元の改善効果は抜歯治療に比べて限定的になることがあります。 外科矯正が必要なケース 骨格性口ゴボで、顎の骨格のズレが大きい場合、外科手術を併用する「外科矯正」が必要になることがあります。 外科矯正では、顎の骨を切って位置を調整する手術を行い、その後に矯正治療で歯並びを整えます。外科矯正は、矯正治療だけでは改善が難しい重度の骨格性口ゴボに対して有効です。 ただし、手術を伴うため、治療期間が長くなり、身体的な負担も大きくなります。 当院での治療方針 当院では、セファロ分析や3Dスキャナーなどのデジタル機器を用いて、一人ひとりの状態を正確に診断します。 その上で、抜歯の要否や外科併用の必要性を判断し、患者さまと十分に話し合いながら最適な治療計画を立案します。難症例や他院で断られた方も、ぜひご相談ください。 口呼吸・舌癖が口ゴボに与える影響 口ゴボの原因には、口呼吸や舌癖などの生活習慣も大きく関わっています。 口呼吸が習慣になっていると、口が常に開いた状態になり、唇や頬の筋肉が弱まります。また、舌が上顎に適切に位置せず、前歯を舌で押してしまう癖がつくことがあります。 これらの習癖が続くと、前歯が前方に押し出され、口ゴボが進行することがあります。 口呼吸が口ゴボを引き起こすメカニズム 口呼吸が習慣化すると、舌の位置が下がり、上顎の成長が不十分になることがあります。 正しい舌の位置は、口を閉じたときに舌全体が上顎に軽く吸い付いている状態です。しかし、口呼吸をしていると、舌が常に下顎に落ちてしまい、上顎が十分に成長しません。その結果、歯列が狭くなり、前歯が前方に押し出されることがあります。 また、口が開いた状態が続くと、唇や頬の筋肉が弱まり、前歯を内側に押さえる力が不足します。 舌癖が口ゴボを悪化させる 舌癖とは、舌で前歯を押したり、舌を前に突き出す癖のことです。 舌突出癖や低位舌などの舌癖があると、前歯が前方に押し出され、口ゴボが進行します。また、舌癖は開咬(前歯が噛み合わない状態)の原因にもなります。 舌癖を改善するには、舌のトレーニングや筋機能療法(MFT)が有効です。 口呼吸・舌癖の改善方法 口呼吸や舌癖を改善するには、以下のような方法があります。 鼻呼吸を意識する、舌のトレーニングを行う、筋機能療法(MFT)を受ける、口腔筋機能療法士の指導を受けるなどです。 口呼吸や舌癖を改善することで、矯正治療の効果が高まり、治療後の後戻りを防ぐことができます。当院では、矯正治療と並行して、口呼吸や舌癖の改善指導も行っています。 後悔しない治療選択のために知っておくべきこと 口ゴボの治療を成功させるには、正確な診断と適切な治療選択が欠かせません。 自己判断や見た目だけで治療法を選ぶと、期待した効果が得られなかったり、後戻りしてしまうことがあります。ここでは、後悔しない治療選択のために知っておくべきポイントをまとめます。 専門的な診断を受ける重要性 口ゴボの原因が歯列性か骨格性かを正確に見極めるには、専門的な診断が必要です。 セファロ分析や3Dスキャナーなどの最新デジタル機器を用いた精密検査により、客観的なデータに基づいた診断が可能になります。当院では、豊富な臨床経験を持つ院長がすべての診断・治療計画を担当し、一人ひとりに最適な治療をご提案しています。 治療法の選択肢を理解する 口ゴボの治療には、さまざまな選択肢があります。 表側矯正、裏側(舌側)矯正、マウスピース矯正、部分矯正、外科矯正など、それぞれにメリット・デメリットがあります。自分の状態や希望に合わせて、最適な治療法を選択することが大切です。 当院では、複数の治療法に対応しており、患者さまと十分に話し合いながら治療計画を立案します。 治療期間と費用を確認する 矯正治療の期間や費用は、治療法や症例の難易度によって異なります。 一般的に、抜歯を伴う矯正治療は2〜3年程度、非抜歯の場合は1〜2年程度かかります。外科矯正の場合は、さらに長期間になることがあります。 当院では、トータルフィーシステムを採用しており、矯正相談は無料、毎月の調整料や保定管理料も無料です。クレジットカードやデンタルローンも利用可能ですので、お気軽にご相談ください。 セカンドオピニオンも検討する 他院で「治療が難しい」と言われた方や、治療方針に不安がある方は、セカンドオピニオンを検討することをおすすめします。 当院では、他院で断られた難症例にも対応しており、豊富な実績と高度な技術を活かして最適な治療法をご提案します。まずは無料カウンセリングで、お悩みを詳しくお聞かせください。 まとめ 口ゴボは「歯並び」が原因の歯列性と、「骨格」が原因の骨格性に大きく分けられます。 歯列性口ゴボは矯正治療で改善が期待できますが、骨格性口ゴボは外科手術を併用する必要がある場合もあります。自分がどちらのタイプなのかを正確に見極めるには、横顔のEライン、前歯の角度、セファロ分析などの専門的な診断が欠かせません。 また、抜歯の要否や外科併用の判断、口呼吸や舌癖の影響なども考慮する必要があります。後悔しない治療選択のためには、専門的な診断を受け、自分の状態や希望に合わせた最適な治療法を選ぶことが大切です。 当院では、豊富な臨床経験を持つ院長による精密診断と、最新のデジタル機器を用いた正確な分析により、一人ひとりに合わせたオーダーメイド治療を提供しています。矯正治療実績は累計1,000件以上あり、難症例やセカンドオピニオンにも対応しています。 口ゴボでお悩みの方は、ぜひ一度無料カウンセリングにお越しください。あなたの理想の笑顔を実現するために、全力でサポートいたします。 詳しい治療内容や症例については、表参道AK歯科・矯正歯科の公式サイトをご覧ください。 表参道AK歯科・矯正歯科 院長:小室 敦 https://doctorsfile.jp/h/197421/df/1/ 略歴 日本歯科大学 卒業 日本歯科大学附属病院 研修医 都内歯科医院 勤務医 都内インプラントセンター 副院長 都内矯正歯科専門医院 勤務医 都内審美・矯正歯科専門医院 院長 所属団体 日本矯正歯科学会 日本口腔インプラント学会 日本歯周病学会 日本歯科審美学会 日本臨床歯科学会(東京SJCD) 包括的矯正歯科研究会 下間矯正研修会インストラクター レベルアンカレッジシステム(LAS) 参加講習会 口腔インプラント専修医認定100時間コース JIADS(ペリオコース) 下間矯正研修会レギュラーコース 下間矯正研修会アドバンスコース 石井歯内療法研修会 SJCDレギュラーコース SJCDマスターコース SJCDマイクロコース コンセプトに基づく包括的矯正治療実践ベーシックコース (綿引 淳一 先生) 新臨床歯科矯正学研修会専門医コース 診断・治療編(石川 晴夫 先生) 新臨床歯科矯正学研修会専門医コース 応用編(石川 晴夫 先生) レベルアンカレッジシステム(LAS)レギュラーコース 他多数参加

審美歯科

治療内容口元に「美しさ」をプラスする治療
費用¥55,000〜¥165,000(税込)
治療後のリスクセラミックの破折、色調の再現に限界があります

インプラント

治療内容欠損部分に人工歯を取り付ける治療
費用1歯あたり ¥280,000〜¥425,000(税込)
治療後のリスクインプラント周囲炎の可能性があるためメンテナンスが必要

ホワイトニング

治療内容気になる歯の着色を白くする治療
費用¥24,000〜¥48,000(税込)
治療後のリスク場合によっては後戻り・知覚過敏になる可能性があります

矯正歯科

治療内容歯並びをよくする治療
費用110,000〜¥1,320,000(税込)
治療後のリスク場合によっては後戻りが考えられます

ガミースマイル

治療内容歯茎のラインをきれいに整える治療
費用¥16,500〜¥275,000(税込)
治療後のリスク疼痛・出血などを生じる事があります

重度歯周病

治療内容再生療法をはじめ、清掃性の向上のための治療
費用¥27,500~¥77,000(税込)
治療後のリスク疼痛などを生じる事があります

入れ歯

治療内容失った歯を人工歯で補う治療
費用¥110,000~¥495,000(税込)
治療後のリスク疼痛・違和感などを生じる事があります

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